2015年のブラウザ利用状況とユーザー端末環境の行方

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ショップ運営者としてときどきチェックしたいのが、ユーザー(訪問者)の利用しているブラウザや端末の情報。端末とはネットに接続するためのIT機器のこと。

12月31日時点で訪問者の端末の統計は次の通り(当サイトのGoogle Analyticsより)。

端末利用統計

Desktop(これはノートも含むと思われ)が53.7%に対し、スマートフォンとタブレットの合計では46.3%。しばらく見ないうちに、スマホ&タブレット連合がすごい追い上げを見せております。2015年中には、スマホ&タブレットが50%を超えるかも知れませんね。

次にブラウザの利用状況。

ブラウザの利用状況

ブラウザはなんとsafariがトップに躍り出てしまいました。

おそらくiPhone効果でしょう。

iPhoneでChromeを使う人は、どちらかというとネット玄人系で、safariは初心者というイメージですね。続いて、Android Browser。IEも、しぶとく残っています。Firefoxもまだまだ頑張っているようです。

いずれにせよ、ユーザーの端末統計からわかるように、ネット利用環境は、パソコンからスマートフォンやタブレットからのアクセスが急増してきています。

だた、パソコンを使わなくなってスマホやタブレットが主要なネット端末になっているというのではなく、「外出先から閲覧しやすくなった」という理由のほうが大きいかも知れません。ガラケーではとてもじゃないですがウェブ閲覧はできませんからね。

そして、昔ほど、ブラウザによって表示方法が変わることがないので、ショップ構築の際も、「あっちのブラウザで表示を確認し、こっちのブラウザでも確認する」といった面倒な作業もほとんどいらないですね。

表示に関しては、パソコンもスマホもさほど違いはないですが、入力フォームは、「キーボードとマウス」から「指」に変化しているので、スマホ&タブレット用のEFO(エントリーフォーム最適化)が重要になってきそうです。これはショップサーブさんのお仕事なので、ベストな最適化をお願いしたいところです。

※参考
EFO(エントリーフォーム最適化)とは、ショッピングカート内で、名前や住所などを入力するフォームを、入力しやすく工夫すること。ASPを利用している場合は、ASPの技術力に依存。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。