どんな業界も栄枯盛衰ですね。かなり前から「若者の自動車離れ」というキーワードをよく見かけますが、その煽りを受けているのが、「自動車メーカーをはじめ関連産業である」ということは安易に想像できます。そんな関連産業の中のひとつが自動車学校です。
自動車学校も経営はかなり厳しいようです。昔は、高校を卒業したら、成人式に参加するのが当たり前のように、自動車免許を取るのが当たり前の時代がありましたが、今は、特に、都会では、そのような流れはほとんど見られなくなっているようです。
実際、まわりで軽く聞いてみると、20代の若者で自動車免許を持っている、あるいは、これから取得する予定という人は全体の3割くらいの印象です(サンプル数は少ないけど!)。
確かに、ある程度の都市で生活していると自動車を所有するメリットはあまりなさそうです。「ガソリ代、駐車場代、税金などの維持コストがかかる上、渋滞や信号待ち、さらには、事故のリスクがある自動車のどこがいいのか?」というのも、納得です。
いやぁ~、これからトヨタとかニッサンとかどうするんですかね~。電気自動車だの自動運転だの、そういった便利な機能が追加されつつありますが、「交通手段は電車や飛行機で十分」と言う人には何の訴求にもなりませんし。
話は、それましたが、そのような若者の自動車離れの逆境の中、経営不振に陥っていた福岡にある自動車学校が、起死回生の改革を行って、伸びに伸びているという記事を目にしました。
こういった話好きです。JBpressというサイトの簡単な記事ですが、簡単にまとめるとこんな感じです。
「創業60年の自動車学校が経営不振にあえぐなか、突然、東京エリート街道仕込の30代の3代目が社長に就任。古株のうち半数が改革に反対して辞めていく。そのような追い打ちをかけるような逆境を乗り越えて改革を成功させる。」
これってニュースになる王道セオリーですかね。よく聞きますよね。他には、「アメリカ留学MBA仕込みの2代目が、ある日突然社長に就任して社内は大混乱する。」みたいな。
ま、そんなことはどうでも良いんですが、テーマはネットショップ開業ですよ。AやRの勢いがとどまるところを知らず、売り上げ減に頭を悩ましているネットショップのひとつです。
「かめライダー」みたいなキャラクターを作るだけで一発逆転できれば、話は早いですが、そうは問屋も卸してくれません。ネットショップ逆境の中の破壊的改革は、どんなものがあるのでしょう。教えてください・・・
(逆境に苦しむネットショップを代表して)