よほどのことがない限り使わない「大好きな」楽天お買い物中、ある異変に気づきました。
それはクーポンです。どの商品ページを開いても「クーポンゲットしたら割り引くよ!」というやつです。
クーポンと言えば、「当該ネットショップ以外の任意の場所やタイミングで発行されたものを本店で使う」というスタイルだという印象でしたが、このお店(他のお店も?)は商品ページにでかでかとバナーを貼り付けていました。(アマゾンもやってますね。)
クーポンを使う流れ
こんな感じです。
これをクリックすると、有効期限や利用条件(どの端末で使えるか?金額は?併用はNGなど)、そして、クーポンの説明が書かれているページに移動します。
そして「クーポンを使う」というボタンをクリックすると、「クーポン使用状態」に変わります。
その後商品をカートに入れるのですが、そのタイミングでは「クーポン利用中」というのはわかりませんが、「購入手続き」へとページを進めると、次のようにクーポンがしっかり入っていました。
このお店は5,000円以上で300円割引のクーポンでした。さすが楽天。なかなか攻めてますね。
さて、この「受注率や客単価をアップさせるクーポン戦略を取り入れたいけど楽天には出店していない。」というお店で、クーポンが使えないASP(レンタル・ネットショップ)をご利用のお店さんは、残念ながらここで終了です。
クーポンを使った売上アップや客単価アップはできません。
ショップサーブの設定
ショップサーブは、お馴染みのクーポン機能を使って、この楽天のお店と、同じようなやり方を取り入れることができます。
「楽天と全く同じに」というわけにはいきませんが、ほぼ同じようなやり方が実現できます。
ここから入って、期間はクーポンコードを設定します。楽天と違うのは、「クーポンコードをお客様に入力してもらわないといけない」という点です。
商品をカートに入れて手続きを進めて行くと、クーポコードを入れる個所が現れます。できるだけ、覚えやすいk-度を発行するのがコツです。
使える文字が半角英数字なので、例えば、「saburo」(300円オフ)や「goro」(500円OFF)」、「noguchi」(1000円)などがいいかもしれません。
いつでも使えるクーポンだと価値がなくなるので1ヶ月や3ヶ月など、期限を設けるのがポイントです。
クーポン用のバナーは、別途作成が必要でです。バナーにクーポンコードを表示すれば、別ページを作る必要もないのでオススメですよ。
お客様には「最少のクリック数で購入してもらう。」のがネットショップの目指すところなので、お客様があっちのページ行ったり、こっちのページいったりなどしないように、シンプルに動線を作るのがコツです。
ショッピファイのクーポンの設定
2020年からヘヴィーに使っているShopifyにもしっかりクーポン機能があります。
「ディスカウント」→「クーポンコードを作成する」と進みます。
しくみは、ショップサーブとまったく同じなので説明不要なのでカットします。
でも、ショッピファイの良いところは、「ユーザーとしてクーポンの入力がしやすい。」という点でしょう。
こんな感じで、スマホのカート画面ですが、わかりやすい位置に配置されています。
このレイアウトは、国内の通販システムさん見習ったほうが良いんじゃないですかね。
メルマガでクーポンを送るMA
マーケティング・オートメーション(略してMA)というやり方があります。
メルカリでも、しょっちゅう「クーポン期限あと3日で終了」といったメッセージ送られてきましたよね。
「〇月〇日まで!」
「今すぐ参加!」
「あと3日で終了」
「もう参加した?」
「まもなく終了!」
「2020人に1万円が当たる!」
などなど。
全部とは言わないまでも、半分くらいは自動送信じゃないでしょうか。
自動送信。
これがマーケティング・オートメーションなんです。
メールアドレスさえ入手していれば、「毎月」あるいは「3か月に1回」など、自由な設定で自動でメール送信ができるわけですから、使わないと損ですね。