TシャツトリニティーでオリジナルTシャツを販売しているけど売れない・・・
ですよね。
私は売れましたよ。
10年くらい出品していて2点か3点くらい・・・
関連記事:オリジナルTシャツ販売戦略(売れないときにチェック!)
Tシャツトリニティーは集客力が弱い
そもそもTシャツの販売サイトとしての集客力はちょっと弱いです。
集まってくるのは「作りたい人」のほうが多く「買う人」のほうが少ない。
データを知っているわけではないのですが、手作り作品を販売できるミンネなんかがいい例です。
だからT-Shirts TrinityにオリジナルTシャツを出しても売れない。
そんなときは、「販売チャンネルを増やす」に限ります。
みんなやってますが、Club-Tにも出すしUp-Tにも出す。
さらに、base(ベイス)で自分の販売ショップを作って、そこにもオリジナルTシャツを並べる。
さらにさらに、インスタで作品をどんどん公開する。
フォロワーを集める。
そういった活動していますでしょうか?
フォロワーが少ないなら1日2時間でも3時間でも、フォロワーを増やすための活動をしないと。
そこまでやって、やっと売れるかどうかって感じです。
Tシャツ販売の許可は不要
「Tシャツを販売したい。」って人、多いですよね。
「販売するには許可がいるの?」みたいな。
許可なんかいらないですよ。
いますぐ、デザインを登録してじゃんじゃん公開すれば良いです。
ただし、違法行為だけには注意しましょう。
違法行為とは、オリジナルでないものを販売してしまうこと。
つまり著作権や肖像権の侵害。
これだけは死んでもやってはいけない。
例えば、どこの誰が書いたかわからないけどネットで拾ってきたデザインを登録して販売するのは100%NGです。
また、タレントの写真を取り込んでイラスト化するなどは肖像権違反になります(許可がある場合は別)。
あくまで、自分オリジナルのデザインにしましょう。
オリジナルでも、なんちゃってデザインもありますよね。
PUMA(プーマ)をもじってBUMAとかPEMAやるやつです。
デザインもそれに似せるようなやつです。
世の中には、なんちゃってデザインはあふれていますが、訴えられたときが大変ですから。
とんでもないことになりますよ。(裁判とか、逮捕もありますよ。)
だから、100%オリジナルでやりましょう。
これだけは言っておきますね。
ネット販売は20年以上の経験から、一応警告しておきます。(Tシャツ販売が20年ではない。)
Tシャツトリニティーで作ってみた
高機能で簡単にオリジナルTシャツが作れるTシャツトリニティー。
個人的にも、初めて売れたのがTシャツトリニティー。
なので、ちょっと「好き」なサイトではあります。
でも、実は、Tシャツトリニティーで作ったTシャツ手にしたことがなかったんです。
デザインだけ入稿して、売れたことはあったんですが、実物を見ていない・・・
どんなものがお客さんに届くか知らない・・・
これではいかんでしょう。
というわけで、デザインを入稿して自分用に作ってみました。
それで、わかったことがいろいろほどあったので書いておきます。
手書きデザインは注意
今回2点ほどのデザインをいれて、それぞれ1枚ずつ取ってみました。
1つ目は、手書きしたものを写メをして画像化。
白Tシャツに印刷したんですが、画像では全部黒に見えた文字が、実際仕上がってみると濃淡がはっきり。
まるで印刷ミスかのような仕上がりになってしまいました。
「Hallo」と手描きしたデザインです。
画像で見る限り手描き感の味があって悪くはないのですが、いざ印刷されて仕上がったものを見ると、どこか不自然な感じになるんです。
その感覚は個人差はあると思います。
これを避けるには、手イラストレーターなどに入れて、ちゃんとデータ化(「トレース」と言う)する。
あるいは、理想的な手描き感を出せるまで、入稿作成を繰り返すなどがあります。お金かかるけど。
ま、これは、こだわりがある人だけですかね。
黒など濃い素材は注意
2つ目は「黒Tシャツに白文字」というデザインです。
Tシャツトリニティーの印刷方式はインクジェットです。
家庭用のインクジェットプリンタを、数十倍大きくした大型のヤツです。
シルクプリントではきれいに印刷できるものも黒Tの場合は、正直ビミョーです。
まず、白がはっきり出ません。
ちょっとかすれた感じというか、べっとり塗られている感がないんです。ちょっと薄めと言えばよいですかね。
そして、白文字以外の箇所が、下地の黒Tの黒とは違う黒。
画像にするとこんな感じです。↓
販売ページでは「黒Tに白デザイン」でしたが、仕上がった現物のデザインは「別の黒背景に白」のデザインと言う感じです。
つまり、完全に「白」を浮き立たせることができない・・・
おそらく、インクジェットプリンターの限界なのではないか、と思われます。
これは「写真と現物の違う」という典型的なクレームになりえます。
もちろん、こんなことでいちいちクレームをつけるお客さんは少ないのですが、中にはクレームをつける人もいますし、「サイレントクレーマー」と言って、クレームは付けないけど二度と買わないお客さんも出てきます。
そうなると、リピートしてくれるお客さんも減る・・・という悪循環です。
サイレントクレーマーは、店側では把握できないのが難点なんですよね。
Tシャツトリニティーでは売りたくない理由
最後に、正直、Tシャツ・トリニティーでメインのTシャツを販売したいとは思わなかった決定的な理由。
それは、梱包と配送方法。
これは完全に主観であり、個人的感覚です。
割れ物でないTシャツをご立派な箱に丁寧に梱包されているという点です。
これが嫌。でも、変えられない。選べない。
割れ物に段ボールを使うのは良いですよ。
でもね、ただでさえ、普段消費者として、アマゾンやら楽天やらで通販を利用して段ボールゴミが増えるのに、Tシャツまで段ボールにされちゃ、ゴミ捨てが余計に大変になります。
Tシャツなんて「封筒に入れて郵便受け」で十分です。
それが、この↑画像のように、まるで高級ブランドのシャツの化粧箱のような作りです。
高級ブランドのTシャツならそれもわからないではないです。
でも、ノーブランドのプリントTシャツにここまでやるのは、安っぽさを回避する演出の一環なのかもしれませんが無駄。
そして、配送は、ご丁寧にゆうパック(手渡し)。
不在のときは不在票で再配達の依頼。
Tシャツを手渡しで受け取る意味がありません。
ということがあって、「置き配」にしていたのですが、配達員のおじいさん、玄関前でそれに気づいて「すみません。」って。
そんなわけで、そもそも注文から製作を経て手元に届くまで10日もかかる超絶に遅い仕組みと、ゴミにしかならない無駄な段ボール梱包。
Tシャツトリニティーをドロップシッピング式(顧客直送式)で使うのは、ちょっと避けたいかなって思いました。
もし、本格的にやるなら何十枚、何百枚単位で自宅に保管して、そこから自分で発送したほうが、良いかもしれません。(ん~それも嫌かな・・・)
「やっぱ、Tシャツはシルクプリントかな。」と迷走中。
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