物販ショップ、売れる商材探し5つのヒント

商材探しのヒント

物販ショップ運営中のオーナーさま、いかがお過ごしでしょうか。

我々物販ショップにとって、商材探しは常につきまとう仕事のひとつですよね。

2020年からのコロピー騒ぎの巣ごもり需要で、特定のジャンルの通販は激伸びしたようです。

しかしながら、当店は微増というか蚊帳の外。

コロピーの追い風はありませんでした。(>_<)残念!

飲食店でもないので協力金や持続化給付金なども、まったく対象外。

何も変わらず運営を続けております。

さて、「商材探しについて、個人的に良かったな。(売れる商材発見!)」と思うものをいくつか挙げておきますのでご参考まで。

メーカー訪問

物販ショップをある程度運営しているなら、リアルの重要性は十分理解していると思います。

私も常日頃、取引先メーカーや問屋などを定期的に訪問して情報交換をしています。

ネット検索でアイデアを探ることもありますが、やはりリアルには勝てませんね。

売れる新商品に出会ったり、売れるアイデアの着想が得られるのは決まってリアルです。

仲のいいメーカーの担当者とだけ会合するだけでも十分一次情報が得られます。

たまにしか取引をしないメーカーさんを電撃訪問したり、まったく関係のない業界の人と会うことも、日常的にやっています。

通販雑誌

カタログ通販
通販雑誌

最近は見ていませんが通販の紙媒体です。

彼らは日本全国の多種多様な需要をとらえて商品を開発し、売り方も研究しているので、パラパラめくるだけでも勉強になります。

特に、紙媒体の通販を使う層は高齢層が多いので、御社のターゲットが高齢層の場合は、参考になることが多いと思います。

ただ、「同じような商品を仕入れて売る。」というのもひとつの手ですが、マジョリティーからはちょっと離れて、何かの商品を参考にニッチなジャンルを狙うのも手かと思います。

例えば、家具などは大衆向けのデザインが多いですが、その中から人気のアイテムにそっくりだけど、デザインをニッチに合わせたような商品を開発するような手法です。

極端な話、水玉模様だったりハート柄だったり。

これは、市場をずらす手法で「アンゾフのマトリックス」のフレームワークを参考にしています。

これまでになかったデザインで「それ」を作るだけで、一気にブルーオーシャンです。

連発するのは難しいですが、頭の片隅に置いておいても良い方法だと思います。

ギフトショー

コロピャンウィルス騒ぎから出展社が激減しているギフトショーですが、少ないながらも光る商材を見つけることがあります。

東京インターナショナルギフトショー

ほとんどの企業は、定例会のごとく「やる気なく」出しているだけですが、中には、本気で取引先を見つけようと出典している企業もあります。

ギフトショーの歩き方にも書いていますが、新商品の発見はもちろんのこと、他業種の情報に触れられる貴重なチャンスだと思います。

交通の便はちょっとアレですが、散歩がてら見て回わるのもおすすめですよ。

オズボーンのチェックリスト

最終的にアイデアが浮かぶきっかけは、オズボーンのチェックリストです。

例えば、全然関係のない業界の商品をみたとき、次の9のフレームワークに当てはめて考えます。

1.他に使い道はないか?
2.他からアイデアが借りられないか?
3.変えてみたらどうか?
4.大きくして見たらどうか?
5.小さくしてみたらどうか?
6.他のもので代用できないか?
7.入れ替えてみたらどうか?
8.逆にしてみたらどうか?
9.組み合わせてみたらどうか?

古い例ですが、フリークライミングのチョークバッグは、その「業界用」でしたが、業界をファッション業界に変えてただけでヒットしましたよね。

チョークバッグ

既存の商品でも、ちょっと変化を加えるだけで、ヒットとは言わないまでも、差別化できな商品が作れることがあります。

個人的な体験としては、2019年のギフトショーで見つけた「別の業界の新商品」を「自分の業界で」「名前を変えて販売することで、ちょっとしたヒットを出すことができました。

例えるなら、「キッチン用品をペット用に転用する。(おたまで犬の散歩時のウンコ広い)」といった感じです。(例えですよ。)

海外youtunbeチャンネル

地球全体で日本語のネット情報は、1%とか3%とか、数字は忘れましたが微々たるものです。

英語を読むのはかなり大変ですが、動画なら言葉がわからなくても簡単にコンテンツがわかります。

youtubeはもちろんですが、インスタやツイッターなども、商材アイデアの宝庫と言えます。

「そんな商品があるんだ!」ということによく遭遇します。

そこから着想を経て、連想ゲーム的に新商品が仕上がることもあります。

問屋に行く別のメリット

昔は「問屋で仕入れる。」というのは、ひとつの方法でした。

今、これをやっている人は少ないと思います。

でも、問屋に行くメリットって別にあるんです。

それは、問屋に行くと「問屋と取引のあるメーカーすべてを知ることができる。」という点です。

中にはいくらネット検索をしても出てこないメーカーがあったり、20年前の旧型のしょぼいホームページをほったらかしているメーカーもあります。

そういったメーカーに限って、すんごい良い商材を持っていたりするんです。

当店の取引先メーカーの1社なんて、ホームページすらないし電話番号も公表していません。

ネットでわざわざ新規取引先を募集する必要もなく「今持っている顧客」だけで、3ヶ月も4ヶ月も先の入荷分まで注文(客注)が入っている状態です。

どこで調べたのか、直接そのメーカーを訪問して「ネット販売したいので卸してくれ。」という人もたまにいます。

問答無用でお断り。

メーカー社長は「熱い人」なので、何のつながりもない、どこの誰ともわからない人とは、簡単に取引はしないという方針です。

そういったメーカーは、仕入れまでのハードルが高いですが、そこをクリアすれば、売れる商材を手にできる可能性もありますし、売るときもライバルが少ないので楽になります。

新規仕入れ3原則

仕入れ未経験者用のおはなし。

ディノスでも日本直販でも、通販生活でも。

カタログ通販で「これを仕入れたい。」という商品を見つけたら次の3ステップ。

1.メーカーを突き止める
2.仕入先を問い合わせる
3.仕入れ条件を聞く

商品情報のどこかに製造や企画したメーカー名が書かれています。

そのメーカーのホームページを探します。HPに「新規お取引のお客様」といった項目がある場合はメーカーと直接取引ができる可能性があります。

でも、とくに卸先を募集している内容が書かれていない場合は、直接聞かないとわかりません。

直接取り引きできるか、あるいは、どこかの問屋か代理店から仕入れることになるでしょう。

参考:仕入れをお願いするビジネスメールの書き方

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ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。