個人事業主でも専用ハンコは作ったほうが良い

ハンコ作ろう

書類を整理してたら、こんなのが出てきました。

ハンコ

社名が入っているので、ぼかしましましたが、何かを通販で買ったときに入っていた「返品・交換について」の注意書きの書類です。注目するのは一番下のハンコです。

公式な書類の提出や申し込みでハンコを使う、というか、「ハンコがないとダメ」なんて言うのは、世界の中でも日本だけだそうです。生まれた時から、ハンコ社会で育った日本人は、ハンコには特別な感情を持っているのではないでしょうか。

だから、この書類でも、一番下に会社情報と社判(四角いハンコ)が押してあると「ちゃんとした会社」という印象を持つ人が多いと思います。例え、そのハンコを押した会社が悪質な詐欺団体だったとしても。

また、この「返品や交換について」の同梱書類の一番下に「山田」と個人名のハンコが押してあった場合、「責任は私一人で取ります。」みたいな印象を受けます。社判と比べると、なんとなく頼りないイメージです。

もちろん、その辺の感じ方は、個々で違うとは思いますが、「ハンコは重要なもの」と洗脳されてきた日本人の大半は、それらしいハンコを見ると安心するのではないでしょうか。

ですから、個人のショップ運営者としては、その感情を逆手にとって、法人よりもイメージ的に信用度の低い個人事業に、法人並の信頼感を出してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、上記の書類にハンコが押されている理由は、メーカー保証のためです。対顧客と言うより、「販売店のハンコのない商品の修理は受け付けられません。」みたないやつです。確か、パソコン関連機器を買った時に入っていたものと思われます。

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ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。