急に話題になったポケモンGOをインストールしつつも、どーいうことなのか、軽く調べてみました。
子どもたちにも人気のポケモンは、もともとは、任天堂のゲーム機用(ゲームボーイ)のソフトでした。このゲームを作ったのは、任天堂ではなくて株式会社ゲームフリークという会社です。1996年のことです。
その後、ゲームの域を超えてアニメやキャラクターグッズなどへと手を広げて行ったわけです。1998年には、ポケモンを専門にプロデュースしたりグッズを販売する株式会社ポケモンが設立されて、現在に至ります。
そして、今回、ポケモンGOを作ったのは、Googleの親会社アルファベットからスピンアウトした企業「ナイアンテック社」ということです。スピンアウトとは、企業の一部門を切り離して、別会社にすることです。
さて、今回のゲームの特徴のひとつはARを使った点です。Augmented Reality(オーグメンテッド・リアリティー)の略で「拡張現実」と言います。ARとは「人が知覚する現実環境をコンピュータにより拡張する技術(Wiki)」です。映画なんかで、特殊なコンタクトレンズやメガネをつけると、現実の世界の上に、いろんなデータが乗っかって見えるあの感じですね。
ARに似た言葉でVR(Virtual Riality)があります。これも、今、盛り上がってくるジャンルです。ソニーのゲーム機である、プレイステーションVRが予約で完売するほどです。これは欲しいですね~。
話は戻って、ポケモンGOですが、スマホを片手に街をウロウロするわけですが、地図上にポケモン関連のデータが乗ったARはわかりますが、これにプレーヤー情報が乗ってないんですよね。技術的にはできるでしょうし、今後はそうなるのでしょうか。「うわぁ、この公園ポケモントレーナー(ポケモン集める人)だらけ」みたいな。
それを考えると、別のトレーナーと、現実に顔を合わせてコンニチハであったり、日本を飛び出して、地図上でトレーナーを外国に行かせることができると、日本にいながらニュージーランドでポケモン探している途中で、現地のトレーナーと会話を楽しむ、なんてこともできるでしょう。
英語ができないと困ると考えてしまいますが、そこで登場するのがAIですか。AIとは「Artificial Intelligence」の略で人工知能のことです。スマホを使ったテレビ電話で、こっちは日本語、あっちは英語だけど、お互い聞こえているのは自分の言語。つまり、AIが同時通訳。ちょっと妄想ぎみですが、AIもIoTと同じく今後注目のジャンルですね。