2020年のコロ助騒ぎからシェアキッチンやレンタルキッチン、ゴーストレストランなどが話題になっています。
実際、シェアキッチンやゴーストレストランも増えてきています。
でも、結果的に儲かるのは、場所を提供している企業なんですよね。
つまり、シェアキッチンをやっている側です。
それを借りる側は、自分で開業するよりも、はるかに安く料理やお菓子作りができます。
でも、「安い」にはワケ(理由)がある。
時間制限があったり、他人のプラットフォームに依存したビジネスなので、自分でコントロールできないことがあったり。
よく見るとリスクはけっこうあるんですよね。
「ごっこ」ならアリ
シェアキッチンやレンタルキッチンで、言い方はちょっと悪いですが、「焼き菓子のお店開店ごっこを体験してみる」ことが目的なら、全然良いと思います。
レンタル料を払いながらネットショップも持って販売してみる。
それがビジネスとして成り立つのかどうかを確認するための、シミュレーションとしてやってみるのは、とても良いことだと思います。
実際やってみて、いろいろなことに気づくと思います。
そのうえで、「どうしてもやりたい。」という場合は、自分でキッチンを借りて開業をすることをおすすめします。
「私、貯金5万円しかないです・・・」なんて人は、かなり難しいと思いますが、100万200万くらい誰でも貯金あるでしょう。
目安は100万円
レストランを開業しようと思うと、規模にもよりますが開業費用は300万~です。
私もレストラン事業をやっていますが、開業コストは2500万円でした。
それに対して、焼き菓子のネット通販に特化した開業なら100万円以内で済みます。
地方だと家賃も安いですから50万円もあればできる場合もあります。
もちろん、事業をやったことのない人にとって50万円や100万円って大金かもしれません。
でも、ガチでビジネスをやっている人間からすると、「キッチンを借りてネットショップをもって、焼き菓子のネット販売をする。」というのは、フリマレベルです。
それを迷っている意味がわからないです。
ごめなさい。バカにしているつもりはないです。
ズルい裏ワザ
そこで、です。
1人で店舗を借りて許可を取って販売をする。
失敗したらどうしよう・・・
いろいろ不安ですよね。
1人はリスクが大きいですよね。
だから、あなたが焼き菓子のネット通販をやりたいなら、店舗を借りて許可を取って販売をします。
それにプラスして、そのキッチンをシェアキッチンとして貸し出すのです。
利用し放題で毎月19800円とかで3人に貸すだけで6万円の収入です。
自分はキッチン無料で利用できる状態です。
めちゃくちゃ普通のアイデアですが、やっている人は少ないんですよね。
「こんなおいしいビジネスはない。」と思うんで、私自身やろうかと思うほどです。
実際、不動産屋に依頼して常に物件は探しています。
ただ、都市部なのでなかなか安い物件がないんですが、今回のはやり病のバカ騒ぎの影響でけっこう空き店舗が出てきています。
そろそろ見つかるかな?という感じです。
シェアキッチン開業の大事なポイント
物件を契約してキッチンを作り菓子製造許可を取ります。
それを他人に使ってもらうわけですが、責任はすべてあなたに降りかかってくるので、抑えるべきポイントがあります。
それは利用者が何かトラブルを起こしたときは、「その責任は全部かぶってもらう。」という条件のもと契約を交わす必要があります。
現在営業しているシェアキッチンのほとんどが、簡単な契約があります。
5人シェアしていて、そのうち1人が食中毒などを出すと、施設そのものが閉鎖になります。
他の4人はダイレクトに被害を被るわけです。
シェアキッチンのリスクはそこにあります。
もっとも、お菓子で食中毒なんて確率的には、限りなくゼロに近いです。
世界の中でも清潔な国ニッポンですが、いろいろな人がいるもので、トイレでビッグを流したあと手をあらわない、なんて衛生意識の低い人もいるわけです。
だから、確率が低いからといって安心はできないんですよね。
あなたの屋号で販売できますの裏
シェアキッチンの中には、「あなたの屋号(店名)」で販売できます、と謳う業者もいます。
でも、それは、前提として責任を明確化したうえでの話です。
だから、審査があるんですね。
責任感はもちろん、衛生感覚がだらしない人と思われた場合は、審査で落とされます。
それをあなたがやれば、シェアキッチンを運営することができるというわけです。
かなり簡単なビジネスだと思うんですが、難しいでしょかね・・・
ただ、ボロ儲けは難しいですけど、一人起業としては、そこそこイケているとおもいますけどね^^。