バカ社長(ブログ主)の失敗談です。
この失敗のおかげで「アルバイトは絶対に社会保険に入れない。」という理念のひとつができました。
アルバイトの人数は20名以下ですね。
アルバイトは社会保険に絶対に加入させるな。
いやらしい条件
アルバイトの勤務日数、勤務時間が、正社員の4分の3をコンスタントに超えるようなら、アルバイトでも社保に入らなければいけない。
そんないやらしい条件があります。
バイトのツカサちゃんは、明るく元気で、めちゃくちゃ頑張ってくれて、時給1000円で毎月20万くらい稼ぐ人材になっていました。
会社を支える有能なアルバイトスタッフです。
1年くらい立った頃、「社会保険に加入させてほしい。」というので、「これだけ頑張ってくれているので優遇しよう。」と思って社保に加入。
ざっくりですが、毎月のバイト代20万円だったのが社保に入ることで、会社のコストは23万円になりました。
本人3万円負担、会社3万円負担の6万円が社保コストとなりました。
※数字は「だいたいこんな感じ」のアバウトな記憶です。
凶悪なルール
毎年4月5月6月の給料を元に、社保の算定基礎度届けを出します。
「この子は3ヶ月の平均給与は20万円です。」といった報告です。
それを元に1年間の社会保険料が固定できます。
固定で決まるというのが、場合によっては実に凶悪になるんです。
ツカサちゃんですが、毎月20万円くらい稼いでいました。
会社の社保負担は2.5万円です。
ところが、1年半くらい経った頃「別の会社と掛け持ちすることになりました。」と・・・
結果、毎月の給与は15万、12万、10万とどんどん減っていきます。
別の会社のシフト率があがっていたわけです。
働かないやつに無駄コスト
ツカサちゃんは月に10万円くらいしか稼がなくなったわけですが、会社の社保負担は2.5万円のままなんですね。
これわかりますかね。
20万稼いで安定的に会社の戦力になっている場合は2.5万円の社保の負担もやむを得ない。」と思います。
しかし、6万しか働かない娘に、給料の40%も社会保険の金を払うのは、バカ社長の代表と言えます。
なんてバカなことをしたのか・・・と後悔したものです。
かなり凹みましたね・・・
バイトはしょせんバイト
当社のように20代の女性アルバイトが多い企業が認識すべきことは、当たり前の当たり前ですが、アルバイトは「しょせんふらふら渡り歩く。」ということです。
2021年、東京オリンピックからんで森君が女性蔑視のような発言をして炎上しました。
言いたい気持ちはわかる。
ただ、身分のある人が言ってはいけない。
でも、このブログは身分なし。
だから言います。
若い女性の言うことは絶対に信じては行けない。
「人を信用しない。」というのとは別です。
「私、この会社で3年は働こうと思ってますぅ。」とか言うわけです。
そんなの、いつ気持ちが変わるかわからないってことです。
彼氏ができた別れたで、気持ちはコロコロ変わる。
それが女性。ま、男性もにたようなものだけど。
言っていることは絶対に信じるな。
わかっちゃいるけど、面と向かって目を合わせて言われると、つい信じちゃうんですよね。
社会保険加入希望なら正社員として囲い込む
若い女性は、彼氏ができた別れた。
結婚出産と人生いろいろ変化します。
そのような女性でも、「真剣に仕事を続けていきたい。」という娘も中にはいます。
そういう娘は、しっかり話合いをしてアルバイトではなく正社員として雇うのが無難ですね。
社会保険料はじめ、正社員は会社にとって、アルバイトやパートよりコストがかかります。
その分リスクを背負ってもらう労働契約を・・・
と思うんですが、これアウトなんですよね。
例えば、「3年はきっちり勤務してもらう。もし3年未満で退職することがあれば、『ボーナスは返還してもらう。』など何らかのペナルティーを飲んでもらう。」みたいな。
労働基準法違反。
ただ、そういうことやってる企業がありますが、やはりアウトなことはやめておきたいですね。
後が面倒ですから。
大手企業を見習え
そんなわけで、大手企業はそんなことは「百も承知」と、1人の労働時間が社会保険加入条件に満たないように、数雇って凶悪な条件をクリアしています。
多数のアルバイトに短い時間働いてもらうスタイル。
これが社会保険という無駄なコストが発生しないやり方ですね。
ただ、これを実現するためには、業務の標準化をかなり進めないと難しい。
どうしても、部署部署で属人的になってますからね。
悩むところです。