取り残される人、波に乗れる人

VHSビデオテ-プとかカセットテープとか、はたまた、ガラケーやFAXとか。すでに役目を(ほぼ)終えたツールを、そうとは知らずに使い続ける人にはなりたくないものです。iPhoneが出た時には否定派で、危うくガラケー組になるところでしたが、なんとか取り残さることなく波に乗れたと思います。

そんな感じで、ここ数年のIT系の流れは「クラウド化」です。

クラウド化は、超簡単に言うと、パソコンにソフトをインストールするのではなく、何でもネット上でやってしまう流れです。年賀状印刷ソフトなんかも販売されていましたが、これが、「年賀状作成サイト」にアクセスして、その場で作成してしまいまうイメージです。

リアルな例えなら、和式便所から洋式便所へという感じです。ためてためてアナログ的に処分したいたのが、リアルタイムにじゃーじゃー流す・・・・

長年待望んだ会計ソフトのクラウド版もできました。今までは、会計ソフトを使って、毎年バージョンアップにお金はかかるわ、パソコン変えたらインストールし直さないといけないわ、決まったパソコンでしか使えないわと、失礼な例えで言うと和式便所です。本音は、御免被りたい。

おそらくソフト開発会社は、その流れを十分感じ取っているので、どんどんクラウドバージョンをリリースしていますが、技術力がないのか、未だにソフトだけにとどまっている企業もあるようです。別に、それはそれで関係ないのでどうでもいいです。

ネット開業サービスについて考えみると、これも10年くらい前からクラウド化(正確にはこの言い方は誤り。)されています。例えば、ショップサーブなどは、パソコンソフトを使わず、ネット上でお店を構築するサービスの代表格です。

都会で生活する人にとって様式トイレがごく標準であるように、ネットショップ開業で、こういったネット上でお店を構築するサービスの利用は、当たり前です。ま、このように言っても、なかなか人の先入観や固定観念を変えるのは難しいものですが。

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ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。