ランディングページを作る必要があって調べ物をしていたら、すばらしいキャッチコピーに出会ったので紹介します。かてきょnaviという家庭教師を探せるサイトのLPのメインキャッチです。
これ。
「えっ!?何も言ってないのに子供が勉強してる・・・」
実際のページはイメージ画像を使ってデザインされています。背景が黒板のグリーン。「えっ!?」が最大で、次に「何も言ってないのに」が続きます。子供が勉強している姿を後ろから見つめるお母さんモデルさん。完璧なデザインです。
「子供に勉強させたい。」と思っているお母さんのハートを鷲づかみにすること間違いなしでしょう。
商品を販売する場合も、「商品を売るな。商品で得られる体験を売れ」なんて言われますが、いざ自分の商品で考えようとすると、なかなかいい案が出てこないんですよね。「このテレビを買うとテレビが見られるんです!」みたいな感じになってしまうわけです。
話は戻って、家庭教師に来てもらうことで得られるお母さんの体験は、「子供が勉強するようになる」「子供の成績があがる」ですが、これを直接的に訴えかけてても、大多数のターゲットの心はつかめないので、間接的な表現と感情的なものをプラスすることで、ぐっと引き付けることができるようになったのではないでしょうか。
間接的とは、「そうとは言ってないけど、そう解釈してしまう」ということ。(この「間接的」の言葉のチョイスは微妙かも・・・「言い回し」や「暗示的」のほうが良いかもしれません。)
間接的な表現の優れたキャッチコピーの例がありますね。スポーツクラブのルネサンスの「名前に『デラックス』をつけられた。」朝日新聞の「(女子高生モデルが)このままじゃ、私、可愛いだけだ。」前者は、運動しないとブタになるぜ。新聞を読まないとバカになるぜ。と言った感じですね。
ちなみに、このLPは売り方のお手本のようなつくりなので研究材料にはもってこいです。「共感部」に5つほど、お母さんの悩みが並べられていますが、実際のお母さんの声から作られたのでしょう。その次は、子供が勉強しない理由を教えるという流れです。そして、塾に向いている子、向いていない子というわけ方を提案しています。
ぜひチェックしてみてください。