ECサイト運営者(販売店)として、メーカーや輸入商社から売り込みのダイレクトメールが届きます。
メールがほとんどですが、確実に開封して読んでしまうのが郵送のダイレクトメール。
というわけで、郵送ダイレクトメールのテクニックというか、ちょっとしたヒントを6つほど。
郵送ダイレクトメールである
これは大事ですね。できれば、宛名は手書きが良いです。
「大量送付してるんだろうな。」というイメージを受ける印刷感バリバリの外観ほど開封する価値が低く感じます。
「あなたのお店宛」を狙い撃ちしてきた感があればあるほど良いです。
メールはパソコンやスマホを閉じると消えますが、「郵便ブツ」は捨てるまでは目に見えてますから。
メールと比べると存在感は100倍はあるんじゃないでしょうか。
しっかりと作りこまれた資料
印刷であれ、手作りであれ、美しく丁寧に作られた資料は読まずにいられないです。
予備知識のない人でもわかるような資料はさらに良いです。
郵送費もそうですが、お金をかけて資料を作っている点はやる気を感じます。
担当者の名刺もお忘れなく。
販売店がいくら儲かるかわかる
「(卸値)仕切りについてはお問い合わせください。」ではダメ。
販売店が一番知りたい情報ですから。
それを、わざわざ、こちらがアクションを起こさないとわからない、というのは、その時点で離脱(読むのをやめる)する可能性が高い。
掛率(卸値)や最小発注単位、支払い方法や送料が元払いの有無や金額など、取引条件については明確にされているのが良いです。
申込書も入っていて記入箇所も分かりやすく、簡単に申し込めたら文句なしです。
できれば、ウェブから申し込みができるようにしたいところ。
信用するに足る情報提供
だいたいにおいて、「突然のお手紙」を送ってくるメーカーや商社は、こちらが知らない会社です。
得たいの知れない会社は怖いです。
簡単には信用できないので、信用しても大丈夫だと思える会社案内は必須です。
会社の歴史や実績がわかると良いですね。
マンガスタイルはNG?
以前、商工会議所から何かの案内のダイレクトメールが届きました。
中にミニ冊子が入っていたんですがマンガ形式。
「マンガだと読みやすい。(読まれやすい)」と思って採用したのだと思いますが微妙ですね。
個人的にはマンガは一切読まないので、むしろ何かをマンガで説明されると苦痛です。読む気がしない。
一般の消費者宛の情報ならマンガでもいいかもしれないけど、B2Bの世界ではいらないんじゃないですかね。
個人的な意見ですが。
茶封筒は最強の開封率
当店では昔から採用している茶封筒。
昔ながらのやつです。
これが、今となってはかなりの開封率です。
なぜなら、マンションや戸建ての郵便受けには、毎日のようにチラシが放り込まれます。
その中で、ひときわ「重要感」を醸し出すからです。
それをマネて不動産業者が「マンション売りませんか?」のダイレクトメールを茶封筒に入れてポスティングしてくることもありますが、宛名なし。
だから、不要物というのがわかります。
でも、ちゃんとお客さんの名前、住所をちゃんと書いていれば確実に開封してもらえます。
宛名は印刷でも、どこか表の見えるところに手書きの文字を入れておくと、より効果的です。
お客さん名を入れた手紙wordの差し込み印刷
お客さん宛にダイレクトメールやお手紙を出すときに便利なのが、wordの「差し込み印刷」という機能。
文例が、「○○様、こんにちは。」だとすると、○○にお客さんの名前を入れて、それぞれ印刷できるという機能です。
詳しくは以下の記事で説明しています。