コンバーターとは変換器のこと。例えば、「楽天からヤフーに引っ越ししたい」という場合、トラックに荷物を詰めて運んで済めばよいのですが、話はそう簡単ではないのが面白いところです。
単純に引越に例えるとわかりやすいかも。旧3LDKから新居の3LDKに引越するような感じですが、実は中身が結構面倒な感じです。例えば、旧居のキッチンの「その幅」に合わせて冷蔵庫を買ったけど、新居では幅が足りない。旧居のリビングは西向きだったけど、新居は南向き。日除けを買わなければいけない。などなど。
同じマンション、いやショッピングモールの引越でも、細かい部分で規格が合わない場合があります。それを、簡単にプログラムなどでやってくるのが「コンバーター」というものです。無料であればよいのですが、ほぼ有料です。でも、そこは自分でやれば0円です。
ただ、有料サービスを使うのが悪いとは言いませんが、引越の際に必要になる、言ってみれば「引越スキル」のようなものをわかっていないと、コンバーターを使っても、なかなかうまく行かないでしょう。「エクセルのエの字もわからない」「HTMLのHもわからない」なんて人は要注意です。
というわけで引越スキルについて、おさえるべきポイントを適当にまとめてみた。
1.新居を新規のつもりで操作し慣れる
2.新居の形式をマスター
3.エクセルを使いこなす
以上・・・
まずは、やはりシステムに慣れることからでしょうね~。コンバートする前にヤフーショッピングのCMSに慣れる。そして、データの違いを確認する。ヤフーショッピングのコード、例えば、「path」これは「パス」としか書かれていませんが、要するにカテゴリのこと。
Tシャツ > メンズ > アホ柄
このような階層式のカテゴリがヤフーの商品データファイルではを次のような「形式」で書きます。
Tシャツ・メンズ・アホ柄
このようなルールを一通りおぼえてから移行作業に入るのが、引越をスムーズにするコツではないかと思います。もちろん、楽天など、旧居の形式もしっかり分析して違いを把握しておきます。
旧データを、まるで料理のように調理します。具体的には、エクセルでデータの編集を行います。例えば、商品名。楽天の場合は、楽天独特のなが~~~い商品名だったりするので、それを規格サイズカットします。
カット方法は商品数が少なければ手動でも良いですが、数千点、数万点とある場合は一括で変換したほうが早いです。エクセルの「置換」機能を使って、商品名の列に入っている不要な文字列を一括で消去するなどです。引越貧乏にならないようご注意。