ネットショップを始める場合、ショップサーブなどの開業サービスを使ってスタートするのが一般的になりました。確かに、そのほうが効率的です。決済関係やメンテナンス関係など、専門知識や時間を使うようなことは、サーバー提供業者が全部やってくれるので、運営者は本業に集中できます。
でも、「ネットショップを自作できるのは無駄なスキルか?」というと、そうではなくて、大いにプラスですね。だから、HTMLやらCSSなどが、ちょっとやってみたけど「難しい」「わからない」という人は別にして、抵抗なくできる感じの人は、どんどんおぼえて使えるようになってもいいかも知れません。ただ、のめり込むとショップ運営者というよりWebクリエーターになってしまうので注意が必要です。
ネットショップ自作のためのPCソフトと言えばこれですね。ネットショップオーナー(下の画像)。バージョンアップは2012年が最終のようですが、ほぼ完成されているのでしょう。
このようなPCソフトを使って作る以外には、ホームページビルダーやDreamweaverを使って作る方法もあります。でも、これらはページ作成がメインなので、ショッピングカートや問い合せフォームはCGIやPHPなどが扱える必要があります。
また、新しくなったEC-CUBEを使う手もありますが、HTMLやCSS、CGI、PHPなど、ネットショップ構築に必要な全知識を網羅しておかないと厳しいでしょうね。
ちなみに、自作ショップの何が良いかというと自由度とコストです。デザインやレイアウトは自由自在です。好きな機能も何でも付け足せます。容量についてもASPの比ではないほどの大容量です。
コストに関しても、さくらインターネットの最上位プランの「ビジネスプロ」を使っても月額わずか4000円(容量500G)。ま、大抵のネットショップは一番安いスタンダードで月額500円(100G)。容量はお釣りがどっさり返ってくるほどです。(このサイトは、スタンダードプラン)。
時間のある人は自作に挑戦してみてはいかがでしょうか。ただし、ショップ運営が本業なので、くれぐれも制作者と運営者のバランスにご注意ください。