『500円の商品を買いに来た。しかし、送料は860円。4個位まとめて買っても良いけど、それでも2000円。2000円の買い物で860円の送料は迷う。他に、ついで買いできるものがあれば良いのだが・・・』
そういうお客さんがいることを考えると、あえて、「あと8000円で送料無料セット」とか「あと5000円で送料無料セット」など、そういうラインナップを作るのもアリかな、と。
販売している商品の種類にもよると思いますが、食品などを扱うお店は、こういった変わったセット商品を作ると、単価アップになることもあるかもしれません。
通販でしか買えない商品を購入しようとしたけど、上記のように2000円ほど。「でも、他に買うものが見当たらない。」というときでも買っても良いものと言えば、例えば、消耗品とかですかね。普段近くのスーパーなどで買っているような最寄り品。
「最寄り品(もよりひん)」とは、雑誌やタバコ、食料品、薬、化粧品など、購買頻度が高くて、だいたい買うものが決まっていて、それらを買うのにいちいち検討しないようなもの。最寄り品の逆は買回り品(かいまわりひん)。
今の時期なら、そうめんやめんつゆとかまとめ買いする人多いんじゃないですかね。石鹸とか洗剤とかトイレットペーパーなどもいいですね。このように「まとめて買っても、そのうち消費してしまうようなモノ」を、送料を無料にするためのエサとして用意しておけば、買う人は必ずいます。
このテクニックを使うためには、ショップサーブの場合、「フッタのバナーリア」を使うと便利です。あらかじめ、「(例)送料無料にしよう!」カテゴリにまとめ買いアイテムを追加しておきます。「デザイン設定」→「ヘッダとSEOの設定」の箇所にHTMLを記述します。