辻秀一氏(日本のスポーツドクター、産業医、文筆家)
実は、この本は読んでないけど、著者の話を聞いて感想文。(ビッグインタビュー)
たぶん、重要なことは1つとか2つとかしか言ってないのかなぁ~っと。
にしても著書多いのは謎。
心に影響する3つの要素
人が普段活動するなかで、心に影響を与えている要素が3つ。
1つ目は環境。
2つ目は経験。
3つ目は他人。
環境
暑いだの寒いだの、雨が降った風邪が吹いた。
そんな環境に心は影響されている。
経験
雨が降ったら濡れる。
傘を持っていかないといけない面倒。
そんな経験からも、影響を受ける。
他人
職場についたら不機嫌そうな上司。
もうこれだけで心に影響。
ライフスキルのトレーニング
そういった外部環境から心が影響を受けないよう自分で自分の心をコントロールするのが「ライフスキル」というスキル。
これを普段から鍛えておかないと、しょっちゅう、心は揺らぎ、何かの思考にとらわれる。
著者が得意とするスポーツの分野では、メンタルの状態がパフォーマンスに直結するので、スポーツ選手は特にライフスキルの向上が重要。
もちろん、スポーツ選手に限らず一般人も、このスキルを身につけることで、仕事や家庭、趣味などでも、「楽しむ」ということもふくめ高いパフォーマンスが発揮できる。
言われてみたら当たり前
「部下が報告をし忘れていた。」
上司は腹が立つ。
一見当たり前のことだけど、「部下が報告を忘れた。」ということに「ミスであり、許せないこと。」と意味づけてしているので腹が立つ。
本来、「報告を忘れた。」ということに意味はなく、単なるできごと。
でも、「まぁ~人間忘れることもあるよねぇ~」というスタンスでいたなら、心を乱すこともない。
一度ネガティブな感情がおきてしまうと、すぐに消し去るのは難しく、その感情を持っている間は、心はゆらいでしまう。
結果、集中力や記憶力にも影響し、パフォーマンスも悪くなる。
言われて見れば、当たり前だけど、つい忘れているので、つねに「目の前で起きていること、目の前の人の行動言動は意味はない。」と呪文のように唱えてライフスキルを鍛えたいところ。
感情的な人は6秒ルール
著書の中に出てくるかどうかは知らないけど、「怒りの感情が湧いたら6秒我慢する。」方法。
「そうすることで感情もやわらぐのでオススメ。」と言うルール。
目を閉じて大きく深呼吸するとライフスキルも向上しそう。
一点集中
身の回りにある点に数秒集中させる方法。
例えば、句読点の「。」
これを深呼吸しながら5~10秒ほど凝視する。
それだけで、ちょっと落ち着いて集中力が増すので、仕事に取り掛かる前などに良さそう。
以上、1円もかからない各種テクニックを、日常生活に取り入れてライフスキルを高め、ご気分な自分を作り、充実した日々を過ごしたい。