参考書・本を繰り返し読み、セミナーを繰り返し聴く意味。

学生時代、「参考書を繰り返しやると良い。」とは聞いていても、何が良いかわからなかったのでやらなかったクチ。

本も一回読んだら、それでおしまい。

でも、あるとき、メンターから「大人になると反復練習をしなくなるから、あえてやることで大人力が磨かれる。」といったことを聞いて、それでも「そうなのかな。」と。

素直さがないので、すぐには実行せず。

ところが・・・

繰り返し読み聞きする意味

結論から。

というか、結論だけで終わり。

15年くらい前に参考にしていたコンサルさんが、ポッドキャストで、繰り返すことの意味(メリット)を言語化してくれていて「それ!」と思ったのでシェアしたいと思う。

例えば、気に入った本。

1回目読むと、あれこれ知識が増えたり気づくことがあったり。

この時点で、極端に言うと別人の脳になる。

つまり、読む前のあなた(A)とは微妙に進化したあなた(A’)になるわ

そして、2回目読む。

A’が2回目読むことで、あらたな気づきを得られる。

さらに進化したあなた(A”)になる。

だから、繰り返すことで、どんどん脳が鍛えられ進化し視野も思考も広がる。

そんな話。

筋トレと同じ

これはそのまま筋トレと同じではないか。

ベンチプレス50kgを練習していたら、気づけば60kgもらくらくあげられるようになった。

この筋力アップの変化については体感として実感できるので、トレーニングを続ける意味は「当たり前」と思う。

でも、脳に関してはフィジカルな変化を感じられないので、つい見逃しがちなのではないか。

でも、賢い人はそれを知っていて、こっそり取り組んでいる。

実際やってみたら

参考にするコンサルタントのセミナー音声を、繰り返し聴くことがあって、内容によっては10回以上聞いているもの。

で、気づいたのは、1回目2回目、言ってることはわかるけど、「ふぅ~ん。なるほどね。そんなに重要な話しかなぁ~」くらいの印象だったのが、5回目聞いた時に「え!?それやばい。」と急に気づいたり。

本に関しても同じで2回目読んだ時は、1回目に気づかなかった重要な一文に出会うことがあったり、まったく別の発想が浮かんだり。

確かに、進化していることを実感するわけだけど、ひとつ思うのは、

「もっと早く気づいておきたかった・・・」ということ。

「あの大学にも楽々受かっていただろう。そしたら、今頃は・・・」

フィジカル向上を認識

「え~繰り返すの?めんどくさ~い。」

筋力や体力などフィジカル面は、例外なく誰でも、反復練習することで結果の違いを実感できるはず。

その感覚を思い出しながら、脳の部分でも進化を感じるよう気をつけていると、ちょっと楽しくなると思う。

楽しいと思えば、もっと繰り返しやすくなり正の連鎖が起きるのではないかと思う。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。