「私、バカだから。」という人に、立て続けに3名ほど。
全員、わりと若い女性ですね。
ん~、これは「バカについて考えるいい機会だ。」と思ったので、「私バカだから。」について考察してみたいと思います。
ちなみに、ブログ主の本業はネット通販(Shopify)や実業、起業コンサルなどをやっています。
社会人のバカは相対的
学生時代のバカは、「単に勉強ができない。」「成績が悪い。」ということが共通認識だと思われます。
しかしながら、社会に出たときのバカは、ひとことでは定義できないですよね。
「あいつバカだよね~。」と言う奴を、こちらからみると「オマエもバカだぜ。」となります。
あくまで、自分を基準に、知能が劣っているか優れているかを判断しているに過ぎないと思います。
つまり、バカは相対的。
個人的にも、やはり、「賢い人」に出会うと、「自分はホント無知でバカだなぁ~。」って思います。
でも、アルバイトの子たちを見ていると、「無能のバカだらけじゃん。」と思うわけです。
バカになれる人はうまくいく
「バカになれるとうまくいく。」というときのバカは、頭が悪い意味でのバカじゃないような気がします。
そういった本も出ていますが、要するに、「あれこれ頭で考えず、思うがまま行動したほうが人生うまくいくんじゃね?」的な感じですかね。
ある意味、ポジティブなバカですね。
バカとひとことに言っても、いろんな意味や解釈があるのでオモシロイですね。
今回、「バカになれる人はうまくいく」なんて文字を見ると、「あ~、普段、おれって頭でっかちになってて、石橋を粉砕して渡ってるよなぁ~。もっとバカの勢いで行くべきなのか?」なんて思っちゃいます。
そういった意味で、若い頃は割りとバカにやってたと思います。
後先考えず、勢いだけで進む感じです。
その結果、うまく言った分もあれば、くだらない失敗も数多くやっているので、良かったのではないかと思います。
ただ、いかんせん、オッサンになってくると、どうしても保守的になっちゃいますね。
若い頃のバカができないんですよね。
「この歳で、しょーもない失敗なんて恥ずかしい。(*´ω`*)」なんてブレーキがかかるわけです。
私バカだからの人はストレスフリー!?
さて、今回3名の「私バカだから。」を頂いたのですが、彼女たち3人に共通しているのは、「楽に生きている感じ。」「ストレスフリーな感じ。」ということです。
彼女たちは「バカだから。」というのは、何をもってバカと言っているのかわかりませんが、想像するに「知識がない。」「ミスをする。」「コミュニケーションがうまくいかない。」といったところではないでしょうか。
「ミスをする。」ことについて、「私はバカだから。」という言い訳を持っていたら、ミスをしても凹むことないじゃないですか。
「私は賢い。できる人」と思っていると、ミスをすると「なんてこった。この私がミスをするとは・・・」となるわけです。
また、「知識がない。」ということに関しては、相手は「バカ相手モードでしゃべってくれたりするので、話をわかりやすく理解できる。」という、ある意味武器になっているのではないかと思います。
「私バカだから。」というのは、先の例じゃないですが、人生うまくいく枕詞なのかもしれません。
頭の悪い人
バカとは、またちょっとニュアンスの違う「頭の悪い人」。
これも諸説あるかと思いますが、最近、仕事関係で知り合った30代の女性は、自分のことを遠回しに「頭が良い。」をアピールするんです。
「高卒だけど、やりたいことがあったので、大学にはいかなかった。でも、大学に受かるくらい勉強して成績も優秀だった。」と。
ん~、でもね、やはり見ていて、頭悪いなって思っちゃいましたね・・・
頭悪いというか、想像力の欠如ですかね。
勉強はできるかもしれませんが、社会経験が未熟で自分の世界が狭く、周りが見えていないという感じです。
こういった人は「自分は頭が良い。」と思っている限り成長はないのかもしれません。
逆に、「自分は頭が悪い。」からスタートしている人は、吸収力もあるでしょうし、知能も拡張できるのではないでしょうか。
IQの高い人が頭が良いと言えるのか?
サラリーマンの友達がいますが、喋っていると、「こいつIQ高いな。」って思うんですよね。
高速で喋るし機転もよくきくし。
IQ高いって頭が良いって話じゃないですか。
でもね、その才能をうまく使えてなくて、仕事でもエラー連発。
コミュニケーションでもエラー多発。
酒をのめば、一発アウトクラスの粗々連発。
いくらIQが高くても、社会に適合できないってことは、頭が悪い、って言えるのかもしれません。
まぁ、そもそも、どーでも良い話なんですけどね(^_-)-☆