日本でも、サブスクもすっかりおなじみになりましたが、経営者が契約すべきサブスクの1つはテレ東BIZじゃないでしょうか。
日本国内いろいろな民放がありますが、一番まともで役に立つのがテレビ東京だと思いますね、個人的には。
ただ、自宅にテレビはないので、ネットで動画が見れるテレ東BIZのサブスクを使っています。
月額550円と安いし、会社の経費として落ちるので、これはかなりお得です。
カンブリア宮殿はマスト
テレ東の中でも、経営者にとって、カンブリア宮殿ほど役に立つ番組はないのではないでしょうか。
上場企業の、おなじみの社長が出てくることもありますが、地方で元気な中小企業なんかも、よくチョイスされています。
うちも中小企業ですが、全然しらない中小企業の社長の話が聞けるってめったにないですからね。
番組の中で社長がしゃべるのはトータルで10分もないかもしれませんが、優秀な編集者が重要なエッセンスを切り取ってくれています。
コマーシャルも入らないし38分の動画を2倍速で見れるので(19分?)リアルタイムでテレビを見るより断然効率的です。
#453 常識がくつがえった!
カンブリア宮殿バックナンバー第453回は、京都にある食材の仲卸【なかおろし】業者。
料亭やホテル向けに、食材を市場で買い付けて納品する企業さんです。
特徴的なのは、単なる「卸業」ではなく、お客さんからの要望(「太めのいんげん」「色が濃い目のみょうが」)をえて、それを目利きで仕入れてくる点。
まるで仕入れのアウトソーシング的な感じです。
当社の業界などでは何十年も前に「問屋」の意味がなくなり、当社では、ほぼすべてメーカーと直接取引に切り替えしました。
結果、問屋は瀕死。
でも、今回のような目利きができる仕入れのアウトソーシングという意味での「卸」というのは、ずっと残るんだなって思いました。
ただ「仲」にいるだけでは、存在意義がなくなりそう。
万松青果さんは、時代に逆行して「属人化(その人材がいないと困る)」を進めているからびっくりしましたね。
当社では、バイトちゃんが「いつ辞めても良いように」業務の標準化(←→属人化)を進めていて「標準化が善」と思っていましたが、業種によっては、必ずしも「属人化が悪」にならないってことを学べました。
当社で、逆に「『属人化』を推進してみたらどうか?」とも考えてみましたが、まあ、いつ辞めるかわからないバイトちゃんでは無理ですね・・・
万松青果さんのように「全員正社員にする。」という前提であれば、それも可能かなと思いました。(かなりリスキーだ・・・)
毎日「お客さんに喜んでもらえたことをレポートする。」という仕組みや、ブラインドタッチをマスターするためにタオルで手を隠すというのも斬新でした。
小さな企業ですが、社長さんも苦労を重ねながら幸福優位論で提唱されているような職場を作り上げられたような印象でした。
経営者なら、この本もマストですね。
#452 フードテロの回!?
カンブリア宮殿バックナンバー 第452回は、大手企業森永成果。
要約すると「ブランド・エクステンション」のひと言。
ブランド・エクステンションとはbrand extension(ブランドを拡大すること)という意味で、人気のブランドの商品ラインナップを拡充していくこと。
現社長発案のウコンアイスで失敗したという話も絡めならが、創業100年以上の企業がいかにブランド・エクステンションに取り組んできたかという話でした。
まあ、ブランドのない中小企業には縁のない話でしたが、お菓子を見せられると食べたくなりますよね!
普段アイスなんて食べないのに、チョコモナカジャンボを回にいきましたよ。
もはやフードテロの回でした。
#451 人口減日本で勝ち残る2つの方法
カンブリア宮殿バックナンバー第451回は取っ手の取れるフライパンでおなじみのティファール。
運営会社はフランスに本部を置くセブジャパン。
アメリカトップレベル大学のイエール大学出身のアンドリューさん。「ビジネスの秘訣はシンプル」と言言います。
2015年に就任した社長のアンドリューさんが、6年間で売上を200億から1.5倍の300億円にした戦略は2つ。
1つ目は「新しいモノを売る」、2つ目は「既存製品の新しい売り方をする(既存のカテゴリーの再活性化)」。
少子高齢化と人口減の進む日本で勝っていくにはこの2つだ大事だと言います。
その具体的な売り方のひとつが、メイド・フォー・ジャパン。
製品を、例えば「清潔好きな日本人」のためにカスタマイズするなど。
また、社長自ら家電量販店やドン・キホーテの家電コーナーを見て回って、売り場で自社製品「どのような訴求がされているか」とか、「他のメーカーのアイデアはどうなのか?」など、現場に足を運んでいるという点は勉強になりました。
「売る前に迷うより売って消費者の声を聞け。」というのも、スピード感のあるやり方も成功要因の1つなのではと思いました。
#450 マーケティングのプロ!
カンブリア宮殿バックナンバー第450回は、USJを蘇らせた立役者として有名なマーケターの森岡毅さん。
子供の頃から数学の専門書を読み漁るほどの数学好きで、マーケティングには「数式を多用する。」というのが印象的でした。
もちろん、数式だけではマーケティングに成功するわけではないので、現場に足を運んだり自分で体験してみたり。
「消費者が何を求めているか?」ということに気づく天性の洞察力やセンスもお持ちなんだなと思いました。
自称マーケターが全員詐欺ではないかと思えるほどのマーケターという印象。
関西のネスタリゾートを蘇らせたり東京の廃れた遊園地を蘇らせたり、再生のプロって感じですね。
残念なことが1つ。
これ↓
森岡氏の著書買ったんですが、「ちょっとむずかしそう・・・」と思ったので、去年バリューブックスに売っちゃいました。
また買い直さないと・・・