資金力のあるECサイトだと業務効率化のため、独自でソフトを開発することがあります。
RPA (Robotic Process Automation)も話題になっていますね。
受注から伝票印刷まで、あるいは請求書の発行や納品書の発行までも1クリックや自動で処理してしまいます。
ただ、小さなECサイトはコストはかけられない。
そんなときに重宝するのが無料アプリや無料サービス。
当店は、ショップサーブに出店して物販をやっていますが、その業務のなかでフリーソフトはゴリゴリに活用しています。
それらを無料で紹介します。
Windows10バージョンです。
コピペ卒業「ペースター」
テキストのコピペって、ついついやっちゃいますよね。
一日に何回コピペやっているか、一度数えてみてください。
相当な回数コピペをやっていると思います。
もし1日20回コピペして、トータルの時間が「たかが3分」だとしても、1年で18.25時間もコピペに費やしている計算になります。
人生80年としたら、実に1460時間。まるまる60日。
2ヶ月も不眠普及でコピペしていることになります。
コピペは地味に人生を消耗していることに気づくでしょう。
ECサイト運営者としては、できるだけ早くコピペを卒業しましょう。
前置きが長くなりましたが、そんなときに重宝するコピペ卒業ソフトがペースター。
9,800円くらいの価値はあると思いますが、嬉しいことに無料です。
よくコピペするテキストをおぼえさせておいて、キーボードを3回タタタっと押すだけでコピペできてしまいます。
「Ctrlキー」×2回で呼び出し+「ペースト内容番号の選択」
登録する件数も無制限です。
ソフト開発者には表彰状を送りたいくらいです。
今後音声で、「3番ペースト」と言うだけで貼り付けてくれる便利なソフトも出てくるでしょう。
イラレ卒業「キャンバ」
当店ではイラストレーターが使えるウェブ担当者が辞めて以来、無料で使えるウェブアプリのキャンバ(canva)を使っています。
バナーを作ったり商品写真の作り込みなどに使います。
ブラウザ上でここまで高度なことができるようになったのは、ある意味驚きですが、今後もっともっと進化するでしょうね。
このように、商品単体の写真に文字を入れたり、イラストを入れることができます。
イラストレーター卒業と同時にフォトショップも卒業です。
イラストレーターは、本来イラストのプロが使うソフトで、ECサイト運営者はイラストのプロじゃないですから。
そりゃ3Dの文字とかでバナーが作れるとインパクトはあるとは思いますが、キャンバで十分です。
キャンバに「3Dエフェクト」機能が搭載されるのは時間の問題でしょう。
運営スタッフ半分解雇!?「パソコン自動操作」
ECサイトを運営する当社は、通販開業システムのショップサーブをメインで使っています。
このシステムを使って注文を処理をするまでに、パソコン画面上で次のようなステップを踏みます。
1.ショップサーブログイン(クリック2回)
2.受注台帳を見る(クリック1回)
この3回クリックの作業をカットしてくれるのが、パソコン操作を自動化してくれる無料ソフトの「HiMacroEx(ハイマクロ・イーエックス)」と読むのでしょう。)
画面上での一連の操作を録画してボタン1個で再生するという優れものです。
最初は人の手で操作をして記録させる必要がありますが、1度記憶させれば何度でも正確に操作を再現してくれます。
受注処理にも使えますし、画像を一括で編集するような(バッチ処理)など、毎回手順の決まっているようなパソコン上の操作を自動でやってくれます。
この無料ソフトを使うだけでECサイト運営の効率が劇的にアップします。
ホームページ・ビルダー卒業「ウェブHTML編集」
当店はヤフーストアにも出店していますがHTML編集は必須です。
面倒くさいですが。
これまでは「一太郎」でお馴染みのジャストシステム(徳島発祥、東証一部上場)のホームページ・ビルダーを使っていました。
17000円ほどしますが、別にホームページを1から作るわけでもなく、とりあえず、商品説明のHTMLだけ編集できたら良いのでオンラインでHTMLが編集できる無料サービスを使っています。
HTML5に対応しているのでショップサーブでも使えますね。
むしろHTMLが難しいとか苦手な人にピッタリの無料アプリと言えるかもしれません。
HTML編集例↓