既読の本を棚に戻す前にパラパラするとドッグイヤーがあったのでチェック。本棚に並べる前に復習。実業もこなすシンクタンクの創業者が書いたビジネス本からインスピレーションを受けて、ネットでも使える売上げアップの具体策。
1.商品を売るのではなく商品が欲しくなる環境を作る
ついつい、商品を直接売ることをばかり考えてしまいますが、「欲しくなる状況を作れば自然と売れてしまう」というやつ。焼肉屋の横を通るを食べたくなったり、インテリア雑貨を販売するなら、雑貨単品を一生懸命アピールするよりも、「おしゃれな部屋を見せる」という感じですかね。
2.文字でアピールしていることを写真で演出する
高級ブランドの洋服ネットショップの店長が安っぽいTシャツを着ている写真。整理整頓されてないオフィスの写真。などは説得力に欠けるので、高品質の商品を本気で売ってる、という姿勢を目に見える形で見せる。ブランドに限らず、他の商材にも応用できますね。バナーやキャッチコピーであれこれ見せるより、写真一枚だけで効く場合もありそうです。
3.販売価格は客層や状況を見て決める
メーカーの指定する価格がある場合は難しいけど、オープン価格の商品やオリジナル商品の場合は、仕入金額から販売価格を決めるのではなく、「これくらいなら売れる」方式で決める。他店で売っていないものなら、お客さんが「これ以上は出せない」というくらいまで上げて販売。
ほとんどのコインパーキングは1日の上限金額がありますが、繁華街のど真ん中や観光地など、一日の上限がないことも多いですね。超強気。「高すぎる!」なんて批判を受けることもあるけど、利用する人がいる以上、ビジネスとしては正解ではないでしょうか。
5.ノコギリを売るには板を売れ
ドリルを売るには穴を売れを参考。「お客様はノコギリが欲しいのではない。板を切って本棚を作って本を収納してスッキリしたいのだ。あなたはノコギリではなくスッキリを売っているのだ。」というあれ。1とほぼ同じことですね。自分のお店で商品を売ってないかチェック。その商品を通じて得る「何か」をちゃんと意識できているか見直しですね。