新商品開発フレームワーク(自分用)

新商品開発フレームワーク

思いつきで作った商品や、「売れる!」と思って直感で仕入れた商品など。

ことごとく「売れない」を経験してきました。

最大の失敗は1500万円くらい・・・orz

全然うれないのなんの(爆)

そういった失敗を重ねて学んだことは、「自分には商品選びのセンスがない。」ということと、「思いつきだけではハズす。」ということ。

失敗を繰り返すことで、ちょっとずつ学習してヒットを出せるようになってきました。

今では、ハズすことは100%なくなりました。

失敗は成功の母!

最近は、ネット販売系の商品開発はほどほどで、別事業での商品開発が中心になっていますが、つい思いつきや直感に頼ってしまいがちなので、自分なりの商品開発フレームワーク(的なやつ)をブログ風にメモっておきます。

ご閲覧の方の役に立つかどうかは知りませんのであしからず。(^o^;)

需要があるかないか?

需要はあるか

ネット販売の場合、検索キーワードで需要があるかないかは明確に判断できます。

なので、検索ワードに商品をぶつけてやればサクサク売れるわけです。

でも、ECではそれが当たり前になって、みんなやっているので、今度はいかに上位に食い込むか?というSEOなり広告なり、そっち系の競争になっています。

はっきり需要がどの程度のボリュームがあるかってことが分かれば、話は早いのですが、なかなか正確にはつかめない。

だから、ある程度リサーチしてみての見切り発車になることが多いですね。

最近は、需要を確認してからローンチするより、「これって潜在需要あるんじゃね?」的な、表に現れていない需要を探りながら商品開発をすることもあります。(当てたときが最高に楽しい^^)

若い人からたまに受ける相談で「こういう商品を売りたい。」とか「こういうサービスで起業したい。」というのがあります。

「需要ある?」って聞くと、たいてい「調べてないです・・・」。

思いつきです。

思いつきがたまたま当たることもありますが、ブログ主のようにセンスのない人は、フレームワークを使って慎重にすすめないとね。

あと、その需要の規模がどの程度なのかも、ある程度把握しておくのは重要です。

法規制があるかないか?

法規制はあるか

ネット販売の商材は雑貨類なので法規制はありませんが、家電を開発するとか家具を作るとか、そういった場合は法律の規制が絡んできます。

製造物責任法、通称PL法です。

作った製品でユーザーがケガをしたり、何らかの損害をこうむったりした場合、メーカー側の損害賠償責任などを規定した法律です。

PL法
全治3時間

「法律をクリアしなければいけない。」というものではなくて、開発商品でトラブルがあった場合、その法律にのっとってあれこれ処理が進められるというものです。

また、健康系の商材の場合は薬機法の高い壁が待っています。

この法律はクリアしなければ、販売すらできない厳しい法律ですね。

「にきびが治りました。」という宣伝文句さえ禁止されているガチの法律です。

そんなわけで、商品開発のフレームワークのステップ1は、法規制があるかないか。

イエスかノーか。

もちろん、法規制なんてないところしかやらないので大丈夫ですが、たまに微妙な商品もあるので、一応法律は気にしておきます。

治療型か予防型か?

治療型予防型

何かの問題を解決する商品の場合、それが予防なのか治療なのか。

あるいは、どっちつかずの場合は、予防寄りなのか治療寄りなのか。

まず100%除外するのは予防型商品と予防寄り商品。

予防系は売れません。

売りにくいんです。

緊急性がないですから。

インフルで高熱が出たら病院に行きますが、健康なときに「インフル予防になります!」と謳っても、誰もかわないじゃないですか。

注射

だから、商品は絶対に、治療型の商品です。

治療と言っても人間の身体を治すわけではなく、家庭のトラブルを解決するとか人間関係のトラブルを解決するとか、要するに、広い意味での「解決」のことです。

冷蔵庫と壁との狭い隙間を何とかしたい。→超スリム収納棚

これもわりと治療寄りの解決型商品ですね。

早く楽に簡単か?

早く楽に簡単?

いろんな商材を売ってきて、最終的にたどり着いたのが「消費者は怠け者。」

つまり、自分も怠け者。

楽に、早く、簡単に問題を解決したいんです。

みんな一緒に怠けよう

ド定番は、コンビニ弁当ですね。

本来、食事は材料を買ってきて下ごしらえ調理、盛り付け、というプロセスを経て、「お腹がすいている」という問題を解決します。

でも、怠け者の消費者は楽したいので、このプロセスとしなくていい、つまり楽できるコンビニ弁当を買うわけです。

いや~たまにコンビニ弁当たべると、あのジャンク感がたまらなくウマいですよね。

組み立て型商品も販売していますが、「楽かどうか。」と突き詰めて考えます。

組み立て型本棚なんかでもスパナが付属している場合もよくありますよね。

「道具は自分で用意してね。」なんて言うと買ってくれる人がいなくなりいます。

消費者をいかに楽させるかを常に考えながら商品開発をすすめます。

納豆にしろ醤油のボトルにしろ、大手企業の作っている商品をじっくりみると、いたるところに怠け者消費者向けの「早・楽・簡単」の工夫が施されています。

適切な広告媒体はあるか?(集客43種)

広告媒体は決まっているか

アイデアから商品開発プロセスを経て、工場などで生産して製品化された。

その後、マーケティングする媒体は何か?明確に言えるかどうか。

「老人向けの商品を開発した。」

マーケティングはTVコマーシャルがベスト。

費用は1000万・・・

なんてときに、「そんなお金ないよね~。」では困りますから、予算と広告媒体の組み合わせで最適なものをちゃんと用意できるかどうかです。

広告
普通に良いアイデア

広告媒体と言っても、何種類あるんでしょう。

ちょっと思いつくままに並べてみますね。

  1. リスティング広告
  2. ディスプレイ広告
  3. youtube(無料投稿)
  4. youtube動画広告
  5. インスタ(無料投稿)
  6. インスタ広告
  7. フェイスブック(無料投稿)
  8. フェイスブック広告
  9. 郵送のダイレクトメール
  10. メールの「ダイレクトメール
  11. FAXDM
  12. LINE@
  13. LINE広告
  14. ツイッター広告
  15. Google ビジネス
  16. アフィリエイト広告
  17. 出版
  18. 新聞広告
  19. 雑誌広告
  20. テレビCM
  21. ラジオCM
  22. ライン広告
  23. テレマーケティング
  24. メルマガ
  25. クチコミ
  26. SEO
  27. メルマガ広告
  28. プレスリリース
  29. 展示会出展
  30. ポスティング
  31. 新聞折込チラシ
  32. イベント催事
  33. フリーペーパー(ホットペッパーなど)
  34. セミナー
  35. 紹介
  36. モニター
  37. チラシ配布(手渡し)
  38. ポスティング
  39. 看板
  40. 中吊り、ドア横など電車の広告
  41. エコ配などのリアカーや自動車の広告
  42. ビルの看板
  43. 駅の中の広告

もっとあると思いますが、この中から、ターゲットにリーチしやすい広告は何か?ということが、商品開発前に決まっているのは大前提。

広告媒体は適材適所

無料有料にかかわらず、いろいろな広告媒体がありますが、選び方は「適材適所」の一言に尽きます。

どんなモノをどんな場所で告知するのか。

以前感心したチラシ配りを見たことがあります。

分譲マンションのポケットティッシュ入りのチラシです。

どこで配っていたかというと、土日祝日はファミリー層で賑わう大きな公園の入り口。

分譲マンションのターゲットのひとつはファミリー系ですから、ファミリーの集まる場所で配布。

効果のほどはどの程度かわかりませんが、場所の選び方は正解でしょう。

駅前とかで配るよりも効率は良さそうに思えます。

また、ラーメン屋が、通販をしていない限りリスティング広告なんて選びませんよね。

ラーメン食いたくなったわ。

二郎系でもいこうかしら。

ルゥーミン

参考:オリジナル商品の作り方

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。