家電仕入れの大手コスモスベリーズに関するニュースです。
コスモスベリーズとは
この記事を読んでいる方には、おそらく説明不要とは思いますが一応簡単に説明しておきます。
コスモスベリーズ(以下、「コスモス」と書く)はヤマダ電機の子会社です。(確か。以前は違ったはず。)
同社と契約すると、ソニーやパナソニックなど、大手家電メーカーから、ヤマダ電機が仕入れる価格同等で家電の仕入れができます。
純粋なせどりは難しいかもしれませんが、在庫を置く場所があれば、受注発注という形で、ノーリスクのネット販売も可能な仕入れ先です。
当店も会員になって仕入れをしています。
激震!まごころ配送終了
コスモスの仕入れでは、基本的に、「在庫を持つ」スタイルです。
例えば、「SDカード10枚」を発注すると、ヤマダ電機の配送センターから自社に配達してくれます。配送料はかかりません。
でも、洗濯機などの一部大型家電は、在庫を持たずに、顧客直送ができます。
それが「まごころ配送」という仕組みです。
これが、お知らせによると、リサイクル法がらみで「違法」らしく、その方法を終了する」とのことです。
期限は12月25日15:00。
それ以降は、顧客直送は不可になります。
打撃を受ける通販店は200以上!?
大型家電などを、このコスモスの「まごころ配送」を使って顧客直送をしていた通販ショップは打撃を受けそうです。
コスモスでは、どちらかというと、街のガソリンスタンドや工務店が、地域密着型で家電を販売する事業者が中心ですが、ECも数百店舗存在しています。
同社も、ECお断りではなく、むしろEC専用の説明会などを開くなどして、積極的にEC事業者とも取引を広げています。
そのEC専門店の数ですが、確か200店以上とか聞いた記憶があります。
ただ、その数百店舗が、ガンガン家電を売っているかというと、まぁ、そんなことはないですね。
せいぜい10%の20店あるかないかじゃないでしょうか。(勝手な想像ですが)
スキームに期待
「まごころ配送」は、リサイクル法がらみで、ブラックかグレーかで、コンプライアンス(法令遵守)の観点で終了するわけです。
でも、お知らせによると、「新しいスキームの構築をお約束する」と名言しているので、2021年の新サービスに期待するしかないですね。
幸い、当店は、「まごころ配送」を使って大型家電を売りまくる通販ショップじゃないので、さほど影響はありませんが、新スキームによっては、大型家電どんどん参入型にシフトするのもアリ?かなとは思っています。
気になる大塚家具
最後に、どーでもいいエンタメな話ですが、ヤマダ電機(ほぼ=コスモスベリーズ)が大塚家具を買収しましたよね。
父と娘の骨肉の争い・・・
メディアでも話題になりました。
うろ覚えですが、右往左往していた大塚家具を、ヤマダ電機が支援して、「女社長に1年頑張ってみて。」と優しい言葉をかけたとか。
ところが、世間の期待に反して女社長は辞任。
もう、この種のニュースが好きな人は、「事実は小説より奇なり」を楽しんでいるんでしょうね。
実際のところはわかりませんが、表面上に出てくるニュースを見ていると、「裏でこんなことが起きてるのかな?」なんて想像するのは、フィクションを読むくらい楽しいですね(゚∀゚)/。