田舎暮らしが流行ると田舎起業の〇屋が儲かる!?最新成功事例

田舎暮らし

東洋経済オンラインの田舎暮らしに関する記事が出ていました。

https://toyokeizai.net/articles/-/361493
https://toyokeizai.net/articles/-/322146

神奈川から三重に移住した男性のお話。

この人「ジャーナリスト、中東料理研究家」という肩書。中東料理研究家ってwこういうの大好きですね。。

さて、田舎暮らしと田舎で起業について。

田舎暮らし(Uターン)に興味はあるものの、都会の誘惑の呪縛から離れられない日常を送っておりますが、そのうち「南国に移住したいな。」とは考えています。

田舎暮らしできない人が9割

都会生まれの都会育ちだと、カブトムシが死んだとき「電池交換どこ?」みたいな、昆虫の概念さえない人間になりがちです。

地方出身の人は、おそらく簡単に、どんな田舎でも適応できるでしょう。

いわゆるUターンですね。

でも、「都会しか知らない。」「田舎の実家がない。」そんな人で「田舎暮らし」を夢見る人は、田舎をナメては痛い目に遭うでしょう。

田舎の暗さに耐えられるか。

田舎のスローさに耐えられるか。

濃い目の人間関係に耐えられるか。

することのないの苦しみを楽しみに変えられるか。

などなど。

都会では味わえない田舎ならではの特徴の数々。

都会人には、なかなかのチャレンジです。

上記記事では、賃貸物件を借りて、神奈川と往復しながら物件探しを進め、最終的には古民家を買ったそうで。

楽しいか楽しくないか

記事の中で「楽しいか楽しくないか。」という選択基準に照らし合わせて考えたといった内容があります。

確かに、自動車とか、なんとなく「移動手段」として所有していますが、車を所通することが楽しいかというと、そうでもない・・・」そんな人も多いですよね。

冷静に計算すると、都会では自家用車は所有せず、カーシェアリングやタクシーなどを利用したほうが圧倒的にコストは安いわけですし。

でも、「自家用車を持つ」というのが、なんとなく正解っぽいからみんなそれをやっている。

究極、「仕事は楽しいか?」って聞かれると、「楽しくない。」と言う人も多いいですよね。

「じゃなんで続けるの?」と聞くと生活のため。

記事の著者は生活費月8000円ですから、月に1回現場仕事でもすれば済む金額です。

都会のマンションに住んでいるから働かないといけない。

自動車を持っているから働かないといけない。

家賃や自動車といった前提をなくすと、働く必要さえなくなりますが、極論でしょうかね・・・

ま、マンションも安くて良いし、自動車も別にいらない。

でも、「都会が楽しい。」って人には田舎暮らしは無縁ですけどね。

そう思っていてもできない理由

田舎暮らしに興味を持っていても「できない」人は、基本その勇気がないんですよね。

記事の主のように、ちょっと変わった人なら、どんな環境にも楽勝で適応できると思いますが、一般人は、「ひとりでは不安」。

一人で行動することに慣れているひとは、田舎暮らしをすると決めたらできます。

でも、都会に慣れてしまっている人は、不安しかないし難しい。

そこで活躍するのが田舎暮らしサポート。

「田舎暮らしサポート」で検索すると、やはり、それ系のビジネスをスタートしている企業がありました。

http://inaka-start.com/ (SSLリダイレクトできてませにんよ・・・)

高知県のどこかの地域主体の団体でしょう。

田舎暮らし体験談は土佐町が中心になっています。

この体験談悪くはないんですけど、田舎への移住はネットで商品を買うのとはわけが違うんで、レビュー的な体験談を写真とテキストだけで見せられても、実態がわかりにくいですからね。

せめて、動画のインタビューなど、田舎暮らしを考えている人が不安に思っていることなどを中心に、実際の体験談を語ってもらうくらいのコンテンツがあったほうが良いですね。

生活費が実際どれくらいかかるのかといった具体的情報もどんどん教えてもらえないとなかなか行動できないですよね。

平均的な額がわかれば、わざわざ「地方で起業」なんて考えなくても、ある程度の貯金だけで行ける場合もあるでしょうし。

田舎で起業する方法は2タイプだけ!?

田舎で起業するにはアイデア次第ですね。

田舎と言っても県庁所在地クラスの都市なのか人口2万を切るような過疎化のすすむ田舎なのか。

普通に考えると地方など田舎で起業する方法は2つになりそうです。

1つ目は、その地方の人をターゲットにする方法
2つ目は、その地方以外の人をターゲットにする方法

地方の人をターゲットにする場合は、当然その地方の文化や地理、人をわかっていないと行けないですよね。

これだけネットが普及しても都会と地方では情報格差がスゴイですから。

コロナ渦で、それがはっきりしました。

旅行に行きたくても「東京や大阪からのお客さんはお断り。」ということで、キャンセルを食らった人もたくさんいました。

情報源がテレビ中心の老人が多いからでしょうが、とにかく格差があるので、そのレベルに合わせた起業アイデアでないとダメでしょう。

2つ目は、その外部から呼び込む起業アイデア。

国内でも良いですし海外でも良い。

例えば、地方の山や川、海などの観光資源をネタに都会から集客するようなビジネスですね。

すでに、地方ではそういったビジネスをやっているところも、たくさんあるので、できるだけ多くの事例にあたるのが良いでしょう。

ネットで検索しても実態がわからないので、本気で起業考えているなら現地まで行ってしっかり見てくることですね。

ちなみに私も地方出身で、年に何度か帰省しますが、ま~~人の少なさと老人率の高さが目について起業どころか「過疎」や「衰退」、「空き家」や「廃墟」そんな言葉しか思い浮かばないですね・・・

老人だらけ

ただ、老人は金を持っているのは確か。

そこを狙うしかないか(笑)

今後儲かる商品やサービス

そんなわけで、具体的な起業アイデアはありませんが、老人のサポート系のビジネスはある程度成り立つでしょうね。

後、商品系ではソーラーパネルを使った自家発電でしょう。

すでにポータブルの蓄電池商品は多数で回っています。

でも、多すぎて何を選べは良いかわらない。

東洋経済の記事を書いている人も電気代をほとんど使っていないとか。

エアコンも使わないし冷蔵庫は夏だけ。

スマホはソーラーで充電(災害時にも活躍しますね。)。

ガスも使わず薪を使うとか。

そんなことを考えると、老後2000万とか、そんな大金いらないでしょう。

国民年金月額6万ちょっともらえたら、貯金できるレベルですね。

あるいは、貯金せずに月1で都会に遊びに行くとか。

知ってる?田舎起業、この成功事例(ネタバレ)

あまり知られていないであろう田舎起業の成功事例。

人口わずか5000人程度の街(北海道広尾郡大樹町)で月商300万円とか日販50万円と売る店があります。

それも2020年以降の話。

何の店かと言うとパン屋さん。

地方起業成功例「小麦の奴隷」
出典:www.komuginodorei-fc.com/

ホリエモンこと堀江貴文氏が主催するオンランサロンから生まれた企画。

その名も「小麦の奴隷」(「和牛マニア」とネーミング路線が同じですね。)

1年もたたないうちに50店舗の店舗展開をするフランチャイズ。

「彼は金もあるしコネもあるからね?」と切り捨てるのは簡単だけど、彼の凄いところは、ド田舎でも流行るお店の本質を見抜く洞察力があるところ。

金もコネもあるうえ頭脳もあるので、「こりゃ最強だわ。」と言わざるを得ない。

さて、田舎で流行り成功するにはどんなポイントを押さえるべきなのか。

ポイントは4つ。

1つ目は、「その田舎に『その』習慣があるかどうか。」

『その』には、小麦の奴隷の場合は『パンを食べる』と言う言葉が当てはまる。

先にも書きましたが田舎で起業するには「田舎の人を知る」と言うこと。

だから都会にあるビジネスモデルをそのままに田舎に持っていっても、そこに住む人たちに『その』習慣がなければ、見向きもされず失敗するには目に見えています。

名古屋は喫茶店でモーニングを食べると言う文化があるというのは有名です。

ま、今の若い人たちもそうかどうかはわかりませんが。。

いずれにせよ、全国民共通の『それ』か、その地方独特の『それ』か。

2つ目は、「SNSを活用する」ということ。

小麦の奴隷では広告宣伝費はゼロと言います。

SNSで告知したり、カレーパンを無料で100個提供したり、(田舎では)インパクトのあることを次々と投入することで一瞬で話題の店になったそうです。

都会のパン屋でカレーパンを100個配っても、ニュースに取り上げられることはあっても人々が殺到するほどのインパクトはないでしょう。

でも、村社会の田舎、地方であれば、口コミは大爆発するのは想像に容易ですね。

私の地元は人口5万人くらいの市ではありますが、ちょっとしたローカルな話題も、LINEや電話で友人知人にすぐに拡散します。

もっとも、地元は離れているので「そんな話いらねーよ。」と言う話題ばかりですが。

3つ目は、「しっかり差別化(商圏のライバルが真似できないこと)」。

小麦に関してはグレードがあって、昔ながらの個人店のようなところにはハイグレードな粉が回ってこないそうです。

つまり、小麦の奴隷では、金と規模にモノを言わせ、プロ用ハイグレードの小麦を使うことによって、そも地方で差別化することも抜かりなくやっています。

4つ目は、実は一番重要なこと。

それは「参入のタイミング。」

コロナ騒ぎで、外食を自粛してつまらない日々を送ることに不満を持っている人が沢山ある中に「テイクアウト」の業態をぶつけたことで、見事にブレークしたと言うことです。

自粛ムードの時に「お酒を出すレストランを始める」と言うのは、最悪の、バッドタイミングだと言うことはアホでも分かると思います。

いずれの戦略も、すべて計算ずくめでやっているところが、優れているし、学ぶべきことが多いですね。

まとめると、地方で起業して成功するには(1)タイミングを見極める。(2)その地方を知る(3)マーケティングを抜かりなくですね。

タイミングは経験やセンスがかなり要求されますが、マーケティングに関しては本を読めば、ほぼマスターできますね。

おすすめのマーケティングの本を紹介しておきます。

フランチャイズを募集しているので、そこに乗っかるのもアリですね。

他のフランチャイズって、ブラックで加盟店を搾取するのがほとんどですが、堀江氏はそういうのが嫌いらしく、加盟店にちゃんと利益が残る仕組みにしてるんじゃないでうすかね。


出典:amazon.co.jp

出典:amazon.co.jp

参考:https://www.youtube.com/watch?v=vfBjoe2cgK0

ネット販売なら楽勝で田舎暮らし

都会でお勤めの人が田舎暮らしするには、リモートワーク100%OKを除いて退職がセットになります。

でも、ネット販売は基本場所が関係ないので、今持っているオフィスを田舎に移すだけ。

ただ、商品の発送については、限界集落とか、あまりに田舎過ぎるとお客さんへのお届けが遅くなるので、地方都市レベルに留めておきたいところです。

通販システムショップサーブを提供するEストアーでも出荷代行をやっているので、出荷作業を丸投げするとオフィスさえいらなくなります。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。