イケていないネットショップに対してアドバイスを公開してくれているのを見て、「だよね。」と思った日記。
入口は多く、出口はふさぐ
さけの定置網漁のように、入口は広く、多く用意し、出口はふさぐ。
ネットショップをやっていて、ブログにamebloを使っているお店もたまに見かけますが論外ですね。
amebloから入ってくるお客さんはOKですけが、お店に訪問したお客さんがamebloページに移動すると、関係のない広告やリンクの出口だらけで、逃してしまうリスクが高くなります。
また、Wordpressでブログをやっている場合も、販売ページからWPへのリンクは少なくし、WPから販売サイトへの誘導を多くするのがポイントです。
「網に穴を作らない。一度入った魚は全部釣り上げる。」くいらいの気持ちが必要です。
直感的にターゲットがわかる
見込み客が販売ページに訪問した際、すぐにお店が対象としているお客さんの層ががわかるようにする。
例えば、モデルさんは全員20代前半の女性。
写真を見るだけで20代前半の女性は、「私に合う服が見つかりそう」って思いますよね。
でも、30代半ばまでをターゲットにしている場合、20代ばかりだと30代を逃してしまうリスクが発生します。(関係なく買う人もいますが)
もし、30代半ばまでをターゲットにしている場合は、「30代半ばまでのモデルさんを使う。」など。
初歩的知識がないお客を想定する
「このニットには上質な天竺を使用しています。」
以上。
「天竺」って何?なんて読むの?
アパレル販売店あるある、です。
アパレルをやっていると天竺(てんじく)なんて、1+1=レベルの初歩的な知識です。
なので、何の疑いもなく普通に使っちゃいます。
「天竺が何なのか?」といった初歩的なことも説明してあげる必要があります。
あと「上質」もよく使いがちですが、何を持って上質か直感的にわからないですよね。
「質が良いのだろう。」と言うことはわかりますが、感覚でわからない。
「ふわっとした着心地」「なめらかな肌触り」など、別の言葉へ言い換えたほうが良いですね。
「あなたの使うその言葉、お客さんは知らない。」という前提で言葉をチョイスすべし。
売れるカテゴリー分けにする
お花屋さんを例に。(お花のことはわからないので知ってる花で)
何も考えずにカテゴリを作ると「チューリップ」「たんぽぽ」「菊」といった分け方になるでしょう。
ブランド毎の分け方ですね。
チューリップをクリックすると「赤」「黄色」「白」とか、大きいものから小さいモノまでラインナップがある。
一見、当たり前の分け方ですが、「お客さんはどういう目的でお花を買いに来ているのか?」という視点からカテゴリ分けをします。
例えば、「入学祝」「開店祝い」「卒業祝い」「お墓参り」。
今のお花屋さんは、どこもこのような分け方をしているとは思いますが、お花ではないあなたのネットショップは大丈夫でしょうか。
お客さんの目的に合ったカテゴリ分けをしているか?と言うことです。
販売者目線だけで決めてしまうと、売れないカテゴリ分けになってしまうので注意しましょう。