「コスモスベリーズって仕入れ値とかどうなんですか?」って。
『そんな質問、コスモスベリーズ歴浅いオレにするなよ。』
なんて思いますが、せっかくなんでネタにしてしまいます。
事実!
まず「家電販売」という点について。
個人的には、タピオカがブームで終わったように、唐揚げ屋もブームで飽和状態になったように、家電も「斜陽産業(落ち目の業界)」と思っていました。
ところが、コスモスベリーズの説明会に参加して、家電には必ず買い替え需要があるという点と、業界全体のまったく落ちていない売上高の推移を見せられて、自分が「いかに誤った先入観で業界を見ていたか」と言うことを痛感したのです。
確かに、ニュースを見る限り、サンヨーがパナソニックに吸収されたり、シャープが外資に身売りしたり、東芝が瀕死だったり、ネガティブなニュースばかりなので、つい、家電業界はオワタと思ってしまいます。
でも、うちも最近、洗濯機が壊れ、電子レンジが壊れ、冷蔵庫もそろそろやばいな・・・
そんな状況を思い浮かべると、家電業界、実は、静かに熱いのではないか?
それが、コスモスベリーズに加入したきっかけです。
歴史
コスモスベリーズに加入すれば、パナソニック、シャープ、日立、東芝、三菱、ソニーといった国内一流メーカーの家電製品が仕入れられます。
それも、ガチというか普通の仕入れ値で。(^^)
ネット上、いろいろ仕入れサイトはありますが、「卸値」と謳ってるけど、アマゾンや楽天の小売価格より高いこと、普通にありますよね。
「ふざけんなよ。」なんて思っちゃいますが、彼らも商売ですから・・・
でも、コスモスベリーズなら、国内トップメーカーの家電を、普通の卸値で仕入れられます。全部ではありませんが。
というのも、コスモスベリーズの成り立ちをサイトで見てもらえばよいのですが、「街の小さな家電店の共同仕入れ」が、そもそものきっかけなんです。
昔は、家電販売は街の電気屋さんが中心だったんです。それが背景になっています。
個人店1店でメーカーと取引しても、仕入れ数は知れているから、卸値は、そうしても高くなって、あまりうまみはない。
そんな理由で、「じゃ、みんな集まって仕入れボリューム増やせば仕入れ値も下げられるじゃん。」みたいな。
共同仕入れですね。
アマゾンせどり?転売?やめとけ。
最近の副業派は、実に勤勉でビジネスの本質をよくわかってますよね。
在庫を持たず、商品は横流しで、マージンだけを取る。
これが、ほんと楽で儲かる商売なんです。
だから、家電のコスモスベリーズを使って、「せどりやっちゃう?」みたいな。
残念ですが、基本納品があります。
つまり、発注したなら、あなたの家やオフィスにメーカーから直接商品が納品されちゃいます。
それを知らず、例えば「洗濯機10台、冷蔵庫30台、50インチの薄型液晶テレビ22台」を仕入れると、大変なことになりますよね(^^)
在庫スペースがある場合は良いですが、ワンルームとか100%無理です。
ただ、一応、転売的なことはできないでもないんですが微妙なんです。
何で微妙かというと、上記で触れた歴史や成り立ちのように、転売ヤーのためのしくみじゃないんです。
「地域密着型のガソリンスタンドが家電を顧客に販売する。」みたいな、リアルベースが基本にあるからです。
仕入れ値は!?
結論から言うとピンキリ。
要するに利益がたっぷり出せるモノもあれば、仕入れ値がアマゾンの小売価格より高い場合もあります。
大型家電は単価も高いので4万5万と利益が出せるものもあります。
でも、トップセラーのように、コスモスベリーズの管理画面では、「この商品は利益率30%」といった表示はないから人海戦術で探さないといけないわけで。
管理画面で仕入れ値調べる→カカクコムで比較→調べる→比較
このループです。
かと言って、スクレイピング(「管理画面内をソフトで自動的に解析する」みたいな感じ。)は禁止されています。
家電販売にしっかり時間を投入できる場合は、利益率の高い商品を見つけて販売することは可能ですね。
在庫は持たなくていいので、メーカーページからデータを取ってショップに載せておく。
注文が入ったら、コスモスに発注、納品、再発送。
自分で発送しないといけないので、運送会社との契約も必要です。
※全国のヤマダ電気から顧客へ直送してくれる「まごころ配送」というサービスは終わっちゃいました(2020年末あたり)。
加盟店
同社発表の加盟店は3800店とかでしたか。
ただ、総店舗数では12000くらいだったと思います。
加盟店が3800で総店舗が12000というのは、加盟店A社は1社だけど、支店が10店の場合は、総店舗数にカウントされるためです。
実は、加盟店の9割以上は、リアルベースの実業系の企業なんですよ。
ガソリンスタンド、街の電気屋さん、工務店や電気工事店、工務店などです。
EC系の企業やお店は、超少数派です。
価格コムなどで家電を販売しているお店は、また別の仕入れルートがあって、一般人は、なかなか食い込めない領域ですからね。
加盟金、保証金
初年度は20万くらいですね。
「保証金は30万円」といった方法と、月額3000円といった方法、どちらかを選べます。
月額コストは15000円程度でしょうか。
副業で家電を販売(転売)したいと思っているサラリーマンなどにとっては、まあまあの金額ですね。
でも、すでに事業を行っている企業にとっては、激安とまではいかないまでも、この金額はローリスク、ローコストな金額です。
個人的にはかなり狙い目かと
月額コスト15000円とか、「それで儲けるつもりじゃねーのか?」なんて、印象ですが、この会社、実は、設立が古いゆえアナログです。
いつの設立かは忘れましたが、完全なIT化がされていない状況です。
ネット発注もできるのですが、ネット発注できない商品は、「オペレーターが注文をまとめてメーカーにFAXする。」
まだ、こんなことをやってるんですよ。
ウェブサイト見てもそんなことは1mmもわかりませんけどね。
別にアナログなのが悪いって言ってるわけじゃないですよ。
当社の仕入れ先でも、「LINEこそできるけど、他はアナログ100%、ホームページもない。」
そんな企業に限って、ほんとありがたい商品を提供してくれていたりするわけです。
繰り返しますが、コスモスベリーズはリアルを想定したしくみです。
ネット系は、あまり多くありません。
そこが狙い目、という感覚わかりますかね。。。
誰にでもオススメするわけではないですが、やり方によっては、家電のうまい仕入れができそうです。
在庫有無ハイブリッドはおいしい
たしかに、在庫を持たない転売は楽です。
パソコン1台でできますからね。場所もいらないし人もいらない。お気楽ノマドが楽しめます。
でも、それもひとつのやり方ですが、在庫をもっても悪くないですよ。
だから、家電系なら小さめのものを在庫して、こつこつ売っても良いわけです。
当店は、ショップサーブでネット通販をやっていますが、在庫している商品と在庫してない(ドロップシッピング)の商品の両方を扱っています。
ハイブリッド型です。
在庫を持っている商材は、メーカーから顧客宅へ直送ができない商品です。
だから、直送できない商品を否定すると、その売上はゼロになります。
でも、あえて、在庫を持つことで利益が得られています。在庫スペースは、畳3畳もないくらいです。
回転が早いので1、2週間に1度仕入れる感じです。
平日、ほぼ夕方に運送会社取りに来る、ごく一般的なやり方です。
どーしても、在庫を持つことが無理な場合は仕方ないですが、スペース的に、時間的に、在庫可能な場合は、一度家電販売も検討してみても良いのでは?なんておもいますけどね。