新しい商材がやってきて、「ん~どうやって売ろう。」と悩んでいます。
というのも、自社で販売しているジャンルとは、似ても似つかないようなジャンルだから・・・
でも、売りたい。
通常のネット販売の方法
通常、商品を仕入れたなら、ショップサーブなんかで通販サイトを作り、リスティング広告を出したりSEOをしたりしながら売るわけです。
まあ、そのやり方でも良いんですが、正直、やりたくない・・・というか、そこまで手をかける時間がない。
しかも、どんな結果が出るかわからない。
もっともっと楽をしたい。
しかも、確実に結果の出る方法で。
すっかり怠け心が成長しちゃって、「寝てても儲かるには?」ということばかり考えます。
ライバルに価格競争で敗れる
10年ほど前でしょうか。当社がメインで販売していた商品がありました。
メーカーからのお達しで「価格維持遵守」でやっていました。
ところが、気づけば楽天ショップの1店舗が、仕入れ値を割る価格で販売をしはじめました。
結果、その商品がカテゴリで売れ筋NO.1になる状態が続きました。
そりゃそうですよね。
これまで1万円出さないと買えなかったものが4500円とかで買えるわけですから、お客さんは飛びつきます。
当店の売上はみるみる減っていきジリ貧状態。
そんなことがありました。
赤字で売ってもおいしいワケ
その楽天ショップが、どういうつもりで赤字販売していたのかは知りません。
もしかすると、単に1位がほしかっただけなのかも知れません。
でも、賢いショップなら、赤字で売ることで顧客リストが集めらることに気づいていたかも知れません。
そうなんです。
最初の商品を赤字で売っても「購入者リスト」は手元に残るわけです。
だから、そのリストを元に別の商品を売り込めば、最初のコストもペイできてしまうって話です。
もちろん、安売りすれば安い客しか集まらないので、売り方は注意しないといけないですが。
有名な話
わりと思い出したのが高枝切りバサミですね。
テレビ通販で今もやっていますかね。
当時は、それなりに反響があってめちゃくちゃ売れたらしいです。
かなりお値打ちな価格で売ったみたいですが、販売会社はハサミを売ってもうkるのが目的ではなく、「お庭を持っている顧客リストを集める」のが目的だっとか。
高さの庭木を切るハサミを買う客は、ほぼ100%庭のある戸建てを持っているわけです。
となれば、今度は庭に関するいろいろな商品の売り込みがかけられます。
その会社が、その後何を売っていったはわかりませんが、庭に関するいろいろな商品やサービスってありますよね。
害虫駆除やら草むしりやら。「防犯カメラ付けませんか?」でもいけるし、「外壁塗り替えませんか。」といったリフォーム系もいける。
誰でも彼でも集めてしまうと、マンションや寮に住んでいる人まで集まってきます。
それでは、庭に関する商品の売れる率はもちろん、反応率もコンバージョン率も下がってしまいます。
いかに濃度の高いリストを集めるかってことですね。
ターゲットはファミリー層
今回の商材、ターゲットはファミリー層なんです。
だから、単身者は一切いらない。
じゃ、「何を売って顧客リストを集めるか。」って話になりますが、これがなかなか難しい。
ファミリー層がすぐに飛びつくような商材を用意しないといけないし、結局広告を出さないといけない。
でも、確実に買ってもらえるような価格設定にしたいし、安売り過ぎて安い客ばかり集めたくもない。
でも、リストを集めた後も、価格訴求(安さアピール法)で販売する場合は、安い客を集めても問題なさそうです。
「ファミリー層が必ず買うものって何?」
そこからスタートです。