この時期になると、ショップサーブ(通販システム)からのニュースレターに、もれなくついてきた「イベントカレンダー」を思い出します。あれ便利だったんですよね。販促とか計画を立てるのに・・・
誰かくれないかなぁ~
「待てよ、自分でやってみてはどうか?」と調べてみたら、イベントカレンダーは、総務省(https://www.e-stat.go.jp/ )の統計をもとに作られていたことがわかりました。というわけで、慣れないエクセルのお勉強を兼ねて暇をつぶしてみました。
本日現在、1年間の数字がそろっている2018年のものを使ってみました。
おそらく、この作業、Eストアーの社員さんが担当していたんでしょう。なかなか楽しいですね。エクセルの勉強にもなりますし(^^)
ちなみに、統計のプロじゃないので、素人なりにまとめているので正しいかどうかは不明です(たぶん大丈夫だとは思うけど)。
2020年の販売計画やキャンペーンの企画などに使ってくれると、うれしいですが、使えるレベルどうかは知りません。
全体支出の統計
統計は2人以上の世帯に限って全国7500世帯ほどで調査をしたようです。なので数値は平均値。
余談ですが、家計調査に協力している人っているんですかね?周りで聞いたことないんですけど、、ま、調査されているという前提で考えましょう。
この全体の支出統計を見て感じたのは、「限られた収入の中で毎月予算を配分している。」ということ。普通そうですよね。
統計サンプルが年収1000万世帯だと、3月に100万、12月に200万。そんな支出になることもあるでしょう。あくまで、平均的な家庭をチョイスしているのかな?って思いました。
ランキング1位は12月、ボーナスというのもあって、冬支度や新年に向けての支出が一番多くなるのでしょうか。
食費の統計
おっと食費も12月が1位です。クリスマスや年末は、ちょっと豪華に、という感じでしょうか。
意外だったのが、ニッパチの8月が2位にランクしている点ですね。暑いから飲料の出費がかさむのでしょうか。あるいは、そうめんや冷やしうどん需要とか。
3位の10月は食の秋ということで、季節の食材を中心に盛り上がる、と言うことにしておきましょう。
洋服や履物
アパレル関係者必見!というとちょっと大げさですが、被服(衣類)や靴などの消費統計です。
これはなかなかわかりやすいんじゃですよね。3月が2位にランクしているのは入学入社に向けて服や靴を新調するのが影響していると思われます。
11月12月(1月もそれなりに消費)と伸びているのは冬物ですね。コートやブーツなどはそれなりの単価になるので出費もかさむってことですね。
逆に最下位の8月もわかりやすい。男性ならTシャツ、短パン、サンダルと安ければ1000円以内のコーデもできますし。
ファッションに敏感な人と言えば、シーズンの何か月も前に購入しますが、一般の家庭では寒くなってきたら「買う」という流れですか。
家具や家事用品(耐久財)
上記までの統計と違って、家具や家事用品の出費では金額のばらつきが目立ちます。下は8,000円から上は14,000円まで。
耐久財とは、洗剤やティッシュペーパーのような消耗品ではない「モノ」です。ヒーターだったり、こたつだったり。
12月の消費がダントツですね。ちょうど今日ホームセンターに行ったきたんですが、あまりの車の多さにそのまま引き返しました。
1月や2月は新生活のための家具需要がありそうですが、統計外なのか、あるいは家具付きマンションなどが普及してきたり、シェアハウスなどの利用率があがっているのか、わかりませんが、個人的には意外でした。
7月と12月が1位、2位は、やはり冷暖房関係の出費でしょう。
外食
ニュースでも話題頻出の外食産業。どんな業界もニッパチはダメという固定観念が間違っていたことに気づく。。。
8月は2位。12月が1位。2月はニッパチの文字通り、日数の少ない分売り上げは年間でも最少です。
以外なのが9月ですね。食欲の秋で消費が増えるのかと思いきや下からランキングは下から2番目。8月の反動でしょうか。
4月のお花見の出費は外食じゃないですかね。ま、よくわかりませんが、なんとなく動向がつかめるような気がします。