「ネット通販を始めたい。通販開業サーバーはいろいろあるけど、どこを選べば良いのか?」
そんなときに必ずチェックしたい5つのポイント。
個人の副業から企業や飲食店の通販事業部の立ち上げまで。
すべてに共通する基準。
ITスキルはあるか?
普段からパソコンやスマホをネットを利用し、ブログを書いたりツイッターでつぶやいたり。
ツイッターのプロフィール画像、ブログの写真などを編集加工して載せることができる。
このあたりが最低限必要なITスキルと言えます。
逆に、普段スマホは使っているけど、電話やLINE、ニュースや動画を見る程度。
このような人は「ITスキルなし。」と思って良いでしょう。
EC業界の現状を把握できているか?
今何が売れているのか。
どんなトレンドなのか。
今後の見通しはどんな感じか。
システム構築は何が良いのか。
ECサイトはどのように運用するのか。
すでに十分な知識を持っている。
あるいは、それを知るためのスキルや手段を持っているか。
人材の配置はできるか?
ECサイトをオペレーションし(動かし)、商品をマーケティング(市場に拡散)していけるスキルがある。
あるいは、スキルを持っている人材をおけるかどうか。
よくあるのが中小企業の社長のパターン。
ちょっとパソコンが得意な社員に、「今はECがアツい。会社のネットショップを作りなさい。」と指示。
業界を知らない社長あるある。
結果的に、ネットショップは完成するけど、動かすスキルも時間もない気の毒な兼業社員。
結局、「観賞用ECサイトを」長年塩漬けするパターン。
何社も見てきましたが、自動車の運転と同じように、ECサイトも、動かすスキルがないと1mmも前へ進めないことを認識するのが大事です。
専任の人材をしっかり配置イコール取り組む時間。
人と人材があることが前提。
予算投入できるか?
個人が趣味的に、副業的にECを始める場合は0円で始められるので除外。
でも、中小企業が新たにEC事業に参入するような場合、「ただで」なんて甘い考えは通用しません。
ITスキルを持った人材を配置し、計画的に資金を投入する。
また、マーケティングにも予算は必要。
ターゲットにリーチしやすい広告媒体を選び、計画的に予算を投入します。
ECサイト運営の中で、サーバーそのものにかかる費用はごくわずか。
人材とマーケティングにかかる費用のほうが、断然大きくなることの認識も必要ですね。
サーバー選びはできるか?
安いサーバーを借りず、ショップサーブなどの企業のEC向けのサーバーを選ぶ。
安いサーバーは、ここぞというときに、かゆいところに手が届かないことが多く、サーバーの乗り換えという面倒なことに陥ります。
例えば、顧客が増えてきたとき、「シナリオ別に顧客にメールを送りたい。」
そういったCRMも含め、企業ECに求められる運用のための機能をすべて満たしているか。
最近は、どこのサーバーも高機能化されているけど、びっくりするような「機能抜け」を見つけることもあります。
どこのサーバーとは言いませんが、おそらく、ユーザーからの声をうまく拾えていないのでしょう。
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