ECサイト運営者なら100%やっている当たり前4つのこと

ショップ運営当たり前のこと4つ

インスタントECであるBASE株式会社Shopifyの台頭で、誰でも簡単にECサイトが持てるようになりました。

商品写真やデータを入力して「やった!完成だ!」と喜んだのもつかの間。

「で、次何やるの?(・・)」

という「運営方法がわからない難民」は常に発生しています。

根拠はありませんが、その割合は9割に上るでしょう。

さて、ネットショップが完成したら、「普通は、これはやりますよ。」という当たり前の中の当たり前のこと4つについて。

ターゲットの選定

「誰に向けて情報発信をしている販売サイトなのか。」ということを明確にする必要があります。

何も「当店は、25歳の独身OLがターゲットです!」なんて言葉で書く必要は一切ありません。

サイトのコンテンツで「それ(ターゲット)」を暗示すれば良いのです。

25歳独身のOLが見て「あ、私のことだ。」と思えるようなキャッチコピーや写真、クリエイティブを用意するだけで、ターゲットは明確になります。

「25歳のOLもターゲットにしたいし、60歳の女性もターゲットにしたい。」

それもターゲットの選定のひとつとは言えますが、お店が想定するターゲット・イメージは、実際に存在する人にまで絞るのが有効です。

お店が完成したらスタート

商品数によっては、構築に数週間から数か月かかる場合もあります。

そして「お店完成!開店!」と言える段階では、達成感を味わうことになりますが、それは終わりではなくスタート。

達成感に浸っているヒマはありません。

完成からがネットショップ運営の始まりなんですよね。

・変な日本語はないか?
・文字だらけになっていないか?
・客目線で表現できているか?
・写真は使用感が伝わるか?
・バナーなどのクリエイティブは客層に響いているか?

などなど、初期に投入したコンテンツは、数日、数週間後に見返してみると、とんでもないクズであることに気づくこともよくあることです。

完成後に、達成感に浸り止まる人や企業は、そこで終わり。(個人的には、何店舗もやっちゃいましたが。)

止めない人に成果は訪れます。

SEO対策は基本マナー

人と会うときに基本的なマナーがあるように、販売ページのSEO対策は、やって当たり前のマナーです。

人間関係において、マナーを無視した行動は嫌われます。

ECサイトにおいては、マナーを無視すると検索エンジンに嫌われます。

嫌われると次がありません。

通販サイトシステムのに出店しているショップサーブお店のエピソードで、SEO対策をしただけで月商1000万を超えたケースもありました。

当該店舗は、ECに不慣れな人が始めたののか、SEOという基本マナーを知らなかったんですね。

でも、基本マナーをちゃんと身に着けるだけで、しっかり成果が出た良い例だと思います。

SEO対策と言っても、難しいことは1つもありません。

用意されているフォームに入力していくだけ。

お店のフォームを確認してみてください。

「空欄」になっていたり、「お客さんが検索しないような言葉(販売者視点の言葉)」を使ったりしていませんか?

SEO対策は、販売に力を入れている商品の数だけ対策をしないといけないので骨の折れる作業になります。

でも、それがコツコツができるお店だけが繁盛店へのチケットを手にすることができます。

Googleアナリティクスを常にチェックする

ECサイトは作って眺めているだけでは「お客さんがいつ来たのか?」「何分滞在したのか?」「どんな訪問者なのか?」といったことがわかりません。

わからないまま営業を続けて「売り上げが上がらない。どうしたらいいの。」と言っても誰も助けてくれません。

助けようがないんです。

でも、Googleアナリティクスを取り入れていて、しっかりデータを見ていれば、「どうすればいいの?」に対する回答は100%わかります。

・このページのコンテンツが弱いですね。
・別のクリエイティブに変えましょう。
・別のページに誘導しましょう。

商売は、足し算や引き算ができて当たり前。

ECサイトで商売するなら、Googleアナリティクスを活用できて当たり前。

それくらい初歩的な、当たり前のことです。

以上、4つをしっかり実行していけば、少なくとも「観賞用ネットショップ」にはならないでしょう。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。