バレンタインデーですね。
まだ、義理チョコとか本命チョコとか、そういうので盛り上がっているのでしょうか・・・
もはや、バレンタインデーとか、無関係の場所にいるので「世間がどうなのか?」まったくわかりません・・・
お菓子を売っているわけでもないので。
でも、いつの日か、本命チョコをもらえることを夢見ている少年です。
が、そんなくだらない話はさておき、メルカリ!
久々に出品したら即売れ。
というところから、ネット販売プラットフォーム別に、ターゲットや売り方について、あれこれ考えてみました。
ヤフオク
ヤフオクユーザーのデータとか、細かく見てませんが、ハッキリ言って「オッサン・オバハンワールド」じゃないでしょうか?
10代20代なんていないでしょう。
おっさん、おばはんは比較検討の鬼。
出品する場合、「確実に売れる価格設定をしないと無視される。」感じがします。
もちろん1円スタートが人気を集めるコツっちゃこつですが、その時のユーザーが少なすぎると大損をこいてしまうこともあるわけですから。
去年もヤフオクで家電を販売して直接手渡しをしましたが、おっさん・オバハンどころか、あわやおじいちゃん・おばあちゃんですわ。
でも、ネットはそれなりに使いこなしている。
リテラシーの低い若者を搾取するのには向ていないプラットフォームだと思いました。
アマゾン
アマゾンも売れるのは売れるんですが、ジャンルによりけりですよね。
一言で言えば「探されないモノは売れない。」でしょう。
当店は、マーケットプレースで一時的に出品していたことはありましたが、今はやってません。
なぜなら、探される(検索される)ような商品を売っていないから。
検索されないような商品を100万点アマゾンに登録しても、売れるわけないですよね。
もちろん、何かのきっかけで売れるかもしれませんが、指をくわえて待つとかヤですから。
あと、アマゾン出品するとブランドは作りにくいですよね。
あくまで「アマゾン出品物」という域を出られませんから。
ユーザーのロイヤリティーやLTVとか関係なくひたすら売る!
中国輸入品のせどらーも、ひたすら売る系ですよね。
自社サイト
ひとりひとりのお客様と真摯に向き合い、お客様と共に成長していくスタイルを取る場合は、独自で通販システムのショップサーブなど使って自社サイトを立ち上げます。
アマゾンも楽も、ヤフーも関係なく、「お店」や「企業」単体としてブランドを確立することができます。
当店も、モールには出店していますが、本店サイトで注文してくれるお客さんは、確実に種類が違います。
種類というと、動物を分類をしているみたいで失礼かもしれませんが、「ネットショップの先に人がいる。」ことを意識したお客さんが多いです。
極端な話、ネットショップでポチポチっとする前に、電話をくれるんです。
通販サイトの「裏側に人がいる」ことを感じ取れているお客さんですね。
最初は、商品の細かいことの質問だったのが、気づけは世間話になっていることもあります。(これが実に楽しい・・・)
結果、購入にいたらないこともありますが、そういったお客さんは、安い高いといった短絡的な判断はしないんですよね。
「このお店なら安心して買える。(値段は関係ない。)」みたいな、そんな確信をもって注文をくれます。
そういったお客さんの単価は「高額」であるパターンが多いので、やはり本店サイトは必須です。(そういったビジネスモデルの企業の場合に限る。)
メルカリ
自社の通販でメルカリは使ってませんが、プライベートで不用品を出せば即日売れてしまいます。
これだけは毎回テンションが上がるし楽しいですね。
梱包とか発送は面倒くさいですが、捨てるよりはマシです。
もちろん、商売じゃないので利益がウンヌンはないですが、メルカリユーザーは年齢層も若いゆえ「スピード感ありき」ではないか?、と思いました。
つまり、ヤフオク・ユーザーのような「広範囲の情報を網羅して精査する」といった慎重派ユーザーに対し、ぱっと見て、「欲しい!その価格なら買う!」といった衝動派ユーザーが多いような気がしました。
若年層(40代の主婦とかも多いけど!)で衝動派ですから、1万2万といった高額な商品はスルーだと思います。
でも、「数千円なら即買い。」
そんな商品は、本格的なネットショップを持つよりも、UIはどんくさいですがメルカリのほうが売りやすいよね~っと思った次第です。
広告もそうですが、商材やターゲットを考えて、マーケティングに適切な場所を選びたいものですね。