持続化給付金100万円を頂く準備するものは以下の4つの資料。
1)2019年度の確定申告書のコピー
2)今年の帳簿のコピー
3)銀行の通帳のコピー
4)本人確認の免許証やパスポートのコピー
余裕でもらえる?
まず、今年の帳簿なんて自由に書けます。
まだ確定していないんだから。
前年の売上は確定しているけど、今年は確定申告まだなので、去年の同月の売上×50%で書けばいいわけで・・・(悪)
去年の5月の売上確定分が30万円だっとしましょう。
じゃ、今年の5月は「15万円なり。」と書くだけで完了です。
「残りの15万は半年後の売上にしちゃえ。」みたいな。
日付変えるだけですね。
年間の売上にウソはない。
クラウド会計のフリー(freee)なんかを使っている人がほとんどだと思いますが、数字も日付も、いくらでも書き換え可能ですからね。
その数字の真偽なんて誰もチェックしようがないですし。
これは100万円せしめることができるぞ。\(^o^)/
と、悪魔のささやきにニヤリとしたのもつかの間。
これの提出は無理だ・・・
メインバンクのジャパンネット銀行に通帳はないので履歴を家庭用のプリンターで印刷すればよいわけですが、
やってしまいました・・・
本来、個人事業主用として作った ジャパンネット銀行の屋号口座。
事業専用に作った口座・・・
何年も前から公私混同で混沌状態。
売上金の入金もあればプライベートの入金もある。
家賃の振り込みもあればスポーツジムの引き落としもある。(個人事業主はスポーツジムは福利厚生費として経費算入できない!)
フリー(freee)の口座情報と実際の口座の内容は、似ても似つかないほど大きくずれております。
例えば、この仕訳。
JNB10万円 |売上高10万円 (取引先:クライアントA)
この段階では口座に10万円あることになりますよね。
でも、遊びに行くのでJNB口座から3万円出金した。
この出金は事業とは関係ないので帳簿にはつけられません。
なので、帳簿上は10万円の残高ですが、実際の口座残高は7万円になってしまいます。
実は、「プライベートな出金は帳簿にはつけられない。」というのは間違いで、つけることができます。
「事業主貸」です。
仕訳は次の通り
JNB10万 |売上高10万 (取引先:クライアントA)
事業主貸3万 |JNB3万(飲み会)
これさえ毎回やっておけば、1円もずれずにすんだのですが、横着。
手遅れでぐちゃぐちゃ。
不正に手を染めるのか
実は、これにも解決策が。
ネット銀行はどこでも、口座の記録をCSVファイルで取り出すことができます。
それをエクセルで編集して帳簿とピッタリ合わせて、HTMLでネットバンキングの画面を作って、それをプリントアウト。
資料が完璧に揃います。
これは改竄(かいざん)と言えば改竄かもしれませんが100%バレないでしょう。
ネット銀行の残高をHTMLで再編集してプリントしたものを見て、「これはCSVファイルを再編集してHTMLで作ったやつだな?」ってプロのウェブクリエーターで見分けられないですね。
むしろ、チェックする人のために見やすく体裁を整える親切な行為かも。
でも、最初の悪のアイデアのように、実際の売上ではなく、故意に数字を操作するのは、ご立派な不正になりそうです。
会計士に相談すると100%「やめなさい。」と言われるでしょう。(当たり前。)
確定申告の時期でもないのに、5か月分の帳簿をまとめたり資料を用意したりするのは面倒です。
さらに、万が一不正がバレたりすると、もっと面倒です。
不正に手を染めるのはやめました。
公私混同はやめましょう
ついでに、やめておきたいこと。
公私混同派が言っても説得力もないですが、個人事業主と言え、公私混同を避けるのは基本です。
この4、5月にネットショップ(Shopify利用者激増)を始めた人もたくさんいるようですが、銀行口座はプライベート用と事業用は、きっちり分けておきましょう。
クレジットカードもプライベートと事業用は分ける。(しっかり混同してますが!)
「公私を分ける」というのは、法人では当たり前なんですが、個人だとね、、、つい面倒なんで一緒にしちゃうんですよね。
そんないい加減なことやってるから、本当は100万円を楽々もらえたかもしれないのに、もらえないことになるんです。
あとは、個人事業主として「開業届け」を出す。
青色申告を選んでおく。(65万円控除はでかい!)
確定申告をきっちりやっていく。
今ごろ、まじめにやってきた人は100万円もらっているんでしょうね・・・
あ~なんて残念なことか・・・orz
ちなみに、きっちり帳簿をつけて、毎年きっちり確定申告をしていれば、いざというとき、銀行や公庫から資金を借りやすくなりますよ。
もちろん、毎年赤字だと借りられませんが・・・(借りれる場合もあるけど)
金を借りるなら黒字決算です。
借りるつもりがないなら赤字決算。
今年こそ目指せ!黒字決算!