転売やせどりという言葉もすっかり定着した昨今。
問屋やメーカーなどから卸値で仕入れるのではなく、『一般の小売店で一般消費者として買ったものをネット販売して良いのか?』という類のご質問。
全然OKですね。
100%合法。
薬品など法的にネット販売に規制があるもの以外、自由に販売できます。
でも、メーカーが小売店に対してネット販売を禁止している商品など、法的にはOKでも業界でNGになっていることもあります。
市販品のリアルとネットの価格差を利用した販売は個人的にもよくやっていました。
小売店のセールを狙って買い付けに行って、それらに利益を乗せてネット販売。アウトレットをよく利用していましたね。
買う人がいる限り売価は自由
納得して買う人がいる以上いくらで売ろうが、それは販売店や販売者の自由です。
コンビニで買った100円のポテトチップスに「お店で提供している」という付加価値を付けて1000円で販売してもなんら問題ないですよね。
問題になるのは販売方法でしょうか。
例えば、「抱き合わせ販売」など、禁止されている販売方法などもあるので、独占禁止法あたりはひと通り目を通しておいたほうが良いと思います。
繰り返しますが、「買う人がいる限りいくらで売ろうが合法」ってことです。
ただし、「ほどほどに」がオススメ
もともと8000円くらいのスニーカーがプレミアがついて4万円。
こういうのって世間的にも認知されているので、悪くないと思うんです。
買う側もわかって買っていますから。むしろ買って喜んだり。
そもそも、いやなら買いませんよね。
でも、変なウィルスが流行ってマスクが品薄に。
そこで、転売ヤーが買い占めて高値でネット転売。
これね、、100%合法ですよ。でも、そういう転売って「困る人」が出てくるワケでしょう?
いくらで売ろうとかまいませんし合法です。
でも、「困る人が存在するような売り方」という時点で「人間の行いとしてはアウト」です。
儲けたい気持ちは良くわかりますけどね(^^)
できるだけ、許容範囲、常識的なレベルでささやかに儲けるのが、その後を考えると、結局はお得であると思います。
ずるい儲け方は結局失う
清く正しく儲けて、儲けた金を社会に還元する行為は素晴らしいことだと思います。
でも、ちょっとグレーなやり方や、上記のような困っている人が泣く泣く買わないといけないような転売の仕方で儲けた場合。
変な話ですが、長期的にみるとバランスがとられるんですよね。
つまり、「悪銭身に付かず」という古いコトワザがあるように、「まっとうでない方法で儲けても、結局なくなってしまう。(元に戻る)」という意味です。
一時的に儲かっても、そのプラスをかき消すようなマイナスの出来事起きてしまうわけです。
「何百万を儲けたけど全部なくなった。」というケースや「儲けたお金は残っているけど激しく体調を崩してしまった。」みたいなね。
「宝くじ当たったけど不幸になった。」に似てますね。
じゃっかん、都市伝説的な印象を受けられるかもしれませんが、長年生きていると、そういった例をよく見ているので、やはりそうなのか、って思っちゃいますね。
市販品の転売よりもオリジナル
2020年の今、何か転売しようと思って、簡単に利益の出せる市販品見つけられますか?
見つけられる場合は、どうぞやってください。
個人的には、もともと転売ヤー出身なので、常に転売のことは頭にありますが、ここ10年以上、まともに転売できるような商品に出会ったことがありません。
だから、今はオリジナル商品に集中しています。
オリジナル商品の最大のメリットは価格競争がないってことです。
類似品がない場合は、好きな値段で売れますから値引きする必要がないんですよね。
もちろん、「それが売れている。」と知ったライバル各社は、類似品を発売してきます。
そうなると、オリジナルも埋もれて売れなくなります。
そうなる前に、オリジナル第二弾を投入するわけです。これが実に楽しい(^o^)
個人レベルでやる場合は、ハンドメイドなどが「小さく儲けるなら」確実です。post_917
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