キョロナ用のワクティーン打ちましたか?
個人的には怖くてうてまてんね。
早いもので、自作の通販サイトからショップサーブに切り替えて10年?
15年前とはECサイトの運営方法もガラリと変わったものもあれば、なにひとつ変わっていないこともあります。
このブログはECサイト運営のかたわら、2005年あたりからやっていますが(15年以上!自分がびっくり。)、「ECサイトの裏側」というタイトルで何件か記事を書いていたものを、今回まとめました。
古いゴミのような情報はカットして、ECサイトに興味のある人に、多少でもお役に立てればなにより、という視点でリライトしました。
ブログ1本で全部は伝えきれませんが・・・
リアル重視は20年前と変わらず
ECサイトはウェブページを作ったり広告を出稿したり、パソコンで行うデジタルの仕事が多いです。
最近は風呂のなかで汗をかきながらスマホでデータの編集することもありますが・・・
でも、それは普段の作業的な仕事であって、経営的な仕事となるとリアルベースの仕事が多いです。
例えば、商材を発掘するために「足」と「目」を使ったり、取引企業との会合での情報交換などです。
特に、取引先企業との情報交換は「生情報(一次情報)」があふれているので、定期的にやらないと取り残されてしまいます。
生情報(一次情報)とは、簡単に言えば、まだ一般に出回っていない情報のことです。
株で言えば、違法ですがインサイダー取引ですね。
でも、通常の企業間の情報交換は違法でもなんでもないです。
商品の開発情報なども、リリース前に知ることができるので、しっかり準備することができます。
オリジナル商品の企画が増えてきた
依然と変わったことと言えば、オリジナル商品の企画や開発が増えてきたという点です。
それでも全体では一部です。
以前は、メーカーの新旧商品をそのまま販売していただけですが、どこも同じことをやり始めたので、価格競争になっちゃうんですよね。
他者との競争という意味での安売りは、利益を削るだけなので、やったこともないし、今後もやらないです。
ですから、価格競争になると見事なまで負けてしまいます。
安売りは他社に任せて、「こちらは付加価値をつけて高利益で販売する。」という、ある意味、住み分けができている状況です。
ただ、型番製品で勝負するには限界があるので、結局はオリジナル商品になってしまいます。
オリジナル商品は、他店で売っていないので競争が存在しません。
だから、好きな値段で理想的な利益をちゃんと取れます。
もちろん、売れるか売れないかは「腕」次第ですけどね。
失敗作もたくさんあります(´;ω;`)
裏心理暴露!?ウソで固められた人生?
「当店の〇〇は無農薬で丹精込めて作っております。健康を意識する方はもちろん、お子さんにもおすすめです。お客様の笑顔が私たちのはげみになります。」
こういった売り文句って一般的にあると思いますが、まあ、ものは言いようです。
たしかに、農産物などのは情熱をもって作っている農家さんも多いと思いますが、雑貨ひとつ売るのに情熱なんてないですよ。
売値から仕入れを引いた残りが利益。
その利益をできるだけ大きくするためのビジネスの活動にすぎません。
ただ、それを露骨に表現すると印象が悪いので、売るための文言を創作して商品ページに書いているわけです。
ぶっちゃけ、ウソとまでいかないまでも、壮大な脚色ですね。
「不良率の高い商品や粗悪品を、いかにも良いように表現して売って逃げ切る。」みたいなことは、さすがにしませんが、問題のない商品なら、ぎりぎりまで「盛って」売ります(;^ω^)。
罪悪感との闘いですね。
アウトの線ぎりぎりまで頑張りますが。
やりすぎると、クレームやなんやら面倒なことを抱え込んでしまうので、何事もほどほどですね。
仕入れ先は断固教えません!
企業からの問い合わせも多く、中には「どこのメーカーから仕入れているんですか?」と間抜けな質問をいただくことがあります。
それを教えちゃー商売になりませんから、仕入れ先を教えるのではなく、文字通り「海外のメーカー(工場)」を教えます。
それを聞いたところで直接輸入できることはまずないですからね。
全部が全部じゃないですが、特に利益率高い商材を扱うメーカーは極秘です。
また、先方との良好な関係もしっかり保っているので、例え社員がやめて同業で独立しようとしても、仕入れられないというバリアーも貼っています。
どこの業界でも「あるある」だと思いますが、会社をやめて背負っている「会社の看板」が外れたとたんに、その業界では無力になるというやつです。
先方は、「あなた個人とお付き合い」しているのではなく、「A社の看板があるからお付き合いしていただけ。」というあれですね。
これで独立失敗する人も多いようなので要注意ですね。
写真や動画を極める
10年以上前、メーカーのWebサイトからデータをコピペして販売していました。
今も8割はそのやり方です。(楽ですから)
ある時、ある商品だけ、やたらに良い写真のものに差し替えられていたんです。
うちのお店も、それに差し替えたとたんに、めちゃくちゃ売れるようになったんですね。
その時に、「あ、写真って大事だ・・・」って気づきました。
アパレルではないので、全部の商品についてしっかり撮影する必要はありませんが、ここぞというときはしっかり写真を撮ります。
と言っても、iPhoneですけどね。
iPhoneのポートレート撮影機能を使うだけで、1000円の商品も3000円くらいの価値に盛れますから。
後は動画。
これはお勉強中です。
動画広告もそうですが、「動画を使ったほうが商品をわかりやすく伝えられる。」ような商品は、どんどん動画を取り入れています。
ただ、動画は大変です。
容量もでかいし編集も時間がかかる。
専門スタッフを雇いたいところですが、そこまでの仕事量はない。
自分でやるしかないじゃん・・・という悩ましい状況です。
ワードプレス+WooCommerce
日々いろいろな商材に出会いますが、最終的に考えるのは利益率。
楽天などの販売プラットフォームを使うとメリットもありますが、手数料系がバカ高くなるんですよね。
そんなとき、ECサイトを自作できれば最強です。
それを可能にしてくれるのが、無料ブログシステムのワードプレスと、ECサイトプラグインのWooCommerce。
扱いはなかなか大変ですが、かかる費用はクレジットカード手数料だけ。
楽天のように20%~30%と手数料むしり取られることなく、わずか3.4%だけでネット販売ができます。
だから、BASE株式会社の手数料10%でもバカ高く感じてしまいます。
ただ、扱いが大変なので、ある程度稼働してきたらShopifyに引っ越ししますが。
最近はこのパターンが多いです。
WordPress+WooCommerceはできるようになっていると、何かと役立つとおもいますのでオススメです。