「起業できる人」「起業できない人」の違いは?

ひろゆきが良いこと言ってました。

起業に向いているひとは「会社勤めできない人が向いてるんじゃね?」と。

もう、的確すぎて、「それ!」「以上!」で終わります(爆)

ほんとその通り。

私自身起業して30年近くになりますが、(自慢ではないですよ。性格の話です。)そもそも、どこかの企業に勤めようなんて発想が1ミリもなかったです。

大学も行きましたが、周りは就活やってましたが、「自分には全く関係ないこと。」くらいのん感覚でした。

縁があれば、勤めるという選択もあったのかもしれませんが、結局、縁がなかったので、そのままずるずる事業をやっています。

やる気なんていらない

起業するには「やる気いる?」みたいな話がありますが、ないよりはあったほうが良いです。

やる気がなくても、売り上げを作って利益を残せる仕組みが作れたらそれでオッケーです。

世の中いろんな起業家がいて、「この人熱いなぁ~」なんて思うことがありますが、それを考えると、自分の場合は、どちらかというと「やる気ない系」だと思います。

やる気ないから、働きたくない。

働きたくないから自動でお金が入ってくる仕組みを作りたい。

結果、起業する。

こんな流れですから。

誰もが気づいていると思いますが、一時的やる気なんて続かないじゃないですか。

やる気満々でも、やり遂げたら、無気力になる・・・

そんな経験ないでしょうか。

引きこもりのススメ

外に出て身体を動かしていると、それなりに充実感があります。

でも、外に出ている間「頭は動かしているか?」というと、意外に動かしてないものです。

人間、やはり、モノを考えないほうが楽なんですよね。

もし、起業を考えているなら、自宅やどこかの個室に引きこもって徹底的に脳ミソを酷使して、考えまくる時間が必要です。

というのも、世の中で活躍している起業家は、ずっと現場で働いているかというそうじゃないですよね。ユニクロの柳井さんが店舗で服を売っていますでしょうか。ソフトバンクの孫社長が店に立ってスマホを売っているでしょうか。

社長をする人は、現場の重要性も熟知していますが、引きこもって戦略を考えることの重要性も知っています。

毎日毎日というワケではありませんが、一人っきりになってじっくり、戦略を練る時間をもつのは、例え、副業で起業する人であっても必要なことです。

「動いていないと仕事をしていない」感、は現場スタッフの感覚です。起業家になるためには、その呪縛からはいったん解放される必要があります。

16時間働いても疲れない

上記のように、「仕事」=「趣味」=「人生」にしてしまうと、普段の活動は何かの義務に束縛されているわけではなく、すべて自発的なものになります。

野暮な例で言うと、「あ~ビール飲みてぇなぁ~。焼き鳥なんかいいな。」なんて、ふと思います。

「サラリーマンなら同僚や友人を誘って飲みに行く。」ということになりますが、「仕事」=「趣味」の人は違います。

同じ焼き鳥店に行くのでも「これは仕事である。」という思いを持っていきます。そして、残念ながら、相棒が見つからず1人で焼き鳥に行くことになった場合。

ただ、焼き鳥に行ってビールを飲んで帰るのではなく、立地や客の入り方から始まり、店舗スタッフの動きや会話などを観察します。時にはスタッフと話をして従業員の考えなどをリサーチします。

普段、スタッフを雇っていると本音はなかなか聞けないものです。そういった場所に客としていくことで、スタッフとして感じている様々な感情や意見を行くことができるわけです。 そして、それを経営に生かす。

そうなれば、焼き鳥代も経費になるわけです。なかなかせこい考えですが、そういった考え方で、すべて自分のビジネスに絡めて考えることで、起きている間すべてが仕事になるワケです。

当然、誰かから指示されてやっているわけではなく、自分からやっていることなのでストレスもなければ、疲れることもありません。これが人の3倍はたくということです。

アイデアは煮詰めた後に食べごろがくる

肉じゃがでも混載の煮物でも、煮詰めたあとが食べごろなのはご存知の通りです。

アイデアも同じで、「知識」「経験」という材料をあたまの中で、わけのわからないまま煮詰めてることで食べごろのタイミングがやってきます。

料理は味見でチェックできますが、アイデアは降ってくるまで気づきません。そこだけが違う点です。

アイデアが降ってくるまでは、強火でガンガン煮詰めることです。あ、弱火でも可。

引きこもる重要性も書きましたがトコトン考えることも重要です。

さんざん考えてもいいアイデアが浮かぶことはないです。とことんに詰めて疲れてきたら風呂に入るなりビールを飲むなり、だらけるのが一番です。とにかくゆるゆるになるのです。

そんなときにアイデアは降ってきます。 アイデアさんはビビリなので必死な人には寄り付かないのです。ゆるくだらぁ~っとしている人だけに安心して集まってきます。

これは、外山滋比古など、多くの先人が口をそろえて言っていることなので間違いないです。

自信がない

「やる以上は必ず儲けなければ」と思うと自信がなくて始められないのですが・・・。

経験もないのに自信がある、と言うのは天才かバカか。

経験する前に自信がないというのは至って普通ですね。

どんな店長も、最初は未経験の素人。

そこから経験を積みながら自信をつけていくものです。

受け売りっぽいですが、確かにその通りだと思います。

例え、儲けられなくても、いろいろ実践した経験は将来的に必ず役に立つのは間違いないです。

たくさんの知識があっても、経験がともなってないと使える知恵にはならないと言います。

必要なのは、思い切りだと思います。

やる気とかじゃないですよ。

最初の一歩を踏み出すだけ。それだけ。

別にやる気がなくても、誰でも歩くくらいできるでしょう。

思い切って最初の一歩を踏み出せば、見える景色も変わってきます。

スタートを切ってみれば想定外のことがドンドン押し寄せてきます。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。