ステップメールは、お客さんなどのメールアドレスに、任意の回数、任意の期間、内容の違うメールを自動送信するシステムです。
1通目はテンプレート(A)
2通目はテンプレート(B)
3通目はテンプレート(C)
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ステップメールの優れているのは、登録した日を起点として、お客さん等個別に、まるで手動でメールを送っているかのように装うことができる点でしょう。(「装う」というと聞こえは悪いが。)
ステップメールは、当社(Shopifyで通販運営中)のようにEC事業者から、一般企業の営業さん、コンサルタント、怪しい商材を買わせる奴らなど、いろいろな人や企業に、いろいろな方法で利用されています。
フォローメールとは?
ステップメールでよく使われうフォローメール。
フォローメールとは、商品を買ってくれたお客様に、後日、「商品は届きましたでしょうか?」とか「商品の使い勝手はいかがですか?」、あるいは、「ぜひご感想を頂けますか?」といった内容のメールのことです。
「商品を買ったらそれっきり連絡なし。」の店よりも、温かみのある対応として捉えてくれるのでリピーターを増やしたり固定化させたり、お店のファンを作るには定番のメールと言えます。
例えば、フォローメールはこのような感じです。(購入後7日後に送信するような例)
【件名】:ヤマダ様へ 商品は無事届きましたか?店長の山崎です。
【本文】
ヤマダ様
こんにちは。
ネットショップの山崎です。
お世話になります。
先日は、カシミヤスリッパ(購入商品)をお買い上げ頂き誠にありがとうございました。
商品は無事お受け取りになりましたか?
もし、すでにご使用されている場合は、ぜひ使用感などを教えて頂けると嬉しいです。
なお、レビューを書いて頂いたお客様には、毎月抽選で素敵なプレゼントを差し上げております。
こちらも合わせて、ご利用頂けますと幸いです。
https://netshop7.com/review.php?USB-03
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ネットショップ
店長 山崎ひびき
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ステップメール当社の活用事例
当社では、Shopifyを使ってネット販売を行っています。
数千点の商品を扱っているのですが、一部、サポートやフォローが必要な商品があります。
そういった商品を買ってくれたお客さんには、上記のように自動でフォローメールを送るようにしています。
メルマガではないので、あたかも当社からメールが送られているかのように装うために(言い方悪いけど)、注文日にお客さんのメールアドレスをステップメールに登録します。
注文当日や発送完了時は通常のシステムメールですが、1週間後に「その後いかがですか?」というフォローメールを送り1ヶ月後に「1ヶ月経ちましたが改善しましたか?」という感じで自動送信します。
そうすることで、お客さんに「買うだけ買ったら、後はほったらかしかい!」という悪い印象をあたえず、「たえずお客様のことを気にしていますよ。」というサポート体制であることがアピールできます。
これを手動でやろうと思うと、とてもじゃないとできないんですね。
その点で、ステップメールは超優れたシステムだと思いますし重宝しています。
ステップメールがないことを考えたくないくらい便利なシステムと言えます。
ステップメールまでサブスク化はムカつくぜ
本来ステップメールのシステムなんて、ネット上に無料で転がっているものです。
「転がっている」というと失礼ですが、プログラマーさんが趣味で作って「勝手に無料で使ってね。」という親切心から無料配布されていたようなものなんですね。
でも、今はどうでしょう。
「何でもかんでもサブスクにしやがって!」なんて個人的にはムカついています。
例えば、いろいろそういったサービスを提供している業者はいますが月額1万円とか取るわけです。
無料プログラムなら、CGIが使えるサーバー(ロリポップとかさくらインターネット(※このブログを運用しているサーバー))を使えば、月額200円~500円程度で運用できちゃうわけです。
それを1万円円も取るって、長年ネット業界にいる人なら「ボッタクリでしかない!」と言うでしょう。(逆に「オレがやりたいわ!」みたいな。)
ステップメールが使える通販システム
ステップメールのプログラムは、なかなか複雑です。
開発にも時間もコストもかかります。
そのため、例えば、当社がShopify以外で利用しているショップサーブなどは、有料オプションになっています。(確か月額1万円とか!まったくボッタクリだぜ!)
初心者に人気のbase(ベイス)などは、そもそもステップメールを使うレベルのお店がほとんどない(と考えられる)のでアプリにもありません(2023年1月現在)。
同じく通販アプリではおなじみのMakeshop(メイクショップ)では、標準で装備されていたような気がしますが(プレミアムプラン)、ステップメールを使うためだけに乗り換えするというのも無駄なような気がしますね。
当社の使っているShopifyでも、ステップメール・アプリはあるにはあるんですが、これもムカつく(^^;)サブスク(月額5,000円)です。
普通のメール機能のように、どこのお店も使うものなら標準装備でしょうが、あまり使われないような機能に関しては、値打ちをこいてサブスクとかになっているわけですね。
安くステップメールを導入する方法は2択
資金力のある企業なら月額5,000円なり1万円なりのサブスクでステップメールを使えばいいんです。
でも、我々中小企業、あるいは、個人事業主がステップメールを使いたい。」って場合は、やはり、最低コストにしたいですよね。
そこで、20年以上EC業界の変化を見てきて、たどり着いた安くステップメール導入のための方法は2つだけです。
ステップメールCGI
CGIとは、簡単に言えば、base(ベイス)やShopifyなどで見るアプリと同じです。(プログラムの一種)
アプリの場合はポチッと導入できますが、CGIの場合はサーバーやFTPなどの知識がある人向けのDIY的アプリといった感じです。
当社では、サイトのどこかで、このCGIについて触れていると思いますが、2万円弱のステップメールCGIを買い取ってサーバーに放り込んで運用しています。
つまり、買い取り1回ポッキリで、すでに10年くらい使っているわけですから、割り算したら月額160円くらいです。
1年だとしても月額約1,600円(月額5,000円がいかに高額かおわかりいだだけるかと!)
CGIが壊れることは100%ないですから長く使えば長く使うほどお得になるわけです。
wordpressのプラグイン
サーバーやFTP、CGI、HTMLなど技術的なことが全くわからない人にはwordpressのプラグインという選択があります。
多少サーバー関係の知識は必要ですが、プラグインはアプリのようなもので、ポチッとで導入できてしまいます。
最も有名なステップメールのプラグインは、MailPoet 3ってやつですね。
登録読者1,000名までは無料で使えるので、ほとんどのお店や企業は、とりあえず使えるのではないでしょうか。