経営者がアルバイトをするケース3パターン。
1つ目は、自身の会社の給料では生活ができないから、自分の収入を補填するためアルバイトをするパターン。
2つ目は、時間があるので社会勉強としてアルバイトをしてみたい人。
3つ目は、社会保険料を究極まで下げたいがためにアルバイトをする人。
これ以外に、「知り合いがどうしても手伝ってくれ。」とのことで、お手伝いするパターンもありそうですね。
経営が成り立っていないからアルバイト
雇われない働き方を選んだはずが雇われるという選択をせざるをえない経営状況。
生活のためにアルバイトをするわけですが、そのアルバイトの間は本業に時間が使えないので本業がますます悪い状態に。
負のスパイラル。
経営者としては、この状況だけは避けたい。
でも、「背に腹は代えられない。」ということもあるでしょう。
まあ、「経営が思わしくないからアルバイトを・・・」という考えもわかりますが、「せっかく経営歴」があるなら、それをネタに何か商売をするってのも考えてみては?って思います。
わかりやすい例で言うと、若い税理士。
難関の税理士試験に通っても客が取れないと商売になりません。
資格があっても営業力がないと金にならない。
以前関わった税理士がそうでしたね。
一流大学の法学部を出て税理士を何十年もやっているのにジリ貧・・・
コミュニケーションがくっそ下手くそなんですよね。
だから、クソみたいな安い仕事(タクシー運転手の確定申告とか)しか回ってこず、確定申告の時期なんかは、いっつもイライラしていましたね。
バイト以下の時給です。
さて、ユーチューブに若い税理士が顔出しをして喋っている動画がいくつかあります。
個人的な印象ですが、彼らの一部は、従来型の税理士業でやっていくのが難しいからyoutubeという選択をして「たまたま当たっている」ケースもあるような気がします。
あくまで想像ですけどね。
しゃべりがうまい人って意外にコミュ障な人って多いんですよ。
カメラに向かってはうまく喋れるけど、対人になった瞬間「コミュニケーションが下手糞になる。」みたいな。
あとは、セミナーですかね。
儲かっていないので「儲ける方法」をセミナーで言うのは無理があると思いますが、そのビジネスを「始める方法」をセミナーで伝授するとかならできるんじゃないでしょうか?
会社を経営していても、それがうまくいっていない場合は、アルバイトをする前に、「他にもっと得意な分野があるかも?」て考えてみてはいかがでしょうか?
社会勉強のためにアルバイト
お金のためではなく「見聞を広めるため」のアルバイト。
あるいは、自分のビジネスを拡大したい、効率化したいといった場合に、アルバイトとして大手企業のやり方を盗みに行くパターン。
これをやって話題になったのが、ミシュランの1つ星レストランの村山太一さん。
本も出版していますね。
大手企業って徹底的に効率化を進めているから、同業種にバイトで入るだけでかなり参考になります。
まあ、個人的には、この本で面白かったのはイタリアでの修行時代の話ですね。
ドラマになりそうな話が印象的でした。
個人的にも、コンビニやレストランなど若い頃に経験したことのないアルバイトは、今でもやってみたいと思っています。
ヤバイバイトなんかも潜入してみたい気持ちはあります。
あと、体力づくりのためにUberの配達員のバイト(個人事業主ですけど)も興味ありますね。
知らない土地に行って、お金もらいながらサイクリング、かつ、シェイプアップって楽しそうじゃないですか(^^)。
社会保険料を最安値にするためのアルバイト
経営者は経営者でも法人の代表取締役の場合に限ります。
会社から自分に出す役員報酬を最低額(月額5万円等)にして、生活費や交遊費はアルバイトで稼ぐというパターン。
仕方なく、そうなっている上記1の場合もあるでしょうし、意図的に社会保険料を下げるために、このパターンにしている場合もあります。
社会保険料は役員報酬だけにかかってきて、バイトで得た収入にはかかりません。
だから、バイトで月30万、50万と稼いだとしても社会保険料は1円も上がらず、所得税、住民税がちょっと増えるだけです。
「所得税や住民税が上がるのはヤダ!」と思うかも知れませんが、所得税や住民税と社会保険料の率の差を見ると、社会保険料のほうが圧倒的に高いんですよ。
年金を貯金みたいに思っている人も多いみたいですが、全然違うんですよね・・・
年金は基本、今の老人のための寄付です。
払ったものが返ってくるわけではないんです。
関連記事書いているので良かったらどうぞ↓
やってみたいアルバイト5選
個人的に、今後やってみたいアルバイトについて。
まず、1つ目は、運動嫌いなので「Uberの配達員をしながら体力づくりをする。」というやつ。
上でも書きましたが、超スピードの出るロードバイクを買って、知らない土地でサイクリングしながらアルバイト。
いや~、想像しただけで楽しそうです。
2つ目は、風?f?俗店の店員。
まったく縁もゆかりもない商売の裏側ってなんかワクワクしますよね。
下手なB級映画を見るよりスリルがありそうです。
業界としてはちょっとヤバイとは思いますが半年くらい経験してみるのもいいかな?って思います。
話のネタとしても、めちゃくちゃおもしろいと思いますし。
3つ目は、遺跡調査・発掘。
あまり知られていないですが、土を触るのって健康にいいんですよ。
(興味ある人は石黒先生のお話をどうぞ:https://www.youtube.com/watch?v=CZUcWvX7TNY)
普段土を触ることもないし、アウトドアも好きなんで、屋外で刷毛なんか使って土と戯れるって楽しそう(*´ω`*)って思います。
4つ目は、引っ越しのアルバイト
これは学生時代に経験したことはありますが、機会があれば筋トレをかねて、やってみたいですね。
大手が1件の引っ越しで4人配置するようなところ(金があるので)、無名の引っ越し会社は「2人でやる。」みたいにブラック寄りの引っ越し会社が良いですね。
完全にMですねw
5つ目はリゾートバイト。
通称リゾバですね。
まわりの若い子達が北は北海道から南は沖縄まで。
2週間~2ヶ月とか住み込みでリゾートバイトに行っているのをリアルに見ていると「楽しそう。」って思ってしまいます。
富士山の山小屋のバイトは寒いのでノーサンキューですが南の島でリゾバとか素敵すぎって思います。
まぁ、オッサンはいくら応募したところでハネられるでしょうけど・・・