ネット通販における集約方法はたくさんあります。
その中でも、誰でも簡単に取り組めるのが商品数やアイテム数の増強でしょう。
当店は、Shopify以外、ヤフーショッピング支店も運営しています。
ヤフーでは商品点数100点くらいのときは、注文なんて入る気配すらなかったのが、追加追加で増やしていくと、どんどん注文が入るようになりました。
正確な数字は覚えていませんが500点を越えたあたりから注文が入るようになったような気がします。
たくさん釣り糸をたらそう
お客さんを魚に例えるのは、いささか失礼、不謹慎な気もしますが、分かりやすいので良しとしましょう。
釣りをしたことがない人でも、釣り糸が1本のときと100本のときとでは釣れる「確率」が上がるのは、簡単にわかるでしょう。
ネット通販についても同じで、釣り糸、つまり商品ページが多ければ多いほど、釣り糸効果で集客力が増えるという法則があります。
もし、「お金をかけず集客力を上げたい!」と思っている場合は、以下の商品数を増やすアイデアを参考に取り組んでみてはいかがでしょうか。
無料仕入れサイトを活用して増やす
「商品数を増やす」=「商品をたくさん仕入れないといけない」ということはありません。
商品のデータだけ拝借して、見た目上増やすだけです。
在庫は持つ必要はありません。
そんなときに活用できるのがネット卸(仕入れ)サイトです。
NETSEA(ネッシー)などは、もっとも有名所で、毎日商品が増え続けていて、200万点以上の商品が仕入れホーダイです。
もちろん、仕入れホーダイと言ってもデータだけです。
注文が入った時に初めて発注すれば良いのです。
中には在庫を持つことが条件のメーカーもあるのでそこは要チェックです。
NETSEA(ネッシー)以外にも仕入れサイトはたくさんあるので、自社のジャンルに近い卸企業を探すと良いでしょう。
自社商品で増やす
どちらかというと、売り上げアップ、単価アップの手法にはなりますが、自社商品を組み合わせて商品数を増やす方法があります。
商品がA、B、Cとある3点あるとします。
そこでA+Bのセット商品やB+Cのセット商品を作ることで、商品点数は5つになります。
またAに「保証付き」「おまけ付き」「サポート付き」といった商品を作る方法もあります。
この場合、A、A’、A”、A”’というふうに派生的に商品数を増やすことができます。
また、商品Aを一般消費者向けに販売しているのなら、今度はAを箱ごと販売する「卸販売」や「業務用販売」など、ターゲットを変えることでも商品数を増やすことができます。
実は、このような発想をするためのフレームワークという便利なものがあるので、ぜひ活用してみてください。
コラボで商品数を増やす
お店同士、企業同士、商品を融通し合う、じゃないですが、繋がりのあるお店や企業の商品を掲載して、代わりに販売することで商品すうを増やし、集客力をあげることもできます。
「NETSEA(ネッシー)などの仕入れサイトから、縁もゆかりもないメーカーを見つけてきて、売りたくもない商品を載せるのは嫌だ。やりたくない。」
中にはそんな人もいます。
そういった人は、自分のネットワークを使って、仲良くしているお店さんの商品を売り、逆に、自社商品を売ってもらう、という相互販売のような形式もよく見かける手法です。
「他社の商品を売るなんて。」と考えるのは短絡的です。
ネット販売に限らず、「ほんの小さな行動が想定もしていなかった(良い)結果を生む。」なんてことは日常茶飯事です。
もし、集客に悩んでいるなら、つべこべ言わず、固定観念に縛られず、思い込みを捨てて、できるアクションからひとつひとつやってみてください。
普通の仕入れで増やす
普通のことですが、普通の仕入れで商品すうを増やす方法です。
普通の方法とは、自社が販売している商品に関連する商品や、その周りの商品を追加する方法です。
売り上げアップの方法でもありますが、釣り糸を増やす方法にもなっています。
例えば、iPhoneを販売しているなら、それだけではなくケースや保護フィルム、バッテリー、イヤホン、マイクなどセットで買えるようなものを揃えるということです。
また、Aという商品に類似した他メーカーの商品をラインナップに加えるといった方法もあります。
特定のメーカーさん仲良くしている場合は、他メーカーを扱うのは気が進まなかったり、付き合いのあるメーカーさんが気を悪くすることもあるので、そこはビジネス関係を優先してください。
以外に、この普通の仕入れで商品を増やすほうが堅実なやり方だったりします。
当社の場合は、この普通の方法も含め、今回紹介した手法は全部やっています。