受注時のエラーメールや文字化けの対処方法や対策

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ネットショッピングの取引におけるコミュニケーション手段はメールが中心。

ところが、お客様が、注文時に入力を間違えた場合メールでの連絡手段が途絶えます。

そのような場合、お店のメールアドレスが戻り先となって、「エラーメール」が返ってくるので、どのお客様のメールが不着になったかはすぐに分かります。

メールアドレスに間違いがなくても、ソフトバンクやdocomo、auなどの旧式の携帯メールでパソコンからの受信を拒否している場合もエラーとなって返ってきます。

エラーメールに素早く対処しないと起きること

注文したはずなのにメールが届かないお客さんの行動はいろいろあります。

「注文したのだけど、メールが届かない。注文できているのか?」と電話をしてくるお客さんから、「注文できていないと思って他店で買った。」というお客さん。

そして、「注文したのに、連絡をよこさないとはけしからん!」と怒るお客さんなどです。

確認してくれるお客さんは良しとして、他店に流れてしまうのだけは避けたいところです。

いち早く対処して、売上を確定するのも運営者の役目と言えるでしょう。

また、クレームを言ってくるお客さんもやっかいです。

お店は何も悪くないのに、自分のミスをお店のせいにして勝手にクレーマーになるお客さんには困ります。

ただ、入力を間違って送信してしまうと、メールの入力内容は消えてしまうので、自分が間違ったとは気づかないので仕方ないことです。

エラーメールは主に2種類

お客様のメールがエラー、つまり、不着になる原因は主に2種類あります。

  • 1.単純な入力間違い
  • 2.携帯メールのパソコンメールの受信拒否

この他、お客さんのメールボックスが満タンで、それ以上受信できない場合に、エラーとなって返ってくることがあります。

昔はわりとありましたが、今はほとんど見られません。

お客さんがメールボックスを整理すれば自動的に受信されます。

と思いましたが、2023年、旧式ケータイメール(ドコモ)宛に送信したメールが、「容量いっぱい」でエラーで帰ってきたことがありました。

単純な入力間違い

「@yahoo.co.jpとしなければいけないところを「@yahoo.com」としてあったり、高橋さんが「takahashi@」と入力すべきところ「takahasi@netshop11「.ne.jp」を「nejp」と入力するなど、間違い方は無数にあります。

携帯メールの受信拒否

携帯メールの受信拒否もやっかいです。

利用者が急減している携帯メールですが、まだまだあPCからのメールを拒否している場合があり、別の手段で連絡を取るのに手間取ります 。

よくある入力間違い事例

よくあるエラーメールのパターンを載せておきます。

すべてのエラーメールの原因が究明できるとは限りませんが、じっくり見れば、わかることも多いです。

間違いメール正解ひとこと
tarako-chan@k.vodahone.ne.jp× vodahone → ◯ vodafone綴りミス
yamanashi@h05..itscom.net× h05.. → ◯ h05.ドットが連続することはない
emiko-03.15@hi7.enjoy.ne.jp× - → ○ –ハイフンが全角になっている。メルアドは半角英数字
usapyon29@softbank.jp× softbank.jp → ◯ softbank.ne.jp、あるいは i.softbank.jpドメインミス(@以降をドメイン名という)
info@hayabusa-archiects.com× archiects → ◯ architects英単語の間違い
nanba-lucky7@asahi.net.or.jp× asahi.net.or.jp → ◯ asahi-net.or.jpハイフンが抜けていた
yiki0201@dk2.so-net.ne.jp× yiki → ◯ yuki ()「i」と「u」は隣、タイプミスと考えられる(ゆきさん)
emoripop@hotmail.co.jp× hotmail.co.jp → ◯ hotmail.com.comと.co.jpがある。
tomoko@123basil.ocn.ne.jp× tomoko@123basil → tomo123@basilOCNのサブドメインに数字はつかない。
uchida-g@taj.bbip.jp×bbip → ◯ bbiqbbipというプロバイダはない。九州にbbiqあり。

文字化け対策

受注したのはいいけお「山*さん」だったり「◯井さん」だったり。

まるでクイズを出されているよう感覚に陥ります。

日本国内何千何万という名字があって、旧漢字や、未だにメールシステムでは表示できないような漢字も存在します。(ウェブサイトでは表示されるのだが。)

そんなことはお客さんはつゆ知らず。

なので、こちらで文字化けしている漢字を判定して修正して送信します。

同じみ髙田さん!

例えば、髙田さん。「高」ではなく「髙【はしごだか】」はメールでは未だに文字化けしてしまいます。

例えば、当社が使っている通販システムでは次のように表示されてしまいます。

うっかり「ニ田」さんかと思いますが、典型的な文字化けです。

その他の文字化けしやすい名字

どのように文字化けするかは、システムによって異なります。

でも、確実に文字化けする漢字は決まっています。

列挙しておきます。()は文字化けする漢字です。

  • 髙田さん、髙山さん等(髙)
  • 山﨑さん、高﨑さん等(崎)
  • 草彅さん(彅)
  • 𠮷田さん、𠮷川さん等(𠮷)*吉でない