週末起業や副業がブームになって10年以上経ちます。
年々副業に対する世間の理解度も広がっているので、副業を検討している人にとっては、やりやすい環境になってきていると思います。
副業と聞くと「サブ」的な印象ですが、場合によっては本業を上回る成果が出せることがあるので夢がありますよね。
ネット販売は猫も杓子も的に、誰もがやっていますが、成果を出せる人はごく一部です。
その違いは、「やり方を知っているかどうか。そして、貪欲にやるかどうか。」それだけです。
ぜひ、中途半端にやるのではなく、がっつりやってみてください。
今回は、フリーターのかたわら副業的に商品を仕入れてネット販売を始め、いつしか本業になってしまったブログ主がEC歴20年以上のプロ目線で、副業の仕入れについて語ってみたいと思います。
入門編はお馴染みトップセラー
「ネット仕入れ」で検索すれば、ブロガーの誰もが紹介しているトップセラー。
1コイン500円くらいの会費で300点くらいを無在庫販売できるサービスです。
仕入れと言っても、ただネットショップにデータを貼り付けて販売をして、売れたらお客さんへ直送する手続きをするだけです。
在庫を抱える必要もなく、会費だけで、仕入れ費用は売れたときに払えば良いので、ほぼノーリスクだと言えます。
要するに、ハードルがめちゃくちゃ低い。
結果、だれも始めますよね。
だから、膨大な販売店と競争しないといけないというデメリットがあります。
でも、「商品を仕入れてデータをネットショップに登録。商品ページを公開して販売する。」という一連の作業は、どんなネットショップにも共通しているので、「ちょっと興味あるな。」って場合はやってみてください。
すぐに売れることはまずないとは思いますが、ネット販売の初歩的なトレーニングになります。
トップセラーでネットショップ販売ができるまでに至らない人は、ややスキル不足なので勉強からスタートしてください。
《《急朗報》》 300点仕入れのセレクトショップから始めよう!
ネット販売のステップ1
ネット販売ができるサービスはたくさんあります。
でも、「副業向け」と考えたなら、機能はシンプルでもできるだけ安い方が良い。
ご存知、base(ベイス)。
月額無料で利用できて、売れたときだけ約7%の手数料がかかります。
毎月の費用が0円なので、ネットショップに関してはリスクゼロです。
ただ、他のサービスと比べて手数料が高いの売れたときの、自分の取り分が少なくなってしまうデメリットがあります。
通販システムを、まったく使ったことがない人は、base(ベイス)からスタートすると良いです。
どこのシステムも、内容は似たりよったりなので、次に他のサービスを使うとしても、割とスムーズにつかえるようになります。
ネット販売のステップ2
base(ベイス)が使いこなせるようになったら、より手数料の安いサービスに移行することをおすすめします。
そうすることで、同じ販売額でも手元に残るお金が増えます。
Shopifyは月額3,000円のサービスですがクレジットカード手数料の3.4%だけです。
私自身、ECサイトの2店舗でShopifyを使っていますが、baseより、はるかに機能性に優れています。
いろいろなことができるし、かゆいところにも手が届いていて使っていて楽しいです。
よかったら私のShopify日記も参考にしてください。
初心者には、ちょっと内容は難しいかもしれません。
ネット販売のステップ3
トップセラーのように、仕入れのハードルが低いサービスを使うと、参入する人が多くなります。
その中で勝っていくにはどうしても商品数が決め手になる側面があります。
そんなときに1万点、2万点と簡単に登録できてネット販売ができるサービスが、メイクショップやヤフーストア、楽天などです。
楽天は副業にはやや不向きなので除外したほうが良いでしょう。
ヤフーストアやメイクショップは中級レベルのシステム構成になっています。
だから、「base(ベイス)を使うので精一杯」という場合は、やめといたほうが良いです。
baseで物足りなくなったときに、メイクショップやヤフーストアはおすすめできます。
メイクショップを利用した場合の費用シミュレーションは次の通り。
トップセラー(スタンダード/商品数300点セレクト):480円/月額
メイクショップ(プレミアム・ショップ・プラン):7,560円/月額(※3年契約)
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月額合計:8,040円
月額8000円になるんで、相当気合入れてやらないといけないですね。
でも、この辺のネット販売システムが使いこなせるようになると、一気に世界が広がることに気づくと思います(^^)。
これだけは忘れないで
副業だろうが本業だろうが、ネット仕入れをしてネットショップを作るのは、わりと誰でもできます。
でも、ネットショップに掲載した商品を宣伝して販売できる人となると一気に少なくなります。
宣伝、集客、マーケティング。
「いかにお客さんを呼び込むか?」という活動ができないとネットショップはいつまでも観賞用です。
販売サイトが作れるスキルが身につけたら、次は、マーケティングのスキルを身に着けていくことをおすすめします。
↑20年以上の経験をもとにネット通販のノウハウを無料で公開しています。
10年ほど前、実店舗ビジネスを始めた関係で情報が若干古いですが、2020年から「コツコツ」ですが、本格的にノウハウを更新し続けています。
個人でも年商1億円くらいは、そんなに難しくありませんので、「ネット販売が好き!」って思う人は、ぜひ夢を追ってみてください。
誰も知らないネット仕入れ
当サイトでも紹介していますが、ネット仕入れサイト一覧。
だいたい、どこのブロガーでも並べているような仕入れサイト+私独自の取材の仕入れサイトくらいです。
私自身が本業のネット販売で使っている仕入れサイトは、一切載せられていません。
たぶん、検索をしても出てこないようなところがほとんどです。
つまり、誰もが簡単に仕入れられる仕入れサイトを使っていないから、本業のネット販売が成り立っていると言っても良いくらいです。
検索で簡単に出てくる仕入れサイトは、どうしてもライバルが多くなってしまいます。
一通り有名な仕入れサイトを網羅したら、次のステップは、簡単に見つけられない仕入れサイトを狙うのがおすすめです。
10年前だと、「絶対に在庫してください。」というメーカーが多かったのですが、最近は、どこのメーカーも顧客直送を快く引き受けてくれるケースが増えました。
個人でも仕入れOKのところも増えてきました。
百貨店にブランド品を卸しているような輸入商社でさえ、個人の仕入れOKだったりします。
そういった企業のウェブサイトを見ただけで「個人NG」みたいな感覚になってしまいますが、いざ問い合わせてみると「良いですよ~。」なんて軽いノリの返事がかえってくることも多いです。
目をつけた仕入先があったら、臆せず、まずはメールを送ってみることをおすすめします。