どうせならクリックされるバナーを作ろう

ヤフーストアのバナーを作ろう

実際にヤフーストア作成に入る前にバナーの役割を知りましょう。

バナーは「見栄えが良ければそれで良いか?」「おしゃれならいいか?」というと、そうではありません。

目を引いてナンボ、クリックされてナンボです。

ということは、世の中には、無視されるバナーとクリックされるバナーがあるということです。

無視されるバナーは気づかない、興味をそそらない。

逆に、クリックされるバナーは、その先を見てみたいという欲求にかられるバナーです。

せっかくバナーを作るなら、テキトーに作るのではなく、クリックされやすいバナーを作ろうじゃありませんか。

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バナー作成の大原則

バナーには必ずリンク(URL)が貼られます。

つまり、そのバナーをクリックした先に何らかのページが存在するわけです。

リンク先は、商品ページであったり、カテゴリーページであったり、あるいは、キャンペーン用の特別ページ(LP)であったりです。

リンク先のページが何であれ、バナーの機能として最低限満たさなければいけないのは、「そのバナーをクリックすれば(一目瞭然で)何のページに飛ぶかわかること」です。

当たり前と言えば当たり前ですが、深く考えずに作ってしまう人も多いのです。

このバナー2つは、同じアクセサリーのカテゴリーページへ飛ばすためのものです。

明らかな違いがあるのがわかると思います。

左は英語だけです。

右は商品写真とカタカナでカテゴリー名が書いてあります。

英語で書くとスタイリッシュに見えるのですが、「英語が読めない人もいる」「気づいたり理解したりするのに時間がかかる人もいる」ことを考慮しなければいけません。

英語が苦手な日本人ですから!

アクセサリーを探しているけど、英語が読めない人には、あなたのお店にアクセサリーのカテゴリーは存在しないことになります。(accessoryくらいは読めるだろうけど)

できるだけたくさんの人に。ストレスなく、ショップページを見て回ってもらうよう配慮して作る必要があります。

これはバナーに限った話ではありません。

店名や商品名にも同じことが言えます。

クリックされやすいバナーの3原則

クリックされやすいバナーの3原則があります。

(1)商品写真を使うこと
(2)キャッチコピーや商品名を入れること
(3)アクションを促す図や言葉をいれること

なお、私自身は1998年くらいからネット販売をしていますが、お客さんの行動パターンが昔と今とでは、完全に変化しています。

そのひとつが、「文字を読まない!」です。

昔のショッピングユーザーは文字をよく読んでいましたが、今の人は、【超重要事項】なんて書いていても読まない傾向があります。

そこは写真です。

写真は頭を使わず、見て一撃でわかるから誰にでも優しい誘導の手段と言えます。

さて、これは「手作りいちごジャム」の商品ページへ飛ばすためのバナーです。

基本原則にそって、すべての要素を盛り込んでいます。

「クリックなんて書かなくてもわかるだろう」と思われるかも知れませんが、これがないと、ただのイメージ画像(イラスト)と思われてしまうこともあるので必ず入れておきます。

yahoo! shoppingの特徴のひとつに、「ネットショッピングに不慣れな人が(わりと)多い」というのがあります。

極端な話、商品ページを見ながら「どうやって買うの??」こんなレベルの人もいるのです。

小学生でも行動がとれるバナー作り、ページ作りを心がけます。

バナーかボタンかは区別しておく

通常、バナーと言えば、上のような「売り込み系」のものを言います。

でも、トップページから単に、カテゴリーページへ飛ばすような画像は、売り込みバナーとは区別して、シンプルなものを作っておくことでページのメリハリがつきます。

もちろん、お店のコンセプトや個性に合わせて、適度にキャッチコピーや、クリック用の矢印などを入れても構いません。

作り方に関してはルールはないので、あくまで基本的な話です。

良いバナーを集めておこう

ヤフーストアでお店を開店するほとんどの人は、デザインの勉強はもちろんのこと、ウェブ制作の勉強さえもしたことがない人です。

そんな人がいきなり良いバナーを作ることはできません。

だからといって、一から勉強する必要もありません。

そんなことをしていると日が暮れます。

ネットビジネスはスピードが命です。

できるだけたくさんのネットショップ、特に、人気店や有名店を見て回って、「これイイネ。」と思ったようなバナー、気になったバナーをパソコン上に保存しておきます。

強いお店は、スキルのあるウェブ専門のスタッフや外部のデザイナーがバナーを作っているので、とてもクオリティー(品質)が高いのです。

それを真似ることで、そこそこのレベルのものを作ることができます。

パソコンに取り入れるのば勉強のためであって、取ってきたバナーをそのままお店で使わないようにしてください。

まるパクリは知的財産権の侵害で訴えられることがあって非常に危険です。

やってる人はまだ少ない!クリック率急上昇のツボ

上にも書きましが、ヤフーストアのショッピング客には、多くのネットショッピング初心者がいます。

ネットショッピング初心者に、もっとも多い不安のひとつが「商品は届くのだろうか?(このお店は大丈夫だろうか?」というものです。

そういった不安を作る原因のひとつが「お店の顔が見えない」という点です。

「どこの誰がやっているか?」ということです。

実店舗に行けば、ショップオーナーなり、店員なり、実在の人物を見ることができるので、何の不安もありません。

でも、ネットショップはバーチャル(仮想)です。

もしかすると、存在しないかもしれない危険性を含んでいると、頭の片隅で感じているわけです。

特に、中年以降の人たちは、未だにネットの世界に不安を感じています。

先日、お会いした女性などは「ネットショップを始めたい。けど、顔の見えない人には売りたくない。」なんて矛盾したことを言っていたほどです。

そういったお客さんの不安の解決策が店長やスタッフの顔写真を出すことです。

「顔出し」に抵抗のある人もいるかもしれませんが(私もどちらかというと抵抗有る派ですが)、顔を出すのと出さないのとでは、お客さんのお店に対する信頼感が随分と違いが出てしまいます。

バナーとは違いますが、上と下でリアリティーが全然違うのがわかると思います。

リアリティーとは現実感のことです。

イラストの店長さんの画像を見てもしょせんバーチャルです。

実際の顔はわかりません。

でも、実物の写真だと、一気に不安が取れてしまいます。

もちろん、逆に不安をあおってしまうような人相の場合は出さいないのが得策ですが・・・