売れているお店には共通点があります。
それは賑わい感。
\(^o^)/←こんなイメージ
多くのお客様がやってきて盛り上がっていそうな雰囲気です。
実店舗のお店は、賑わっているかそうでないかは、お客さんが入っているとか、行列ができているとかで、見ればわかります。
でも、ネットショップでは、お客さんは自分以外の客が来ているのかどうかまったくわかりません。
そこで、賑わっていることをお客様に知ってもらうために(賑わってなくても)、「賑わってそう」な演出や、盛り上がってそうな小技(テクニック)を使うことがよくあります。
豊富な商品数
例えば、実店舗のパン屋さん。
閉店間際になると品数が少なくなっているのを見たことがあると思います。
お店としては、売れ残りを避けたいので、閉店に向けて売り切りたいと思います。
でも、実際は、閉店間際でも、豊富に商品を並べることで売上があがります。
幸い、ネットショップでは購入された商品が画面から消えることはないので、売り切れであっても表示させることができます。
むしろ、適度に売り切れ表示があるほうが「売れている」感を感じられます。
トップページやカテゴリーページ、パッと開いたときに、せめて1回スクロースしなければいけないくらいの商品数は用意しておきましょう。
豊富な商品数は賑わい感の基本です。
今売れました
「今コレが売れました。」は、リアル店舗で言えば、「別のお客さんが商品を手にしてレジに向かって購入した。」のを目にするのと同等の効果があります。「買う人」を目の当たりにすると、つい財布の紐も弛んでしまします。
もちろん、ECサイトの「今コレが売れました。」は写真は文字データだけなので、リアルな感覚はないので、リアル店舗に比べると「買われている」感は弱いですが、ないよりは、あったほうが断然効果はあります。
ECサイトの運営側では、日々注文や問い合わせなど「動」を感じていますが、サイトを見た客さんには、そんなことはまったく伝わりません。無味乾燥なデジタルデータを表示されているだけです。そこに、少しでも、「動」が感じられる仕組みを取り入れるのは、もはや鉄則中の鉄則です。
タイムリーなセール情報
アマゾンのタイムセールは見慣れたものになりました。
ネット上には、存在するけど実際は運営されていないゴーストなネットショップも存在します。
でも、「今月のセール商品!」などとタイムリーな文字があれば、「今」営業中のお店だということが、はっきりわかります。
更新情報が2年前とかで止まっていると、「もうやっていないのかな?」なんて思っちゃいます。
どのページも常に「最新であること」がわかるような文字やクリエイティブなどを入れるように心がけます。
ランキング
多くのネットショップは多数の商品を扱っています。
「何を買うか」を決めてページを進めるお客様がいる一方、「何を選べばよいかわからない。」といったお客様も多数存在します。(選択回避の法則)
そんなときに役立つのがランキングです。
お店で売れているランキングはもちろんのこと、カテゴリー内でのランキングなども表示させることで、迷えるお客様の背中を押すことができます。
お客様の声
「アマゾンのレビューを参考にしたことがない人はいない。」と言えるほど、お客様の声やレビューは購入の大きな参考材料になります。
アマゾンのように、何千万人と利用しているサイトだとレビューも豊富にあつまりますが、中小のECサイトは、なかなか思うようにお客様の声が集められないこともあります。
購入したお客様には、フォローメールでレビューをしてもらえるよう働きかけましょう。
絶対にやってはいけないのが、自作自演やレビューの購入です。
自分で自分のECサイトのレビューを書いたり、クラウドソーシングのサービスを使って、レビューを購入する企業も多くみられますが、そういったことは、企業活動としては正しくないと思います。
昔に比べるとネガティブなレビューを投稿するユーザーは減ってきている傾向があるので、勇気をもって、正直な声をもらうようお客様に依頼してみると良いです。
リアルタイムに閲覧者数を表示する
ホテルの予約サイトでは、「今、検討中の人が7人います。」などと、そのホテルの予約ページを見ている人の数をリアルタイムで表示させていることがあります。
安いホテルだと「いそがないと・・・」なんて焦ることもあります。
これをそのままネットショップにも応用することができます。
「本日の来店者数」のリアルタイム表示は以前は簡単にできたのですが、base(ベイス)などは、そういったタグ(HTMLやJava Script)が使えないので表示は難しいですね。
ショップサーブなどは簡単にできます。