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売上が10倍変わるネーミング4つのコツ

ネーミングで売り上げが劇的に変わる

お店や会社の名前に始まり、商品名やサービス名に至るまで、ちゃんと「考えて」ネーミングするかしないかで生死が分かれるほどネーミングはマーケティング上、販売する現場において重要なポイントです。

にもかかわらず、そこを軽視しているのは、おそらく「名前を変えたくらいで。」という 感覚があるのだと思います。とんでもない話ですよこれは。

はっきり言って、ネーミング次第で売上は全然変わります。特に、オリジナル商品などを企画している企業などは、品質も重要ですが、それ以上にネーミングに集中すべきでしょう。

もくじ
1.大爆発したネーミング事例
2.モノが売れる理由から逆算する
3.ベネフィット直撃型で攻める
4.見込み客のどのようにイメージしてもらうか
5.全体で演出する
6.いくらでもある成功ネーミング事例

※楽天退店組、法人の通販参入や切り替え向けシステム  まじめに生き残りを考えている企業向けの通販システム(※個人事業主、副業は不向き)

大爆発したネーミング事例

あまりにも有名なので知らない人はいないと思いますが、ラ・フランスという洋梨。もとは、「みだぐなす」という山形弁で「見た目が悪い梨」という名前だったものを、「ラ・フランス」とリネーミングすることで爆発的に売れました。

洋ナシ

また、スーパーの果物売り場でおなじみのバナナの「甘熟王」。通常、果物と言えば「オレンジ(スペイン産)」とか「キウイ(ニュージーランド産)」と言った表記が一般的です。

でも、そこにフィリピン産の普通のバナナに「甘熟王」とネーミングすることで爆発的に売れました。しかも、発売開始の2006年から10年以上経った今でも、当たり前のように売れているヒット商品です。

これが「フィリピン産バナナ」だけだと、台湾産バナナなどと競争をしながら、それなりに売れていたかもしれませんが、ここまでブランドを確立することはなかったでしょう。

バナナ

コンビニやスーパーでもおなじみのペットボトルのお茶「十六茶」。これも、ネーミングでヒットした例と言えるでしょう。単に「緑茶」や「烏龍茶」という普通な印象を完全に突き抜けた「健康的に思える」このネーミング。

販売はアサヒ飲料。大手ですね。商品名にインパクトがありすぎる小林製薬を含め、大手企業では、適当なネーミングをすることをなく、社内で議論を重ねたりプロに手伝ってもらったりしながら、お金や時間をかけて売れるネーミングを考えます。

モノが売れる理由から逆算する

モノ、あるいは、サービスってなぜ売れるか知っていますか?

答えは簡単です。「良さそうに見える。」「良さそうに思える。」です。

女の子をこんな声聞いた事ありませんか。「いやぁ~~ん。おいしそぉ~(*´ω`*)」

売れる理由

ケーキ屋さんのショーケースに並んでいるケーキを見て、食べたこともないケーキを「見ておいそう」って言うわけです。そして、購入。

世の中、すべての商品やサービスが売れる根本はここにあります。「良さそう。」と思えない限り0かマイナスです。ケーキの場合は商品名よりも見た目ですが、見た目で「良さそう感」が出せない場合は、ネーミングやキャッチ、説明でキメるしかないわけです。

よって、売れるネーミングの鉄則は、それを見たり読んだりしたお客さん(見込み客)が「良さそう」と思ってもらえるような言葉を使う、ということになります。

ベネフィット直撃型で攻める

「ベネフィット」という言葉をご存知でしょうか?

ビジネスをやっている人なら九九レベルの初歩的な考え方だと思います。benefitの日本語訳は「利益、ためになること」などと、中途半端なことばですが、ビジネス上で言う「ベネフィット」は、はっきりとしています。

ベネフィット

それは、商品を使った後の結果です。 商品を使うことで変わる現実と行っても良いでしょう。

ドリルを売るには穴を売れにあるように、「人はドリルがほしいわけじゃない。穴を開けたいからドリルを買うんだ。」ということです。

化粧品を買う女性はきれいになりたからじゃない。モテたいから!←(これがベネフィット)。 消費行動の最終地点をイメージすることが大事ですね。

つまり、「その商品を買うお客さんが最終的に満たしたい欲望」に焦点を当てるのがコツと言えるでしょう。

そう考えると、単に機能性やデザインを謳ったような商品名やサービス名が、いかに意味がないかというのがわかると思います。

ベネフィット直撃型のネーミングとしては小林製薬がダントツですね。

見込み客のどのようにイメージしてもらうか

当店では、メーカーが付けたKUSOのような商品名を勝手に変えて売るという手法を取っています。もちろんメーカーに訴えられることがないことが前提です。

脳内イメージ操作

そこで使うテクニックは、びっくりするような商品名とか斬新な商品名とか、そういうものは一切ありません。もはや小林製薬のネーミングテクニックをそのままに商品名を考えています。

商品名を見たお客さんが頭の中にどのようなイメージにしてもらうか?どのような感情を持ってもらうか?という観点で言葉を考え組み立てていきます。

格安家具のニトリは創業当初、ほとんど店舗がないのに「南郷店」など、いかにも、他に支店があるかのようなネーミングをしています。これを見たお客さんは、大手かな?と多少なり「信頼感」や「安心感」を感じます。

このように言葉ひとつで、お客様の脳内のイメージはいかようにも操作できるわけです。

今回、ネーミングについてヒント的に書いてきましたが、大枠だけでも理解してもらえると幸いです。最終的には、ネーミング考案者の「語彙力」と「一般消費者心理の理解度」が重要になってくるかと思います。

全体で演出する

ネーミング演出

最後は、全体で演出することで最大限の効果を発揮します。具体的には写真やイラストを使ったパッケージデザインやフォント、あるいはちょっとしたキャッチコピーなど。

道の駅(これも良いネーミング)などに行けば上記の写真のような果物や野菜が売られています。それだけでも美味しそうです。

でも、同じ値段のトマトが並んでいても「朝取り!佐竹さんちのフレッシュトマト(顔写真入り)」といったシールが貼ってあるだけで、単に「トマト+価格」のシールよりそっちのほうが「良さそう」と思います。

「見た目が9割」なんて言うように、また、心理学にもあるハロー効果で説明されるように、人は見た目に感情や思考を引きずられます。

商品名を考える場合は、いかにお客の脳内で印象操作をするか。詐欺師になったつもりで、お客を騙すくらいのところからスタートするくらいが良いでしょう。

もちろん、やりすぎて、商品名と内容のギャップが大きすぎると逆効果になるので、バランスを考えながら最終着地点まで持っていくと良いでしょう。

全体で演出する

「これ1冊読めば100%ヒットするネーミングができる。」そんな魔法のような本があればよいのですが、世の中には様々なジャンルの商品があってターゲットも千差万別です。

ターゲットに刺さるネーミングは、最終的には自分、自社で考えないといけないことになります。

でも、世の中、成功ネーミングから失敗ネーミングまで、他人や他社がわざわざお金をかけて実験した結果がたくさん公開されています。それらを、自分なりに分析して自社商品に応用します。

いくつか思いつくまま成功ネーミングの事例を挙げてみましょう。

スリムドカン

銀座まるかんの商品。『繊維が足りない!というあなたにピッタリのサプリメント。』もう、これだけで何を言っているのかわかりますよね。サプリメントなので、薬機法の関係もあり、あからさまな表現ができませんが、絶妙な言葉を使って便秘に悩む人の「ベネフィット」をダイレクトに表現しています。
(出典:ginzamarukan.jp)

モーニングショット

缶コーヒーというジャンルの中で「朝」を切り口にしてヒットしました。アサヒ飲料さんには失礼な言い方ですが「低品質のコーヒー豆を使い、砂糖や化学添加物、香料でごまかした茶色い液体」。こんな表現もできるわけです。

でも、そんな臭いものにはフタをするかのように「朝のスイッチをオンにする!スッと飲めて、キリッと苦味」と、秀逸なキャッチコピーが添えられています。ありありとイメージが広がります。
(出典:asahiinryo.co.jp)

ぶらさがり健康器ブラジョイ

昭和のヒット商品で、今でも売れている健康グッズ。「組み立て式の鉄棒」ですが、まるで、ぶら下がるだけで健康になるかのようなイメージをしてしまいます。

ただ、「ぶらさがり健康器」は商標登録されていないらしく、類似品メーカーもキャッチコピーに「ぶら下がり健康器」を使っています。

悪魔のおにぎり

2019年のヒット商品。食べたことがある人もいるでしょう。ヒットの要因はいくつかあると思いますが、ネーミングもその大きな要因になっています。

本来組み合わさることがないはずの「悪魔」と「おにぎり」。この想定外の組み合わせがインパクトを与え、味はさておき、SNSでバズられてヒットしたわけです。

「うんこ漢字ドリル(子ども用学習)」も意外な言葉の組み合わせもあってヒットした商品のひとつですね。

これとは若干異なりますが、「美女と野獣」のように正反対の意外な組み合わせは、古来よりヒットの公式として使われています。

折れないシャープペンシル

商品名というよりキャッチコピー。従来商品より折れにくいシャープペンシル。そこを「折れない」と言い切っているところがスゴイ。

人の常識では「シャーペンの芯は折れるもの」という常識を覆すキャッチコピーで人の関心を引きます。まさに、心理学でいうところの認知的不協和

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