ネット上広告が溢れかえっているのはご存知の通り。
見ない日は、完全にスマホを放置しテレビもつけない日くらいでしょう。
さて、通販事業者にかかわらず、すべてのビジネスにおいてクリックされる(反応される)広告は、事業を継続していくうえでの生命線です。
広告を作ってもスルーされると、客は来ないコストは出ていくで踏んだり蹴ったりです。
でも、ちゃんと反応してくれクリックされ、そして売れると「よしよし」です。
クリック率ほぼ100%のバナーは可能
「クリックされる」ことだけに集中したバナーなり広告は作成可能です。
それは、すべての人が「気になる」内容にすること。
2022年元首相が狙撃されるというショッキングな事件が起きました。
そこで、騒ぎが起きている期間に「麻◯氏(政治家)も狙撃される!」といったフェイクの情報を入れたバナーを作れば、多くの人がクリックするでしょう。
もちろん、そんな広告はそもそも出せませんし、やったとしても大問題になります。下手すると罪を問われるかもしれません。
でも、この例のように、人々が「え!?うそ。→(詳しく知りたい。)」と思うようなバナーの内容にすれば、クリック率だけは上げることができます。
クリック率だけは。
見込み客の心理を知ることから
非現実的なバカバカしい例を出しましたが、要するに「バナーは人の心理を起点に作ると効果が高くなる。」ということです。
「人」とは書きましたが、これはクリックしてほしい見込み客のことです。
見込み客以外の冷やかし客にクリックしてもらっても、無駄なコストがかかるだけです。
今すぐ買う準備ができている見込み客や、将来的に買ってくれる可能性の高い見込み客にしぼってクリックして欲しいわけです。
となると、「(うちの)見込み客は、何を考えている?とかどう思っている?」といったリサーチが必要になってきます。
クリック率が上がる法則15例
女性や子供の写真で信頼性アップ
例えば、「広告に女性や赤ちゃん、動物の写真を使うと人びとは不信感を抱かない(信用しやすい。)」というよく知られた法則があります。
どうでしょう。
女性バージョンとおじさんバージョン。(※実際のバナーではありません。)
おじさんバージョンは、不信感どころか明らか配役ミスです。
もはや、ふざけているとしか思えない、もはやウケ狙いです。(ウケませんが・・・)
0秒でわかるキャッチコピー
インスタのストーリーズに出てくる広告を毎日目にします。
小さい文字でごちゃごちゃ書いてある広告もあるんですが、ストーリーズって次から次への出てくるんで、じっくり見るもんじゃないんです。
だから、一瞬で読めないとスルーされます。
下記はインスタじゃないですが別のところで見つけた、キャッチコピーが一瞬で把握できて、しかもベネフィットを「暗示」した優れた実際のバナーです。
出典:https://yasaiwomotto.jp/onlineshop/vegecupsoup/
「野菜スープ」→「健康的なものを摂りたい」
「カップのまま」→「洗い物が面倒」
「レンジ1分」→「忙しい朝にサクッと食べたい。」
「国産」「無添加」→「変なものは体に入れたくない」
まるで、毎日忙しい一人暮らしのOLさんをターゲットにしたバナー広告ではないか?と思えるほどですね。
手本にしたいバナー広告のひとつと言えます。
ターゲットを1つに絞って呼びかける
このようにターゲットを絞り込めている場合、そのターゲットだけに呼びかけるようなキャッチコピーを使います。
最近、どこかで見かけたのは「30代、40代、50代の男性へ」みたいなの。
「それ、ここ見てるほとんどの男性じゃん。欲張りすぎじゃね?」ってことでクリックすることはなかったですが、ターゲットも欲張って広げ過ぎると、ぼやんとしてクリック率は下がるでしょう。
1980円!数字の効果を使う
キャッチコピーや広告には「数字を入れろ」とよく言われますし、数字を入れると確かに効果はたかいです。
しかし、なぜ数字が効果が高いのでしょうか。「具体性がある」というのも理由ですが、もっと言えば、0秒でイメージできるからじゃないでしょうか。
(A)たくさんの人が読んでいます!
(B)5,000人が読んでいます!
「たくさん」と言われても、どれくらいかまったくイメージが沸かないですよね。
人によっては100人がたくさんだったり1万人がたくさんだったり。
また、「数字そのものがウリ」の場合もあります。
とにかく数字がはいっていると、まずそこに目が行きますね。
広告らしくないキャッチコピー
インスタ広告で流れていた広告をパクって作ってみました。
要するにスポーツジムの広告です。
「急募!」と言えば、「求人広告」に使われることが多いですが、それを応用して「おや?」と思わせるつかみはオッケーですね(^^)
つかみは良かったけど、結局、「宣伝かーい。」「ギフト券だけくれるんちゃうんかーい。(そんなウマイ話はない!)」ということで、なかなか申し込みには至らないかもしれません。