コ・ロ・ナ茶番劇の影響でネット通販を始める人(個人事業主や副業)や企業が増えてますね~
めちゃくちゃ相談が多いです(起業相談受けてます。)。
さて、今回は銀行口座について。
ゆうちょ銀行をひとつ持っていますが、たまに振り込みとかするんですが、まあ~使いにくい!
なんですかね?あれ。
どこかのシステム会社が作ったんだと思いますが最悪のUIですね。
文字やボタンが大きいのは老人など、ITリテラシーの低い人を意識して、そういった作りにしてると思いますが、そもそも老人はネットバンク使わないでしょ。
ゆうちょ銀行で振り込みをするたびに、イラっとしますね。
本当に使いにくい。
さて、今回は個人事業主のネット銀行について。
屋号口座でも本名が出てしまう
屋号口座を作る目的が、「プライベートと仕事用の口座を分ける。」であれば問題ありません。
しかし、「本名を隠したいから。」という理由では、ちょっとむずかしいです。
というのも、お客さんに口座と屋号だけを伝えても、お客さんがネットバンキングで振込をするときには、画面にあなたの本名(カタカナ)がでることがあります。
これは、昔にくらべ銀行間での通信連携が進んでいるためです。
具体的には、銀行名、支店名、口座番号を入れるだけで、振り込む側が入れなくても名義のデータが取得できて表示されるのです。
2023年直近で確認したところ、りそな銀行、三井住友銀行や新生銀行、東京三菱UFJ銀行で確認してみたところ、すべて口座番号を入れただけで、その口座の名義がすべて表示されます。(昔は銀行によってばらつきがあった。)
最近、相談に来られた方は昼間は会社員で「副業は基本禁止、なのでバレたくない。」とのことでした。
そういった場合は、本名はとにかく使わず、家族の口座などを使うなどの工夫が必要になります。
友人に口座を作ってもらって、それを買い取ると言う方法もありますが、まるで隠し口座のようになるので推奨はできません。
口座を作る側も使う側も、ちょっと気持ち悪いですよね・・・
屋号口座が簡単に作れるネット銀行は2つだけ
個人事業主として開業すると屋号を決めます。(個人名だけでも良い)
そして、屋号の口座を作る、というのが定番の流れですね。
都市銀行や地方銀行でも屋号口座は作れますが、わざわざ店舗に行かないといけない・・・
いつの時代ですか?って話です。
でも、ご存知、Paypay銀行や楽天銀行はオンラインで屋号口座の解説ができます。
どちらの口座も持っていますが、楽天銀行のUIも最悪ですね。
セキュリティーを重視しすぎてユーザビリティーを軽視していますね。
だから楽天は嫌われるんですよね?M木谷さん?
ま、銀行は好き嫌いで使うもんじゃないので、どーでも良いですけど。
その点、Paypay銀行はUIも優れていてユーザビリティも良いですね。
ただ、法人口座(BA-PLUS)は、未だにスマホ対応していないので使いづらいですね・・・
個人用最強のネット銀行はここ!
現在持ち家なので家賃の振り込みはありません。
駐車場は賃貸なので毎月支払いがあります。
でも、毎月確実に忘れていました。
よって、管理会社から毎回督促状が届いていました。
「3ヶ月分が未払いです。」みたいな。
毎月自動的に振り込みができれば良いのに。」と思って、プライベートで使っている三井住友や Paypay銀行 、ゆうちょ銀行、りそな銀行などの機能を見ても自動振込はなし。
は?何で?
技術的には簡単なはずなのになぜやらないの?
と思っていたらありました。
住信SBIネット銀行。
これ最強のネット銀行ですね。
金利とかはどこの銀行も鼻くそレベルなので比較するまでもないですが、自動振込機能があるのは、今の所住信SBIネット銀行だけじゃないでしょうか?
住信SBIネット銀行のおかげで、督促状も振り込みの手間もなくなりました。
メインバンクは新生銀行推し
財務的には厳しいらしい!?旧日本長期信用銀行の新生銀行
20年以上使っていますが、目玉は振込手数料無料とコンビニAMTの利用料無料ですね。
振込手数料は、ステージに応じて振込手数料は1回、5回、10回無料になります。
20年前は、どなたでも「振込手数料無料」だったと思いますが、今でもプライベートで振込手数料を払ったことがないですね。
もともとは個人事業主を始めたときに仕入れ代金の振り込み手数料を省くために作った口座です。
ちなみに、個人事業主の場合「屋号口座でなければいけない。」という法律はありません。
お客さんからの振り込み用には屋号口座。仕入れ代金の支払いは個人名の口座。というのも全然OKです。(税理士にも確認済みです。)
新生銀行のネットバンキング用のアプリもあるみたいですが、「つかいにくい」とかなり評判が悪いみたいです。
別にアプリなんか使わなくてもブラウザから十分操作できますけどね?・・・
三井住友銀行で屋号口座を開設
初めて個人事業主を開業した20年以上前、三井住友銀行で屋号口座を作りました。
今でも作れますが、窓口にいかないといけないようです。
当時のお話ですが、もしかすると、今も参考になるかもしれないのでシェアします。
口座を持っている支店まで車でわざわざ出向きました。
番号札があったかどうかも忘れましたが、しばらく待って窓口へ。
窓口にはロボットのようなおねーさん。
「この個人口座を屋号口座に変更したいです。」と申し出ます。
窓口のロボット対応のおねーさんは「屋号の意味がわからないのか、手続きの経験がないのか「少々お待ち下さい。」と上司に質問するため席を外しました。
しばらくして戻ってきて、手続き用の用紙を出してくれたのでその場で記入。
その用紙に記入して申し込んだだけだと、屋号口座は「ホゲホンポ ヤマダ タロウ」と個人名付の口座になることを知っていたので「屋号だけの口座にしたい。」と伝えます。
すると、別用紙を持ってきて「記入してください。」と。
覚書(当事者双方が約束、合意をした内容を書いた書面)や同意書的な簡単な書式ですが、要は「屋号だけの口座名にして、何らかのトラブルがあっても、当行は一切関知しません。□同意する」といった内容です。
ここまでやって、ようやく「屋号のみ」の口座が作れました。
今も生きていて、久々に開いてみたら「残高、意外にも100万円もあった!」と期待しましたが、その100分の1の1万円だけでした。
残念!(゚∀゚)
ゆうちょ銀行で屋号口座を作る方法
2004年に個人事業主(3回目)として起業(ネット通販)をしたときには、「特定商取引法のページ」をプリントして持っていくだけで屋号口座が作れたんですが、今は無理っぽいですね。
ゆうちょ銀行でも「屋号みたいな」口座を作ることができますね。
具体的には「任意団体の口座」という名目です。
任意団体とは、サークルや自治会など、そういったグループのことです。
「ヤマダチョウジチカイ(山田町自治会)」という感じです。
任意団体の口座を作るには
- 会則
- 会員名簿
- 本人確認用の免許証等
- 印鑑を用意して申し込みます。
あくまで「ソウメンホンポ」というテニスサークルであるという名目なら作れそうです。
今でも、年配のお客様を中心にゆうちょ銀行への振込を希望するお客さんも多いです。
顧客年齢層が高い場合は、ゆうちょ銀行でも1つ屋号口座を用意しておきたいところ。
屋号口座断られる場合も
都市銀も地方銀行も信金も、基本屋号口座は作れるはずです。
ただ、旧来からある銀行で屋号口座を作ろうと思うと、本人確認資料以外、具体的な事業内容がわかるホームページや、個人事業開業届出書の控えや確定申告書なども提出を要求される場合があります。
そもそも、個人として取引がない場合は断れることもあります。
屋号口座解説には、ちょっとした審査があるわけですね。
ま、銀行側も、マネーロンダリングや詐欺用などの犯罪用に使われるなどすると、何かと面倒ですから、あやしい人はフィルターにかけるのでしょう。
預け入れは欲しいところですが、トラブルはいらない。
ちなみに、使ったことのないUFJ銀行で屋号口座を作ろうと電話をしたら、きっぱり断られましたね。