パソコンはどの程度できればいいのか?

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スマホでもいろんなことができるようになってきました。

個人的には、メールを読んだり返信したり、ブログを書いたり、あるいはShopifyのネットショップの在庫管理をしたりなどはスマホからやることが多くなりました。

パソコン歴はかれこれ40年以上あるんじゃね?くらいのオジサンですが、正直パソコンにはかなり飽きてきました。

「座ってキーボードを打つ」というのがしんどい。→風呂のなかでスマホ操作のほうが楽

とは言え、やはり、パソコンが使えたほうが、使えないよりは、まだまだ断然有利な世の中になっています。

それも、今後は変化してくるかもしれませんが、今のところは、パソコンが使えたほうがポイントが高いですね!

PC基本スキルの前の幼稚園スキル

どの程度?と聞かれて「30cmくらいかな。」とか「2リットルくらいだね。」と具体的な数値が答えられたら良いのですが、そういうわけにはいかないですね。

「パソコンの基本スキル」と一言に言っても、何を指すかわかりませんよね。

例えば、個人的に思っている「パソコンの基本スキル」に含まないパソコンに関する初歩スキルについて、リストアップするなら次のような感じです。

  • 電源のON、OFFのやり方がわかる
  • クリックができる
  • ドラッグアンド&ドロップができる
  • コピペができる
  • プリンターで印刷するなどができる
  • 必要なアプリを呼び出せる
  • フォルダを作れる
  • フォルダの仕組みがわかっている
  • 新規保存や上書き保存ができる
  • USBメモリーなどに保存できる

という感じで、思いつくまま書くとこんな感じですかね。

PC基本スキル

パソコンって「パーソナル・コンピューター」の略だってことは知っていると思います。

で、コンピューターって「何か?」って言うと、「人間の作業を楽にしてくれる便利な道具」なんですね。

いままで人がやっていたことをコンピューターにやらせることで、「早く正確に実行できて人が楽できる。」というのが基本です。

なので、業種によって、その使い方が違うので、どんな企業でも確実に通用するPCスキルというのは、ないと言っても過言ではないです。

例えば、当社の事業のひとつは、Shopifyでネット通販です。

パソコンを使ってShopifyの「管理画面を操作する。」というスキル以外、エクセルのCSVファイルを扱うというスキルが要求されます。

マクロとか難しいエクセルのスキルはいらないんです。

それどころかwordなんか一切使いません。

でも、システム会社となるとエクセルの機能をフル活用するようなスキルを要求されることもあります。

出版系やメディア系などだと、wordはもちろん、イラストレーターやフォトショップなどのアプリが使えないと「使い物にならない人材」になってしまいます。

だから、「パソコンの基本スキルは◯◯だ。」といったふうに考えるのではなく、自分が進む道で必要なアプリなどの操作スキルを身につけるのが大事だと思います。

パソコンなんていらない仕事

当社では飲食事業も展開していますが、そこではパソコンは1台も使っていません。

置いてあるIT機器といえばiPadやタブレットです。

プリンターさえもありません。(印刷はコンビニ)

レジ機能も予約管理もiPadです。

パソコンの出番はないです。

そしておもしろいことに、そして、不思議なことに、そういった現場は、なぜかパソコンができない人で構成されています。

もし、「パソコンで何か作業をしてもらいたい。」なんて思ってパソコンを導入したところで、使える人がいないので結局無駄になります。

ただ、そういったパソコンができない、ITリテラシーが低い人ばかりの職場で、「パソコンができる。」となると、これは、もうお宝です。

一気にランクが上がりますけどね。

実は、そこじゃないんですけどね、、、

例えば、「前の職場で管理職をやっていました。TOEIC900点です。」

そう聞くとハイスペックな人間かと思うじゃないですか。

おバカなことに、そう思っちゃったんです。

そして採用。

フタを開けてみたら全然仕事ができない人だったんです。

これにはホント苦労しました。

もちろん、「管理職をやっていた。」「英語ができる。」という部分で、こちらが勝手に「仕事ができる人」みたいに思い込んだのが、そもそものミスなんですけどね。

採用時には、スキルやスペックがどうこうじゃなくて「この人はうちの仕事ができるかどうか?」「うちの社風に合っているか?」を見極めないといけないって学習しました。

つまり、スキルがどうあれ「求められる仕事ができるかどうか?」というところなんです。

スキルなんて後付けできますしね。

スキルやスペックはどうあれ、「その企業が求めていること理解でき、そして提供できるかどうか。」が重宝される人材になるかどうかの分かれ道だと思います。

めちゃくちゃ話それてますけど?w

マルチプレーヤーが重宝される

ある有名アパレル・メーカーに勤めているに「何の仕事?」って聞いったら「通販です。」って言うんですね。

通販の部署で働いているとなれば、いろいろ話が合いそうだしワクワク(゚∀゚)なんて思ったのも束の間。

「どういう仕事内容?」って聞くと「メールの顧客対応です。」と。

「それだけ?」

「はい。」

要するに顧客サポート窓口専門だったわけです。

ということは、SEOだのMEOだのCVRだの専門用語を使いまくりの会話とは無縁なわけです。

がっかりしましたが、大手はそのように分業スタイルになっていますが中小企業は違うんです。

「顧客対応もできればページ作成もできる、写真も撮れるし加工もできる。エクセルもワードもどんとこい!」

そんな人材はめちゃくちゃ歓迎されます。

なんせ人が少ない分、1人に振られる仕事の種類が多くなりますから。

知り合いのある人は、ウェブデザイナーで通販会社に採用されたものの、お茶くみから買い出し、梱包までやらされています。

「やらされている。」というと聞こえは悪いですが、それくらいマルチに仕事をこなせると引く手あまたってことです。

まあ、「ウェブデザインができます。」で採用されたのに、全然関係ないことを命じられるのは不満でしょうが、これは中小企業あるあるなんであきらめてください。