ショップサーブで出店している自社のECサイトでクレジット決済の利用率を調べてみました。
なんと、100件中37件!(ダントツ1位)
完全に代引きを逆転しましたね。
もはやECサイトへのクレジットカード決済は必須です。
「カード決済なし」=「販売するつもりない」くらいの感じです。
銀行振込や郵便振込も減ってきて、後払いが増えてきています。
開業したらクレジットカード決済を導入しよう!
個人事業、法人関わらず開業をしたならクレジットカード決済は、もはや必須です。
古くから営業している飲食店などは、でっかいアナログ式のレジと大きめのカード決済端末を見かけることがあります。
令和時代に開業するならカード決済は、三井住友系のsquare(スクエアー)で決まりでしょう。
週末起業など土日だけでお店を開くサラリーマンなども使っています。
先日、エアコン取り付け業者さん(おそらく個人事業主)に取り付けをお願いしましたが、その場でスクエアーでカード決済してくれました。
↓この決済端末
現場系の業者はアナログなイメージがありますが、最近はITツールをうまく使いこなしていますね。
ちなみに、スクエアーの利用料金は無料。
カード決済手数料は3.25%。QUICPayやiD(3.75%)などの電子マネーも利用できます。
カード決済端末は無料か安価に購入することができます。
ただし、飲食店などレジ用のタブレットは自分で用意する必要があります。
あるいは、最近リリースされた、端末1台だけで全部済ませられる商品も発売されています。(49,800円)
ちなみに当店の実店舗ではリクルートのAirPAY(エアペイ)を使っています。
楽天は大嫌いなので一生楽天ペイは使いません。(どうでもいい話)
ネットショップのカード決済導入は2タイプ
ネットショップのカード決済は、国内系か外資系かにわかれます。
国内系はソニーペイメントやイプシロンなどいろいろありますが、月額数千円~数万円の固定費、手数料が見積もり式だったり。
また、申込書の記入欄が多数あり、使えるようになるまでに2週間くらいかかったり。
正直、「国内系を使う意味あんのかな?」って今は思えますね。(ショップサーブで国内系使ってますが。)
一方、外資系のStripeやShopifyなどは書面不要で即日使えます。
この差はなに!?!?
と思えるほどです。
※Shopifyのカード決済は実はsquareですね。
日本独自のガラケーがスマホに食われてしまったように、国内のカード決済代行会社も外資に食われてしまうのではないか?という勢いですね。
自作ネットショップへカード決済導入
自作ネットショップという場合は、タイプが2つあります。
1つ目は、HTMLを使って自分で作る方法。(2005年あたりまで)
2つ目は、wordpress+WooCommrce。(2021年以降も人気)
1つ目のHTML自作サイトにカード決済を導入できるサービスはいくつかありました。
自社サイトにはNTT系が提供するSGペイメントを導入していました。
しかしながら、2017年か2018年あたりにサービスを終了して、ウェブサイトごと消えてしまいました。
手数料5%と高額でしたが、自社でオーソリの変更ができるなど便利でした。
年々ウェブ上のセキュリティーに対する厳格さがましており、それに対応できなくなったのではないか、と思われます。
なお、HTML自作サイトは、もはや趣味の世界ですね。
2つ目は、wordpress+WooCommerce。
当店でも2店舗はこのスタイルでECサイトを稼働しています。
自作というと語弊がありますがDIY感があって作り上げるのはなかなか楽しい。
そして、このタイプの自作サイトにカード決済が導入できるのはStripe。
もはやド定番で、アカウントを作ってwordpressと接続すれば即日カード決済を導入できるというスグレモノ。
決済手数料も3.6%と申し分ない安さです。
ネットショップ・オーナー5終了
自作ネットショップが作れるジャストシステムのパソコンソフト「ネットショップ・オーナー5」。
2012年頃に終了していますね。
使ったことはないですが、2000年代前半はソフトで販売ページが作れるとあって人気があったようです。
現在はオワコン。
この広い日本のどこかで、もしかするとまだ、ネットショップ・オーナーで自作している人がいるかも知れません。
もし、この事実を知ったなら、まさに浦島太郎の気分かもしれませんね。
ネットショップ・オーナーからの移行
参考までに移行方法をメモっておきます。
ジャストシステムのホームページにもQ&Aがありますが、わかりにくいですね。
もし、今、ネットショップ・オーナー5から別のサーバーに移行するならShopifyですね。
移行というより、新規で通販システムを借りて、「新しくデータを入れ直す。」といった感じです。
ネットショップ・オーナー5で作ったHTMLのページは、検索エンジンへの相性も最悪なので刷新したほうがアクセス数も売上も伸びるでしょうね。
ネットショップ・オーナー5が使える人ならShopifyはらくらく使えることでしょう。
データを移植するだけで、パソコン販売サイト、スマホ販売サイトが同時に完成します。
カード決済も、もれなくついてくるので、この令和時代にネットショップ・オーナーからShopifyに移行するのは、まるで江戸時代から令和時代に一気にタイムスリップした感覚を味わえるのじゃないでしょうか。