「本気でお金を稼ぐぞ!」というとき、稼ぎ方は人それぞれ。
バイトしまくって稼ぐ人もいれば、本業にプラスして副業でも稼ぐ人もいる。
怪しい仕事に手をつける人もいます。
このブログは、「起業」や「副業」がテーマなので、真っ当に稼ぐためにどーしたら良いかを考えてみました。
本気はいらない?
そもそも「本気って何?」って話です。
本気とは「冗談ではない本当の気持ち」ってなってますが、「本気で稼ぐ」というときの本気は、真剣に、まじめに取り組む。」くらいの感じですかね。
まあ、真剣になったから稼げるってもんでもないですし、まじめにやってるから稼げるってものでもない。
だから、正直、「本気」とか「真剣」とかあまり考えず、「楽に稼げる方法」を考えて行きたいですね。
いや、”真剣に”+”楽して”+”稼ぐ方法”を考えたいですね。
楽するにはブルーオーシャン
どんな内容で起業するにしても、副業するにしても、競争相手が多いところで戦うと「競争」が生まれます。
価格競争であったり、仕事の取り合いであったり。
そういうの面倒くさくないですか?
個人的には競争はしたくないんですよね。
だから、戦うフィールドは「できるだけライバルが少ないところ」、あるいは、「まったくいないところを選ぶ」のがポイントになってきます。
ただし、注意したいのは「ライバルがいない!ラッキー!」と思ったら、そこは「そもそも需要がない。」場合もあります。
わかりやすい例では、「年寄りだらけの過疎地で若者向けのセレクトショップをやる。」とか。
わかりやすすぎて、マヌケな例えですが、意外に同じようなことをやっている人もいるんですよね。
「え?こんなところでオーガニック料理の店?」ってお店が近くにできたことがありました。
その地域は、言い方悪いですが、あまりガラが良くない、民度が低い。
「オーガニック」なんて人は、どう見てもごく少数派。
案の定1年ほどで閉店しました。
このように、ブルーオーシャンは需要とセットで見ないと、だいたい失敗するので注意したいところ。
参入障壁を考えて作る
運良く需要があり、ブルーオーシャンのフィールドを見つけたら、いざ参入!
「鼻息荒く事業を始めたけど、すぐに近くにパクリができて客を奪われた。」ということは往々にしてあります。
これまたわかりやすい例で言えば、からあげ屋。
昨今のブームに乗って「この地域にはからあげ屋がない!いい物件も見つけた!ラッキー」と開業したところ、予想的中で大人気。
毎日行列!
しかしながら、喜びもつかの間、目と鼻の先に、有名な安いからあげ屋ができてしまった・・・
お客さんは有名で安い方に流れますよね。
安い他店ができても「うちを選んでくれる理由」をあらかじめ作っていないと、こういうことになります。
ライフサイクルも知っておく
当店(Shopifyで通販運営)も、似たような悲しい歴史があります。
爆売れヒット商品が出てウハウハ販売していました。
ところが、「それが売れている」という多数の他店がどんどん仕入れ始めネットで割引販売を始めた。
誰でも仕入れられる商品だったんです。
たまたま1番のりで売り出した、たまたま当たっただけ。
結果、年間1億売れていたヒット商品も年間30万円も売れたらラッキーな、どん底売り上げ状態に落ちてしまいました。
速いうちから仕入先(メーカー)と交渉して「独占(仕入れ)販売」的なポジションを獲得していたなら、今頃は六本木とか新橋とかに自社ビルが建っていたでしょう。
ただ、ヒット商品は、やはり一過性のもので、時代の流れとともに「売れなくなる」というライフサイクルも考えておかないといけないです。
「今売れているから。」と言ってずっと売れるわけじゃないです・・・
当時は、「ずっと売れ続ける。」なんて錯覚に陥ってました。
あ、思い出すだけでつらい(´;ω;`)
「ロックイン」は取り扱い注意
誰もが使っているケータイ電話(スマホ)。
「SIMロック」だの「2年縛り」といった言葉を聞いたことがあると思います。
そのせいで、スマホってなかなか「簡単に」乗り換えられませんよね。
これは大手企業、特にIT系が当たり前のようにやっている「ロックイン」という手法です。
我々EC業界の大手「楽天」もそう。
楽天を退店しようと思っても顧客情報は持って出られないんですよね。
顧客情報を捨てて退店したなら、またゼロから。
ロックインは「ほかのサービスに乗り換えにくくする強固な仕組み。」ということです。
まるで足首にチェーンを繋がれた状況です。
この手法を、自分の事業の中にこっそり仕込んでおけば、利用ユーザーは他のサービスに乗り換えにくくなります。
購入額が上がればランクがもらえるサービスもある意味ロックインですね。
ただ、楽天やスマホキャリアのように、ユーザーから「不満の声」がでるようなやり方だと、事業の根幹を揺るがさないことにもなりかねないので注意したいところです。
特に小さな企業で顧客数が少ないと、顧客にそっぽを向かれると事業は一瞬で終わりますから。
切り口を変えるアイデアがオススメ
「からあげ屋もさ、動画編集もさ、世の中で知られている仕事はすでにライバルだらけじゃん。そんな中で、ブルーオーシャンなんて見つけられんの?」
そうなんです。
人が考えることはだいたい同じです。
私も、「この事業は誰もやってない!」と思って実店舗ビジネス始めたところ、別の地域で、まったく同じ内容の事業をやっているのを見つけたことがあります。
たまたま商圏が違うのでライバルにはならなかったのですが、普通の人が普通の頭で考えたら、だいたい皆同じになるんですよね。
そこで、人がなかなか考えつかないアイデアをひねり出す方法が「切り口を変える」という手法です。
例えば、「たまたま家具が仕入れられる。」という状況のとき、「仕入れて売る」というのがふつうの考え方でしょう。
じゃ切り口を変えたらどうなるか?
家具のレンタル。
まあ、家具のレンタルも今では普通にありますが、最初に始めた人は、この「切り口を変える」手法でビジネスを始めたわけです。
陳腐な例ですが、この種の事例がたくさん読める本があるので紹介しておきますね。
「へ~」っと思う事例がてんこ盛りです。
以下の記事も、起業アイデアを出すにはオススメです。
売り上げNO.1のタクシードライバー
今思い出したけど、昔、売り上げNO.1のタクシードライバーが話ているのを聞いたことがあります。
彼は、なぜダントツのNO.1になったのか。
答え:双眼鏡で客を探しながら運転していた。
ちょっと笑っちゃいますが、そんな事しているタクシードライバー見たことないですよね。
だいたい、タクシーと言えば、タクシー乗り場に一時停車しているから、流しているか。
流しているタクシーも、手があがってから停まるじゃないですか。
その「手を挙げそうな人」を遠くからいち早く見つけて、他のタクシーを追い抜いて、そういった客を取りに行っていたわけです。
「そこまでするか?」なんて思いますが、他のビジネスでも「そこまでしないと稼げない」世の中ではないでしょうか。
キーワードは「そこまでするか!?」とか「誰もやってないこと」とかですね。