「副業で稼げる」系広告に騙されるな

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インスタグラムなどSNSを見ていると、「週末起業で稼ごう」とか「自動課金ビジネスで儲ける方法」など、いろんな広告が出てきます。(最近は出て来ないけど)

人の射幸心(儲けたいという気持ち)をあおる写真や言葉を、ふんだんに使いメール登録やLINEの友達に追加するよう促されます。

すでに登録した人もいるかもしれませんね。(^^)

南国のビーチで撮影された「売主」の動画などを見ると、「あ~おれも楽して儲けて海外旅行行きて~。」なんて思ってしまうかもしれません。

試しに友達登録してみたところ、、、

「アパレル系のアウトレットをやりませんか?」的な広告です。

「すでに◯◯さんが、メルカリでコンスタントに稼いでいます。その結果のファイルを無料で閲覧できます。」とあり、見てみたところ、たしかにエクセル上では稼げていました。(そんなものを見せられても信じるわけねーだろw)

そして、実際に仕入れをするには「LINEで打ち合わせをするのでメッセージをしてくれ。」と。

「は?」と思いましたが、メッセージしてみました。

「年齢は?」から始まって、現在の職業やどれくらい稼ぎたいか?などの質問がありました。

「なんで仕入れするのに、そんな質問に答えなといけねーんだよ。」と面倒になって放置しました。

すると、数ヶ月してきたLINEにびっくり。

今度は、「家の外壁が傷んでいたら保険で直せます!」とか、そんな感じの内容。

アパレルの卸じゃねーのかよ。

めちゃくちゃ怪しいじゃん。

ということで、LINEは完全ブロック。

以上。

広告は広告主の釣り活動

「広告は何のために打つのか?」を考えると、当たり前にわかること。

広告主が儲けるため。

それ以上でもそれ以下でもない。

「あなたも副業で稼げる!」なんて広告を見て「え!?こんな私でも??」と思う人は、本当に純粋な人です。

騙されてやすさ満点のおいしいカモさん。

もちろん、一般的な企業広告の場合は、「洗濯物がきれいになる(洗剤等)」であったり、「おいしさを満喫する(ピザ等)など、消費者側にもメリットがあるものがほとんどです。

しかしながら、副業や独立をネタにした広告の場合は、消費者が一方的に損をしてしまうキケンな広告も紛れているので注意が必要です。

怪しいセミナーに潜入してみた

広告以外、無料セミナーをエサにカモをおびき寄せる手法もあります。

そんなちょっと怪しいセミナーに潜入してみました(笑)

場所は神田にあるレンタルオフィス的なところ。

この日は10人くらいの参加者がいました。

先生と言われるセミナー講師は30代前半くらいのイケメンとまではいかないまでも、まあハンサムな感じの男性です。

ちょっとウケた(w)のが、足の先から頭のてっぺんまで全身ブランド品(それとわかる模様丸出し)で、「おれイケてるだろう。」的な空気感。

ブランド物に着られている感じでしたね。

最初に全員でリラックスする体操をしたあと、先生が話始めます。

内容は、知らない人には多少有益な話かもしれませんが、EC歴の長い自分にとっては退屈な内容。

一通り説明が終わって、最後は商品販売とクロージング(契約を取ること)です。

要するに情報販売のマニュアルの契約を取りたいんですね。

「あなたの経験をデジタル化して、ランディングページを作って販売しましょう。」ということで、コンサル込み総額30万円。

キャーですわ。

そんな内容で、よくもまあ30万なんて値段が付けれるわ。と内心爆笑しながら、「あなたはどうしますか?」と聞かれたので「帰ってから検討します^^」と回答。

懇親会もあったので、ついでに参加してみました。

なんというか、変な人種の集まりですね。

でも、普段であうことのないような人種と話ができたのは貴重な体験でした。

副業の女性率が高い!

起業のコンサルをしていますが、最近会う人は女性が多いです。

だからと言って、「女性の起業率が高い。」とは限りませんが、もしかして「女性の方がアクティブ?」なんて思っちゃいますね。

最近相談に来られたある女性(26歳)は独立を目指して活動しています。

アルバイトをしながら副業(ハンドメイド商品の販売)でアクティブに動き回っています。

ただ、話を聞いていると「その行動力は100点満点だけど、もっとビジネスの知識を身に着けましょう。」という結論に至ってしまいます。

せっかくの商品も売り方が悪いと売れませんし、広告を出すのも見当違いの出し方をすると効果がありませんからね。

要するに、マーケティングの勉強をしましょうってことです。

ハンドメイドの販売でも、型番商品の販売でも、ビジネスをするにはマーケティングは絶対に必要です。

モノを作る技術が1つのタイヤ。

マーケティングがもう1つのタイヤ。

両輪揃って初めてビジネスとして動き出せますから。

いくらモノ作りの腕をあげても、売り上げは上がらないことを知る必要があります。

副業するならまずはコレ

話はそれます。

「副業をしたい。」と言う人をたくさん見てきましたが、「副業をしたいけど、結局できていない。」という人に共通しているのは「時間管理ができていない。」ということです。

朝6時起きでフルタイムで勤務(18時退社)。

フルタイムで疲れた人が、その後、また別の仕事ができるでしょうか。

無理ですよね~

だから、逆なんですよね。

「フルタイムで働いても疲れていない。」状態であるなら、その後も、元気に活動できるわけです。

フルタイムで疲れない働き方はいろいろあると思いますが、まあ「手を抜く」でしょうね。

一時期、取引先とよくキャバクラに行っていましたが、8割位の女の子はフルタイムで働いた後の副業でした。

話を聞いていると、フルタイムのほうの働き方は完全に手抜きってのがわかります。(要するに仕事できないやつらw)

そりゃ、退勤後も働けますわ。

経営者なんで、社員にそれをやられると業績に影響してしまうのでやめてほしいですが、働く側は経営者の事情なんか知ったこっちゃねーですからね。

経営中の一社で働く社員の1人が2年くらい前から副業を始めました。(副業禁止ルールなし。)

すると、あきらかに仕事のクオリティーが下がったんですよね。

小さい会社なんで、それがちょんバレです。

クビにするタイミングを見計らっている状況です。

小さな会社で働いている場合、仕事のクオリティーの変化は経営者も気づきやすいですからね。

バレないようにやりましょう(笑)