コンサルしてみてわかった「稼げる人」と「稼げない人」の違い

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たまーに頂くご質問。

ネットショップに関わらず、物販やサービスにも関わらず、「稼げる人」と「稼げない人」がいます。

その違いはなんなのか?

決定的な違いはこれ!

稼げる人と稼げない人の決定的な違いは「稼ぐ意思」があるかないか。

それも、本音の部分でも意思が決まっているかどうか。

それだけです。

コンサルではありませんが、フリーランスでハンドメイドの商品の販売を始めた女性(50代)と話しをしたことがあります。

手の込んだものを作っていて、「いくらで売れると思います?」と聞かれたので、私は「そのクオリティーなら1個3,900円で売れますよ。(送料は別)」と言いました。

ところが、彼女は「送料込みの2,800円で売るんです。」と。

そして、「私商売下手なんです(T . T)。」と。

「決まってるんだったら意見を求めるなよ!」と思いましたね。

彼女の場合は、稼げない人というよりは、稼ぐつもりのない人です。

人にアドバイスを求めるかのように聞いてきますが、本人の中には「決定事項」があるんですね。

「自分が儲からなくてもお客さんに安く提供して喜んでもらいたい。」

そんな想いで販売をしているわけで、それはそれで彼女のスタイルなので全然オッケーだと思います。

ただ、このタイプの人のコンサルをまともにやろうと思えば心折れます。(アドバイス聞かないわけですから・・・)

稼ぎたいのに稼げない人 (30歳女性)

一方、稼ぎたいのに稼げない人もいます。

これまた女性(30歳)ですが、年間200万円の貯金をしたいから「しっかり稼ぎたい。」と言います。

「あなたの商品なら、このやり方でやれば200万なんてすぐ貯まるよ。」とアドバイスしました。

素直にそのアドバイス通りやればちゃんと稼げるのに、彼女は我が強いというか素直じゃない性格のようで、アドバイスはいっさい無視。(またか)

自分がやりたいようにやって、結局、全然稼げていない状況です。

実は、彼女の場合も「稼ぎたい。」というのは口だけで「本音」では稼ぐつもりのない人です。

というのも、実家がそこそこ裕福で両親も健在。

最悪(お金が尽きたら)、「実家に帰れば済む。」と考えているからです。

このように口で言ってることと、本人は意識していない本音の部分が違うケースは多々あります。

あなたはどちら?(笑)

稼ぎたいのに稼げない人 (40代男性)

一度コンサルに入った店舗持ちの男性。

お店の改善点などを指摘している途中で「それは過去にやって意味がなかったから。(アドバイスされても、やらない。)」と。

人の意見を受け入れない、素直さがない最悪のタイプです。

その一言でコンサルは即中止、契約解除にしました。

稼げない人の特徴は「意見を聞かない。」「素直さがない。」です。

これはビジネスの世界に関わらず勉強やスポーツの世界でも同じです。

(1)ベテランからのアドバイスを素直に受け入れて正しい基本形を作る。

(2)基本がしっかりできるようになれば、自分なりに試行錯誤しながら、さらに上を目指す。

この最初の段階を拒否するわけですから、そりゃ稼げませんよ。

この人も、口では「稼ぎたい。」とはいうものの潜在意識では「貧乏のまま」を望んでいるパターンとも言えます。

人間誰しも、例え苦しい生活でも、その「慣れ親しんだ環境」から抜け出すことを本能的に嫌がります。

ダイエットと同じです。

太っている自分が長いと、いくらダイエットしても、本能的に太った自分に戻ろうとします。

稼げる人とは止まらない人

稼げる人は言ってしまえば24時間止まらない人ですね。

起きてる時も寝てる時も、自分のビジネスを振り返り、常にPDCAを回すような人です。

ある目標に向かって努力を続ける人。

陳腐な表現ですが、シンプルに「それ」です。

サラリーマンなどの経験が長いと「仕事」と「休み」を切り分けて活動するかもしれませんが、起業家と言われる人の大半は365日24時間稼働しっぱなしのことが多いです。

手を緩めると同時にビジネスも失速していくことを知っているからでしょう。

個人的にも経験があるんでよくわかります。

別の言い方をするなら、稼げる人はモチベーションを維持し続けられる人です。

モチベーションの維持は、本当に大変です。

自分で自分を洗脳するくらいの勢いでやらないと、次から次へと降りかかる問題や課題に心が折れてしまいます。

メンタルの強さも大事だと思います。

あとは楽観や鈍感力といったものも持ち合わせているとなおよろしいかと思います。

稼げる人はゴールを見ている

「稼げる人は止まらない。」と同じことなんですが、稼げる人はゴールを見ています。

なので日々の活動は、その通過点に過ぎません。

「トラブルが起きようが、それも経験しなければいけないこと。」と割り切って問題解決に望みます。

そこで経験値アップ。

陳腐な例ですがマラソンですね。

人生もそうかもしれません。

「42.195km走る。」と決めていたら10kmや20km地点などは通過点なので、そんなところでへばってしまうわけには行きません。

稼げる人はTTP!

飲食業界にTTPと言う言葉があるのをご存知でしょうか?

「(T)徹底(T)的に(P)パクる。」という日本語の略です。

「鳥貴族に対する鳥二郎」が一番わかりやすいかもしれません。

看板デザインからメニュー構成まで、徹底的にパクって店舗数を伸ばしながら「稼いで」います。

「大手チェーンの話なんでカンケーない。」と思うかもしれませんが、どのビジネスの現場でも稼げる人はTTPがうまいんですね。

稼げる人は自分のビジネスを良くしようを常に考えていますから、自分とは関係のない業種の成功例などが応用できると思えばすぐにパクって取り入れます。

稼げる人は基本的なことを知っている

ビジネスの基本知識って意味ですが、簡単なことから難しいことまで、いろいろありますが、ここで言うのは「簡単なビジネス知識」くらいです。

それを知っているか知らないか。

その簡単な知識のひとつ。

例えば、問題形式にするとしたら、(問1)客の種類には、大まかに「お客」「見込み客」「冷やかし客」とあるが、それぞれの違いを説明しなさい。」といった感じです。

答えは、「お客さん」は購入歴のある人。

「冷やかし客」は、買うつもりのない人。ここまでは誰でも正解できると思います。

でも、「見込み客」となると正解は少なくなります。

見込み客は、「お金を払って現実を変えたいと思っていて、かつ、商品やサービスを買う心の準備ができている人」です。(これは人によっていろいろな言い方をしているので、参考程度に考えてください。)

「現実を変えたい」というのは、わかりやすく言うと、「お腹が空いていて満腹になりたい(現実を変えたい)人が、財布を持って(買う心の準備ができている)ランチのお店を探しているようなケースと考えてください。